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聖戦士シャーロイル~名探偵になりたかったのに、何故かヒーローになってしまった~  作者: XX
第4章:賢者アスタル

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第36話 念写の限界は

「何でそんなことが分かるんですか?」


 俺は店主さんに訊ねる。

 そう判断する理由がまるで分からなかったから。


 そしたら


「ナラッカがヒトを獲物と定めると、その思念がヒトに付着するんだね」


 そんな話をされる。

 知らない話だから「そうなのか」としか言えない……


「言わば、唾をつける、みたいな感じだね」


 なるほど。


「で、所謂霊視能力があるとそれが見えるんだ」


 ……あ、そうなのか。

 そっちは魔道具由来じゃ無いのか……。

 店主さんの眼鏡が怪しいな、と思ったんだけど。

 店主さん、所謂霊能者だったのか。


 つまり……

 限られているけど、ヒトの固有能力なんだな。


 俺も見れれば良いんだけどなぁ……

 変身すれば見れるかもしれないけどさ。


「つまり、それがさっきの女性に見えたんですね?」


「そうなんだ。理解が早くて嬉しいよ」


 店主は特に微笑んだりはしなかった。

 まぁ、ヒトがナラッカに狙われてるんだしな……。


「あの女性の住所だが……」


 そう言って、店主が奥に引っ込もうとする。

 多分、何かで連絡先を聞いてたんだな。

 それとも、そういうことをする専門の人間が下に居るのか。


 でも俺は


「あ、別に良いですよ」


 言って、カメラを取り出し、高く掲げ


「玲瓏ッ!」


 ……変身をした。




 俺は変身して聖戦士の鎧を着装すると、霊視能力と念写能力が備わる。

 だから、こういうことが出来る。


(あの女性、今はどこにいる?)


 ……大通りを上機嫌で歩いている姿が見えた。


 職場にでも帰ろうとしてるのかな?

 スーツ姿だったし。


(あの女性の自宅は?)


 ……マンションの映像と、マンション名を示すプレート、あと部屋番号も見えた。

 なるほどね……


(あの女性を狙っているナラッカは?)


 全く反応なし。


 ……これは無理。

 やっぱりか。


 ……闇闘士ゼイモンの正体の念写も無理だったしな。

 多分、キチンと本人の姿を認識することが大事なんだろうな。

 そこから数珠つなぎに出来る情報は取れるけど、変身されると繋がらなくなってそこで分断されるんだ。


 でも、犯人探しくらいは出来るかなと思ったんだけどな……

 多分、俺がその「ナラッカの痕跡」を視認していないから、実感として持てないのが原因か。


 念写はすごい能力だけど、万能では無いんだわ。


 ま、とりあえず


「あの女性の住所は念写で頭の中に記録しましたから大丈夫です」


 言って玲瓏を解除し、変身を解いた。

 店主は


「……カメラ由来の聖戦士の鎧って便利だねぇ。古来、聖戦士は武器の意匠のアクセサリーを大切にすることを意識して、鎧の依り代化させるのが通例だったのに」


 そんなことを言い、少し感心してくれて。

 ちょっとだけ、嬉しかった。

あまり便利使いできる能力にはしてません。念写。


読んでいただき感謝です。

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