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この恋のために2  作者: ひなた真水


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三者会議

 今日はボイスチャットで、滝と弥勒と俺で揃って、春休みに行く旅行の事での相談だ。

 滝の家はホテル業やってるから、きっと色んな泊まるところに詳しいだろっつー事で参加なのだ。


K.ta「それじゃ大まかに決めてる期間は、1泊か2泊なんだね?」

HAL.Ca「だよな? いくら春休みっつっても、予算の都合もあるからそれ以上はムリだし」

Mrock「その代わり、その期間にたっぷり楽しい事を詰め込みたいっちゅうのが、オレらの希望なんや」


「了解。その期間でたっぷり楽しむなら、ぜひウチのホテルに…って言いたいとこだけど、2人にだったら、もっとおすすめしたい場所があるね」

「お? 修業中とはいえ、給料もらってるプロのおすすめか、どんな場所や?」


「グランピングなんかが、男同士だと楽しいんじゃないかって思うけど、どうかな?」

「グランピング? 聞いたことねえ言葉だな??」

「ああ、たしか… キャンプみたいな事が出来るっちゅう感じやったっけ?」


「む? キャンプとか飯盒炊飯とかとは違うのか?」

「キャンプや飯盒炊飯とかBBQって、色んな装備が必要だろ? そういう装備を貸し出してくれるホテルって考えればいいかな?」


「キャンプのホテルか! そりゃなんか楽しそうだなっ」

「器具貸し出ししてくれる施設があるから、気楽にキャンプ気分が楽しめるんやな?」

「器具だけじゃないよ。食材の準備とか、調理とか、後片付けのサービスだって頼めばやってくれるんだ」


「すげえ。お大尽みてえな贅沢キャンプだなっ」

「おれはその中でも、コテージを借りるのがおすすめかな? 少々騒いでも周りの迷惑にならないしね」

「高校生なオレらには、もってこいやんけ、それ」


「だな。それなら花火とか持ってってやったりしても楽しそうだしっ」

「花火くらいなら、頼めば用意してくれるって。そういう事をして楽しむ施設なんだから」


「要するにアウトドアでやるような遊びなら、頼めば準備してくれるっちゅう事か。どや、遥? めっちゃ楽しそうやし、そこに決めへんけ?」

「だよな。普段出来ねえ事いっぱい出来そうだし、俺もグランピングがしてえぞ、弥勒」

「1番近くのグランピング施設は、この市のはずれぐらいだし、けっこう近いよ?」


 そう言う滝から、グランピング施設のサイトのアドレスが送られてきた。

 ふむふむ。BBQに、焚き火に、花火に、パン焼きに、燻製料理まで出来るのか〜、すげえな。


 俺絶対ここ行きてえ。ここなら、もし弥勒との進展が上手くいかなくても、絶対楽しい思い出がいっぱい出来るだろうし、ここがいい。

 俺と弥勒でここにしようっつって決めると、滝は彼方と通信するからって落ちて2人になった。




「遥、宿泊予算はどんぐらいか考えてるけ?」

「考えてるけど、ここなら1泊に全部乗せすればちょうどいいぐれえじゃね?」

「お? 遥もオレと同意見け? やっぱ1泊にして全部やるこのコースが良さげやんな?」


 チェックインしてBBQ、夜に焚き火と花火で遊んで、一晩泊まったら朝からパン焼き教室と燻製料理体験して帰ってくるっつーのが絶対いいだろうっつって、弥勒と話し合う。


「あ、でもな、俺ら高校生だし、ビールとか飲めねえけどそれどうする?」

「せっかく初の旅行なんやし、酔っ払ったら勿体ないやろ。なしでええやんけ」


「それもそだな。だったら俺、BBQにノンアル飲料も頼みてえんだけどかまわねえか?」

「あー、BBQには甘いのよりビールの方が合うもんな〜。ノンアル飲料頼もか」


「ふふ。電車にみかんだぞ?」

「おう。BBQにはビール、遥お得意の電車にみかんやな」


 弥勒と2人で旅行計画を立てていくのは、すげえ楽しいな。

 そだ、これは言っとかねえとだ。


「……弥勒、その…せっかくの旅行だけどさ、俺まだ全部は大丈夫じゃねえんだ。すまねえ」

「そんなんかまへん。まずは2人きりの旅行楽しもうや」


「えへ。良かった〜。ごめんな、俺が亀みてえな速度しか出せねえヤツで」

「亀でええねん。ゆっくり進んだ方が、色んな景色見て楽しむことが出来るやろ?」


「む。亀でいいのか? 弥勒も俺といっしょに歩いて、景色楽しんでくれるか?」

「当然や。2人で進むもんやし、2人のペースで歩いて行こ」


 弥勒が俺の速度に合わせてくれるヤツで良かった。

 俺、弥勒を好きになって良かったって、こういう時すげえ思うぞ。大好きだ、弥勒。

もしよければ、ブックマークや⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎を付けてくださると作者は泣いて喜びます(๑>◡<๑)ノ

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