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仲間の裏切り
俺はギールに向かい剣を振るがギールにあまり当たらない。もし当たってもギールを切れない。ギールはスライムのモンスターだったから。あまり当たらないのは、俺の気持ちの整理がまだついてないから。さっきまで話してたやつが、この前まで一緒に戦ってきたやつと戦ってる。そう思うだけで気持ちが悪くなる。俺はきっと勇者には向いていない。モンスター相手にためらう俺なんて。
「ギール。お前強いな。あの時、手ぬいてただろ。」俺はそう聞く。こんだけ強いのなら、シーヌのやつは死ななかった。あの時からすでに俺たちのことを裏切ってたんだ。まあもとから魔王軍なんだけど。でも気になることがある。宿屋に泊まってる時、きっと俺をいつでも殺せたはず。なのに殺していない。今でもそうだ。勇者で剣を使う俺とスライムは相性が悪い。ギールがてをぬいていなかったらすぐに俺は、殺されるはず。つまりあいつも気持ちの整理がついていないと言うこと。じゃあ俺がその気持ちを利用したら勝てる。そう思った俺はすぐに実行した。




