星空
ミシンを使って黒い大きな布に白くて丸いフェルトを当てていく。トントントンと心地よいリズムで針が布を通っていき、そのたびに糸がフェルトを布へとしっかりと縫い付けていく。
フェルトを縫い付け終えた私はミシンという便利なものを開発してくれた人に対して静かに感謝を捧げる。
目の前に果てしなく広がる黒い布にはたくさんのフェルトが縫い付けられている。赤に黄色にオレンジ色、白に青。そしてごくたまに緑。
手で縫い付けを行っていた時代を考えるといまは本当に楽になった、そう考えながら次のフェルトを手に取った。色は赤。
次の星はどこに置こうかな。




