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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第4章:賢者アスタル

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第38話 弁護士さんと話をするには

「どどどどどどうしよう!? この近辺に化け物がいるよ!」


 市子が泡食っている。

 まぁ、気持ちは分かる。


 ヒトを餌食にするバケモンが、ヒトに擬態して近場に居るってのは確かに怖い。



 市子は聖戦士でもなんでもないわけだし。


 俺は


「落ち着け。魔針盤が反応して無いから、今の鈴でナラッカの変身は解けて無いみたいだし、いきなり襲っては来ないだろ」


 今襲ってきたら、絶対に不意打ちはされない。

 ノーブルクラスでない限り、返り討ちにしてやる。

 今の俺は、そのくらいの自信はあった。


 ゼイモンとやり合って、一矢報いたから少し自信がついたんだ。


 ……でも、ちょっとまずいなとは思う。

 これは黒岡さんも危ないってことだろ……?

 この近辺にナラッカがいるってことはさ……


 つまり、三波さんだけでなく、この事務所自体が狙われてるってことなのか?


 ……今まで倒したナラッカたちの口ぶりでは、この日本社会をグチャグチャにして、天魔王がこの世界に降臨するのに都合がいい社会にするのが目的だそうだけど……


 腕利き弁護士を亡き者にして、クズ弁護士を増やし、弱い人が悲惨な目に遭う機会を増やす。


 ……ありそうだよな。


 ほっとけない。何とかしないと……


 でも、どうやって話を切り出そうかな……?

 一般人である黒岡さんに本当のことを言うわけにもいかないし。


 腕を組んで考え込む。

 そこに


「……ひょっとして、事務所に行こうと思ってる?」


 横から市子の言葉。

 俺は頷き


「ああ、なんとか黒岡さんの事務所での会話に持ち込めないもんかと……」


 すると市子は少し考えてくれて。

 そして


「……ちょうどいいの、あるじゃん!」


 満面の笑みでスマホを見せてくる。

 スマホには、文章が表示されている……

 それを見て思い出した。


 ああ、そう言えば……


 あまりもアホらし過ぎて、無視しようと思ってた、これがあったっけ。


 ……俺の事務所のSNSのアカウントにさ、脅迫文書を送って来た馬鹿女がいたんだよ。


 なんでも、俺が結婚前調査で托卵の事実を突き止めたから、婚約破棄になり高額慰謝料を請求された挙句、お腹の子供の認知も取れなくなった、子供の養育費と慰謝料を寄越せ! でないと訴える! ってメール。


 知るかアホ女。

 こっちは法律に則って調査をして、お客さんに報告したんだ。

 俺たちの真っ当な仕事は、誰にも文句を言われる筋合いはない。


 勝手に苦しめ。

 自業自得だ。


 だから無視しようと決めてたんだが……


 ちょうどいいな。コレ。

 都合良い。黒岡さん事務所に会話を持ち掛ける口実として。


 コレでちょっと、相談してみよう……!

主人公は、自業自得で不幸になる人間にはとことん冷淡です。


読んでいただき感謝です。

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(反響を実感できるのは書き手の喜びです)

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