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詩集:群青色の季節に

嘘つきだけど

作者: 歌川 詩季

 本音だけを突き詰めることが、最良だとは思いません。

 本音をさらけ出す強さ と

 本音を閉じこめる強さ と

 おまえはどっちが欲しい?


 本音を隠せない弱さ と

 本音を認めない弱さ と

 おまえはどっちが怖い?


 どっちもどっちなら 選ぶ意味さえ見あたらないや


 嘘つきだけど こんな夜だけは

 おねがいさ 耳を傾けて

 嘘つきだから まにうけないでよ

 おねがいさ どうか聞き流して



 本音をぶつけあう若さ と

 本音を求めあう若さ と

 おまえはどっちを悔やむ?


 どっちもどっちだと 選ぶそぶりも見せやしないか


 嘘つきだけど せめて今だけは

 おねがいさ 耳をかしてくれ

 嘘つきだから 気にとめないでよ

 おねがいさ うまく聞き漏らして

 嘘のつきかただけでなく。他人の嘘の受け止めかたも、うまくならないといけないんでしょうね。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  本音だけではうまくはまわりませんよね。  特に大人になってからは。    嘘。   本当のことだとしても、信じなければ嘘。  嘘だけど、信じているなら本当。    嘘ってなんでしょうね。…
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