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勇者の旅立ち

謁見が終わり俺たちは宿屋に行く。ここで待ち合わせの約束をしたからだ。

「終わったのか?」こっちに向かってくる僧侶がそう尋ねてきた。

「ああ。無事終わったよ。」そう俺が返す。

「まあ。とりあえず宿に入らないか。今日はもう休もうぜ。」戦士がそう言う。

「確かにそうするか。」そういい俺たちは宿に入って行った。

ーーーーーーー

「あ〜〜今日は少し疲れたな。」戦士が背を伸ばしながらいう。

「まあ。王様と会うなんて滅多にないことだからな。」俺はそう言葉を返す。

「それより。王様からもらったもの分けようぜ。」戦士はそういい荷物の入った袋から剣を取り出して俺に渡した。

「なかなかのものだ、この鋼の剣。」戦士はそう言う。確かにすごいさすが王様からの贈り物だ。きっと別の世界の王様もこんなものを支給しているのだろう。銅の剣と50ゴールドだけなんてありえない。

「これは。お前たちようだな。」そういい杖を2人に渡す。

「これからどうする。勇者さんよ。」戦士が俺に聞いてくる。

「とりあえず今日はここに泊まろう。明日からここを離れて隣の街を目指そう。」

「そうだなそうするか。」今後の方向性が決まった。「あのせっかく宿をとったんだったら風呂に入りません?ここあるみたいだし。」僧侶がみんなに言った。

「それもそうだな。じゃあ風呂に入るか。」ここの風呂はデカい、大浴場と言うらしいそして男女は別だ。

「私はいい。」そう魔法使いが言った。

「あるんだから入ればいいじゃん。」僧侶が言う。

「何か水に対して嫌な思いでがあるんじゃないか?」そう戦士が言った。

「まあそう言う感じよ。」戦士の予想はあったていたらしい。

「じゃあ俺たちはいっとくよ。」魔法使いにそういい風呂に向かった。

ーーーーーーーーーー

「すごいな。さすがは王都の宿屋というところか。」今俺は驚いている。大浴場だとは聞いていたがただデカいだけかと思っていた。だが実際はかなり豪華に作られていた。王城に比べたらあまり豪華ではないがそれは一回りか二回りぐらいの差しかない。「そうだな。」戦士もそう思ったらしい。俺は戦士と一緒に風呂を楽しんだ。今日で戦士とは結構仲が役なった気がする。

ーーーーーーーーーー

「お前たち準備はできてるか?」

「大丈夫だ。ルー。」

「私たちも大丈夫です。」

今から俺たちの魔王討伐が始まる。

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