表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第7章:キズナネット

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/135

第77話 キズナネット本社

 新幹線に乗って東京にやって来た。


 キズナネットはかなりの大会社らしく。

 そこそこの大きさのビルを、丸ごと本社にしている。


 そんな企業、殆どないよな。

 どっかのビルの1フロアを丸々借り切ってる、ってのはよく聞くけど。

 ビル丸ごと1個はそうそう無い。


 そんなすごい会社のパーティーだ。

 出られるもんなら出てみたいさ。


 ……ちなみにタケルさんはダンマリ。

 せこいのではないか、卑しいぞ、なんて言ってくることを予想したけど。

 そこまで口うるさくは無いのか。


 ネットに出ていた住所を頼りに、キズナネット本社ビルにやって来た。

 まあ、デカすぎるビルじゃ無いけど、しょぼくもない。

 外観は綺麗だった。


 他の大企業の多くが、デカイビルのワンフロア貸し切りの事実から考えるに、ビルの大きさはキズナネットを卑下する理由にはならないだろう。


 ビルに入って受付に行き、市子が


「藍沢市子です。今日のパーティーに招待されました」


 そう言うと。


「ああ、藍沢様ですね。お待ちしておりました」


 ビシッとしたOL風のスーツで身を固めた受付の女性はニッコリと笑い。

 どうぞこちらへ。


 そう言って案内をしてくれる。




(ねぇねぇ)


 言われるまま先行する受付の女性に付いて行きつつ。


 案内されながら市子が俺に囁く

 俺は耳を寄せて


(何?)


 同じく囁き声で返し。

 彼女が


(……新幹線の領収書、いつ引き取ってくれるのかな?)


 ……それはまあ、死活問題だよな。

 片道でも万越えてるわけだしな。




「現在会場を準備していますので、どうかしばしここでお待ちを」


 別室に案内された。

 8帖くらいの部屋だ。


 ソファとローテーブル。

 そして冷蔵庫、電気ポットがある。


「冷蔵庫の中身と電気ポットは自由にしていただいて結構ですよ。では」


 そう笑顔で言って。

 受付の女性はこの部屋を出ていった。


 俺たちは2人残される。


「行っちゃったね……」


「ああ……」


 部屋を見回す。

 綺麗な部屋だ。


 掃除は行き届いてるし。


 冷蔵庫は国産じゃなかったけど、新しいもので。

 ポットの横にはインスタントコーヒーと紅茶のティーパック、そしてカップが備えてあった。


 もてなしとしては十分すぎるというか……


 ちょっと、異常じゃね?

 俺たち、ここまでされるほど偉いか?


 流石にちょっとそう思ったけどさ……

 キズナネットは大企業みたいだしなぁ……


 そんな会社が、俺たちのような庶民を担ぐはず無いし。


 ま


「紅茶でも……いや、インスタントコーヒーでも飲もうか」


 そう言って俺はコーヒーを2人分淹れるためにポットの方に向かおうとした。


 そのとき。


 コンコン、と。


 この部屋のドアがノックされる音が響いたんだ。

誰が来たのか。


読んでいただき感謝です。

ここまでの物語が面白いと思って下さった方、是非評価、ブクマ、感想等をお願い致します。

(反響を実感できるのは書き手の喜びです)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想をいただけましたら必ず返信致します。
些細な感想でも頂けましたら嬉しいです。
ブクマ、評価、いいね等、いただけましたら感謝致します。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ