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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第4章:賢者アスタル

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第39話 こんな人は絶対に守らないと

 一応、アポを取らなきゃ。


 まずは俺は、名刺に書いてある電話番号に電話する。

 すると


『はい。黒岡法律事務所です』


 ……女性の声。


 多分、三波さんだな。




 偶然時間が今空いていたらしい。

 そう言われたので電話した後、即事務所に入れて貰った。


 超ラッキーだ。


 ローテーブルにソファという、一般的な応接セットで市子と一緒に並んで座りつつ、少し待たせてもらう。


「黒岡先生はすぐいらっしゃいます」


「ありがとうございます」


 2人で頭を下げた。


「先生は正義のために弁護士になった人ですので、親身になって相談に乗ってくれますよ」


 応対に出てくれたのは三波さん。

 やっぱり、黒岡さんの秘書らしい。


 まぁ、それは知ってるけどね。

 俺は三波さんの言葉に頷く。


「はい。初めてお会いしたときに良い人なのは伝わって来たのでその辺は」


「私も、先生のお陰で救われたんです」


 三波さんは語り出した。

 いや、語り出そうとした。


 だけど


「……おいおい三波さん、僕の話は止めてくれないか。さすがにこそばゆい」


 ……苦笑しながら黒岡さんが現れたんだ。




 で、とりあえずここで会話する口実として持って来た、事務所に来た脅迫文書について相談する。


 前の席に座った黒岡さんは口を挟まずに、頷きながら聞いてくれて


「そりゃあ、メチャクチャですね」


 ……全部聞いて、そうコメント。


 うん。俺もそう思う。


「はい。ウチとしては法律に則って仕事してますので、訴訟なんて起こされる筋合い無いんですけど、最近こういう嫌がらせが増えて来たので、いい加減無視するのは悪手なんじゃないかって」


「見て良い気分にはなりませんし。他の会社では電話攻勢掛けて来る頭のオカシイ人もいるって聞いたことが」


 そんな俺たちの言葉に


「まぁ、警察に相談するのも良いかもしれませんけどね……警察は具体的に犯罪を犯さないと逮捕には動けませんしね」


 だからまぁ、現段階で警察に出来るのは、問題を起こしている人に注意をするくらいですかね。

 でもそうすると、逆上して刃物を持ち出すろくでもない人がその手の人間には多いんですよ……


 黒岡さんは難しい顔でそう言う。


 ……うん、やっぱ良い弁護士さんだ。

 相談者の利益を第一に考えて、的確なアドバイスをしてくれる。


「とりあえずそうですね……あまりしつこいようなら、僕の名前を出してくれてもいいですよ?」


 そう、笑顔で言ってくれた。

 おお……


「よろしいんですか?」


「ええ。懇切丁寧に、問題の人物に法の精神を伝えます。それで馬鹿なことを考えなくなるかもしれません」


 嫌な顔をしないで、快く面倒ごとを引き受けてくれるという黒岡さん。

 うーん……聖人だな……。


 こんな人は絶対に守らないと……


 俺は


「そんなことをなさっていたら、トラブルも多いんじゃないですか?」


 半ば本心だけど、本丸の質問をするための取っ掛かりとして、そんな質問をした。

 つまり、変な人間が最近近くに出て来てないか? っていう……

まあ、所長さんは本気で任せて欲しいと思ってますよ。

社交辞令じゃありません。


読んでいただき感謝です。

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