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Redo the life  作者: 日向 ゆい
4/6

変わらない現実

「なぁ、流石に重いんだが」

「買いすぎちゃったね」

夕飯の材料の他にも色々と買ったせいで時間がかかった。

「早く帰ろうぜ…」

「そうだね、そうしようか」

デパートを出ると16時なのか空は赤く色づいていた。

「急がないと暗くなっちゃうね」

「そうだな…」

事故があったことしかわからないが。今日、何かが起こりそうな気がして怖い。

「…この世界は、多分大丈夫なはずだ…」

「ん?どうしたの?」

「…いや、何でもないよ」

家までつけば、大丈夫だと思っていた。だが、現実は違ったようだ。

「__ハル君、危ないっ!!」

あぁ、なにも変わらないのか。

「__楓ぇぇえええ!!」

またか。またなのか。

「……ハル君が…無事で…よかった…」

結局無かったことになったとしても。誰かがここで轢かれるのは変わらないようだ。

「……起きろよ楓!」

俺が轢かれそうになって、楓が庇ってまた轢かれた。この世の神はどうやら使えないようだ。

『また会えたね。君はまた望むかい?』

__そんなもの、とっくに決まってる。

「楓を助けるまで。何度でも望んでやる」

2度目の世界が暗く歪んでいった__

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