放心
すいません投稿遅れました。コメントいただければ幸いです。
……僕と勇斗は、さすがに何も喋ることができない。僕と勇斗は、というか、僕はほぼ放心状態で、半ば勇斗に手を引かれるようにして、家の外に出た。
思ったより、ショックは、大きかったたらしい。期待するなってこういう…
「航平。ごめん。俺が、事前に一度喋っておくべきだった。」
なけなしの、励ましだった。勇斗も、叔父さんとの、繋がりは、少なからずあっただろう。勇斗も、辛いはずだ。何より…明日花に、もう会えないんじゃないかという不安が、僕にはあった。なんせここまで情報がないんだ……少し一人になりたい。
「ごめん。すこし、一人になりたい。ごめん。」
僕は、できるだけ落ち着いて見えるようゆっくりハッキリと言った。
「そうだよな。あ、航平今日泊まるところは、決まってんの?」
「あ〜っと、決めて、ないけど…適当に民宿取るよ。」
「そうか。何かあればすぐ連絡してくれ。明日は、7時に、いつもの神社で、わかる?」
「おけ」
「じゃな。また連絡する。」
そういって僕と勇斗は、一度別れることになった。……とりあえず、知り合いの民宿までいこう。何度も、通った景色。中学は、遠くて、自転車で45分かけてたからなぁ……
海が、暗い。山護は、下弦の月ような形をしていて、崖なんかが、多い。僕の目の前(と言っても100メートル程先だが)にも海を挟んでカミノ崖という崖がある。
このまえ知り合いのなろう作家の方に僕の作品の感想をオフで話してもらったのですが、
感想が書きづらい。とのコメントをいただきました。バトル展開まで残り8話ほど……