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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第5章:聖魔王

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第56話 人間ってメンドクサ

 メギドとはその後少しだけ話して、バイバイした。


 ……なんだかなぁ


『ミユキ……僕は知らなかった。本当に知らなかったんだ。メギドがナラッカだったなんてことは……』


 メギドと別れた後。

 ずっと、タケルさんが俺に言い訳じみたことを言ってくるんだ。


 いや、そこは疑って無いから。

 本人も言ってたじゃん。


 直接会わない人間にも伝わるように、広く事実を周知したら「本当にナラッカの言うことを信じて良いのか?」って馬鹿な勘繰りをする馬鹿が必ず出るからって。


 実際問題、メギドがナラッカから人間側に寝返ってくれなければ、ナラッカにとって人間は、今でもただの狩られるだけの餌だったはずなんだ。

 ……だからさあ


 事実上、メギドが人間を騙しているかどうかは特に関係無いんだよな。

 だって助力が無ければ戦えないんだもの。


 メギドを疑ったところで……


 人間の側の、ナラッカへの対抗策が消えるんだから、悪いことしか無い。

 だったら、言いふらすのは得策じゃないどころか有害だ。


 そんなもん、小学生でも分かるよな。


 知性を持った熊が襲って来てるのに、その熊を撃つ銃を供給してくれるのが人間のフリをした熊じゃないのかって。

 言っても仕方ない。


 だって、銃が無ければ喰われるだけなんだから。


 ……でも、それが分からない馬鹿が多いんだよ。

 悲しいことに。


 直接会って聞かされればそうでもないのかもしれないけどさ。

 伝聞だと増えるだろうな……そういう馬鹿。


 だから


(タケルさん、俺は別に疑って無いし、メギドさんが全てを明かさなかったのは、やむを得ないことだったと思うよ)


 俺はフォローをした。

 タケルさんは、成り行きで俺をこの世界に引き込んだ立場だから、余計気になるんだろう。

 あまりに大きな情報を俺が知っていなかったことが。


 ちなみに……


 メギドが俺に話し掛けて来たのは、聖戦士にしては素人っぽい雰囲気があるので、興味があったかららしい。


 だから訊かれたよ。


 何で聖戦士になったのか? って。


 隠すことでも無いので正直に言うと


「運が悪かったですね……それなのに鎧の能力の悪用を考えないでいてくれて、ありがとうございます」


 心底気の毒そうに俺の不運を慰め、そして俺の自制心を褒めてくれた。

 ……まぁ、確かに俺は悪用を考えたことは1回も無いけどさ。

 (資格試験に利用しようとはしたけど)


 褒められると……なんかこそばゆいというか、落ち着かない。




 そしてそんな衝撃の出会いから数日後。


『……瀬名君、ちょっといいかい?』


 魔道具の店の店主から念話連絡が入った。

 こんな連絡が……


『君に指名でナラッカ討伐依頼が入ったんだ。数日以内に店に来てくれないだろうか……?』


 何なんだ一体……?

一体誰が指名したのか?


読んでいただき感謝です。

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