隣街バード
モンスターを倒しながら隣の街を目指し歩いてきた俺たちはついに隣街バードについた。街の名前の由来はバード商会という大きな会社の本社がこの街にあるからだそうだ。
「ようやくついたな。」シーがそうつぶやいた。確かに旅は長かった大体6日ぐらいかかっただろう。「そうだな。」俺がそう返す。
「とりあえずどうしますか。」僧侶が聞く。「私、バード商会の店行きたい。」ギールがそう言う。「よし。バード商会に行くか。」そうして俺たちはバード商会に行った。
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バード商会
「おおすごいな。」今俺たちはバード商会にいる。大きな会社だと聞いていたが予想を超えていた。この建物ものすごくデカい。例えるなら王城の半分くらいの面積があるんじゃないかと思うぐらいだ。そして外装も内装豪華だ。外装は石造りの王城をイメージさせるデザインで内装は一面絨毯が貼ってあるし壁には絵画などが飾られている。そしてすごいのはこの建物の入り口にある大きな石像だこの石像ワシをモチーフにしているらしい。「どこいく?」ギールがそう聞いてくる。
「こんなに広いとわかんねえ。僧侶、どこ行けばいい。」こんな時は僧侶に聞けば大体助かる。僧侶は豪華な建物などに昔よく行っていたのかルールやマナーなどをよく知っている。だからここでも僧侶に聞けばいいとそう思ったのだ。
「私たちは冒険者だから…この武器や防具が売ってるこの場所ら辺を回るのがいいと思う。」ほらみろ俺の予想は当たっていたのだ。そういうわけで俺たちは武器などの売り場に行った。いく途中この建物に入っている他の店をチラッと見たが貴族用の服や宝石、一般市民用の服や家具などが売っていた。俺たちが使えそうなのはなかった。服は使えるだろって、ああいう服は大体動きにくくて冒険者にはこの真似ない。何かあった時服に引っかかって動けないなんてことがあったら大変だからな。
武器売りばに着くとまず目に入ったのは目玉商品である。ミスリルの剣だ。ミスリルの剣は魔力が通りやすく魔法剣士との相性がいいそれにミスリルには聖系の力も備わっていてアンデットなどのモンスターを討伐するのにうってつけだ。
「さすがだな。ミスリルの剣まで売っているとは。」シーが思わずそう言葉を漏らす。「確かにな、他も見ようぜ。」その後武器などのを見た。すごいと思った武器はさっきのミスリルの剣と炎の剣、バード剣などだ。武器を見た後は防具を見る。
「いろいろある。鎧にローブまで。」ギールが嬉しそうにいう。「たくさんの種類あるな。」防具を見ている時にアクセサリーを見つけた。指輪のようなものだ。それを俺が見つけた時ギールはすでに気づいていたようだ。ギールが俺に物欲しそうにみていたからつい買ってしまった。まあいいだろう買っても勇者だしな。
その後も俺たちは楽しく店内を回った。