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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第6章:法王バイル

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第73話 そういえばコイツは

「ゼイモン様! 助太刀感謝致しマス!」


 イザべリアの感激の声。


 この状況でノーブルクラスがさらにもう1体……!


 絶望じゃないか……!

 もう、絶対に勝ち目がない……!


 俺は絶望のあまり、破れかぶれになり


「ゼイモン覚悟しろ!」


 そう叫び、ゼイモンに向けて突進する。

 だけどアイツには「自身の行動速度を1000倍に速める」特殊能力がある。

 ハッキリ言って無駄な行為だ。


 こんな真似、確実に潰される。


 ……だけど。


 次の瞬間展開されたのは、俺がぶっ飛ばされること


 ……ではなく。


 薔薇イソギンチャクのナラッカ・イザべリアの触手をゼイモンが手刀でブチ切る振る舞いだった。


 キャア、という悲鳴と共に。

 市子と三波さんが解放される。


 その予想外の展開に


「グアアアアアッ! ゼイモン様一体何ヲ!?」


 イザベリアの悲鳴。

 こいつも全く予想をしていなかったのか。


 だけど。


「……お前たち、アスタルから何も聞いて無いのか、そもそも理解する気が無いのか……」


 ゼイモンの声は底冷えをしていた。

 その声には、激しい怒りが込められている。


 ゼイモンは


「この町は僕のテリトリーで、僕の目の届く範囲で価値ある人間を殺害するのは許さない、と」


 そうだった……

 こいつは捕食する人間を社会に不要な人間に限定するから、俺たちと共存しようと訴えるヤツだった……


 だけど……


 それが同じナラッカにこの対応……

 敵対的対応だと……?


「何を言っているノデス!? 落ち着いてクダさい! あなたはノーブルクラス……」


 食い下がるイザべリア。

 その声には説得しようとする響きがある。


 それを受けたゼイモンは

 ……明らかに、何かのスイッチが入って


 こう返した。


「……ああそうかい。つまり聞く気が無いんだな。僕の話は」


 そのゼイモンの声には……


 殺意があった。


 次の瞬間


「ブハアアアアアア!?」


 イザべリアはぶっ飛んだ。

 俺の目には何が起きたのかは確認が取れなかったけど。


 予想は出来る。


 1000倍速度の拳によるラッシュ攻撃。

 ……サウザントブロウだ。


 そして


「な、何で!? 何でオデを殴ルのッ!?」


 イザベリアの戸惑い、恐怖


 ……そして


 絶望。

 それを受けて


「そんなことも分からないのか」


 ゼイモンはそう言いつつ。

 右手をイザべリアに向ける。


 その手に紫色の輝きが宿って……


「……お前が人間より遥かに劣った、死すべきゴミムシだからだよ」


 あれは……魔光波。

 ゼイモンのもうひとつの必殺技……!


「な……何デ……? 何でェェェ?」


「やめなさいゼイモン!」


 悲鳴をあげるイザべリアと、ゼイモンを制止するバイル。

 だけど


「死ね」


「アアアアーッ!」


 撃ち出された紫色のエネルギー波は


 イザべリアの身体を貫いて大きな風穴を開けて。


 ……一拍置いて、イザべリアを爆散させた、。


 マジかよ……

 こいつ……


 人間を守るために、同族ナラッカを殺しやがった……!

まぁ、助けたいのはメインでは三波さんなんだけどな。


読んでいただき感謝です。

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