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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第5章:聖魔王

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第54話 メイちゃん

 どう答えるべきか……?


 この子、聖戦士の関係者か……?

 もしくはナラッカ……?


 この場合は……


 とぼけるのは意味無いな。

 ナラッカが聖戦士に疑われた時点でほぼ詰みなのと同じだ。

 向こうが聖戦士を害するつもりなら、疑わしきは罰するの精神で来るだろうし。


「……何で知ってるんだ?」


 今更知ってもどうしようもないけどさ。

 一応確かめておく。

 何故バレたのか。


 声がちょっと震えてしまう。

 情けないけど。


 ……正面からナラッカに襲われる方がまだマシなんだ。

 搦め手で来られると、明らかに俺の手に余る。


 どうする……?

 もしこの少女がナラッカだったら……?


 俺だけならまだいいけど……

 地元の両親だとか。

 ……あと、市子が被害を受けるのは絶対に御免被る。


(タケルさんどうしよう……?)


 タケルさんに助けを求めたが、返事は無かった。

 こりゃ、相当ヤバイらしいな……


 背中に冷たい汗が流れる、


 だけど


「……怖がらないで下さい」


 少女はニコニコしながら、こっそりと耳の傍で

 囁いた。


「私がメギドです」


 ……は?


 とんでもないことを言われた。




 場所を変えた。

 あの丼飯屋では、他人に聞かれたくない話をするのは向かないと。


 運転手付きの車に乗せられて、連れていかれる。


 車の中で少女は人間名として城戸(きど)芽衣子(めいこ)を名乗り、今後はそっちで呼んでくれと言って来た。


 メギド……

 彼女の言うことが本当であるなら、俺の正体に即気づいたのにも納得ではあるんだけど。


 彼女がメギドなら、自分が与えた力を所持している存在に気づく能力があったとしても、別に変では無いだろ。



 連れて来られたのはどっかのホテルの喫茶店。

 ラウンジって言うんだっけ?


 かなり高級な店で、ソファやローテーブルが見るからに高級。

 そしてコーヒー1杯の値段が1000円を超えていた。

 たっか。


「これで落ち着いて話せますね。ここには他人の話に聞き耳を立てる人間はまず居ませんし」


 俺の向かいの席で。

 自分の分のコーヒーカップを手にしながら、ゆっくりと優雅にコーヒーを口にする、メギドを名乗る少女。


 俺は


「……色々聞きたいことあるんだけどさ」


 俺は1000円以上のコーヒーの味が500円のコーヒーと差があるとは思えないなと思いつつ、一口飲み。


「ええと」


 ……この子の人間名が出て来ない。


 そこですかさず


「城戸です。城戸芽衣子。メイちゃんとお呼びください」


 何がだ。

 なんかニコニコしながら、人でもないのにわけわかんないことを言ってくる。


「じゃあメイちゃん」


 咳払いをして。

 俺は訊いた。


「アンタ、神を名乗ってるそうだけど、ホントのところは何なんだ?」


 ……タケルさんの話ではよく分からなかったことを。

 魔道具の店の店主も教えてくれそうにないしな。


 ……ずっと、本人に訊いてみたいと思っていたんだ。

気にはなるよね。


読んでいただき感謝です。

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