表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二分の一  作者: 海山
第一章 異変 
3/27

記憶①

いろいろと長ったらしいですがご了承ください。主人公のステータス開示。

202411.1 18:09更新

由紀→明日花

こっちのほうがキャラ的によいとかんがえました。……後書きに書いたほうがよかったですかね…

右頭航平。僕の名前だ。

高校2年。17歳。青春できる最後の夏休みだ。そろそろゆ〜っくり受験なんかも考えなければいけないのだろうけど、1ミリも考えていない。

富山県山護市

僕が生まれ育った町。特産物は海の幸に、山の幸。海水浴に金など払わなくても大丈夫な便利な土地だ。ただ駅がなく市外に出るには、車かバスが必要で、新幹線や電車に乗るには隣市の下谷市まで行かないといけない。あと、僕はかなりビビリだったので、夜の外が怖くてまともに出歩けなかった……

小学生のころは、よくバカにされたものだ。そんななか、僕に話しかけてくれたのが、親友の嶋岡勇斗だった。

勇斗は、僕が小学2年の時に山護に引っ越してきたなかなかに良いやつだった。 

なんせ都会から引っ越してきただけあり

クラスでも一躍人気者になっていた。

なのに何故か僕と遊ぶことが多かった。町内の肝試しでもクラスいちビビリな僕とペアになった。(半ば強制的に)魚釣り。木登り。海水浴モドキ……僕が泳げないのでモドキだ。色々なことをして遊んだ記憶が今もある。中学卒業と同時に引っ越してしまいあれから2年メールだけのやりとりだったので、友情崩壊しているか心配だったのだがどうやら余計な心配だったらしい。

「えっーと…久しぶり?勇斗」

僕は久しぶりの再会に少し戸惑いながら親友の名前を呼ぶ。

「おおい!なんでそこ疑問形なんだよ!

相変わらず面白いな。航平は!」

あぁ何懐かしいな。こんなやり取り。

「なんか懐かしいね。皆は元気にしてる?」僕は少し打ち解けた気持ちで話す。

「あっああ…そのえっと……単刀直入に言うと、その……明日花が……行方不明に、なったんだ…」

僕は、その事実に声さえも上げることができなかった。



サスペンスぽくなってきましたかね…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ