表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダイブ・イントゥ・ゲームズ ~ぼっちなコミュ障、VRゲーム始めました~  作者: 赤鯨
正義、時々、悪。いざ……転身! ~Destiny Blood~
36/281

戦い方は十人十色

続々と感想欄・活動報告コメントに魔人の設定が寄せられています。応募してくださった方々、ありがとうございます。作者は皆様の魔人の設定を見るたび、小躍りしながらどう動かそうか楽しく考えています。


今回は普段の倍ぐらいの量があります。二回に分けてもよかったのですが、書きあがってしまったものは仕方ないですね。読みにくかったらすいません。

※7/24読者様より、「マッチング画面で、主人公はなぜ相手のスタイルまで予想できたのか。設定的にそれは難しいはず」というご指摘を頂きました。これは完全に作者のミスですので、その辺りを修正、及び若干のセリフ変更を行いました。まだまだ作者は未熟です、ご指摘ありがとございました。

さて、いい加減自分の戦いに戻ろう。これ以上ランカーの戦いを見ていたら戻れない。俺のリプレイマイリストはもうパンパンだ、全部の戦いが一期一会なのに100戦しか登録できないとか少なすぎない?


ともかく、戦わなければ慣れるものにも慣れない。まだ俺は羞恥心を捨てきれてないからな、早く脳内でもヒーロー言葉で喋れるようになりたい。


「シングルバトルでランダムマッチ……おっ、きたきた」


今回の相手は……《骨密度MAX》!?すっげぇコードネームだな……。

絶対こいつ骸骨騎士だろ。つーことはあれか、クリエイターだよな。もしアタッカーだったらミラーマッチか。まあ、技のカスタムとかで完全なミラーマッチなんて殆ど無いけどさ。


特にクリエイターやサモナーにその傾向が強いが、アーツのエフェクトやアイテムの外見などは結構自由にいじれる。プレイヤーの中にはそう言うエフェクトやスキンを作り上げることに心血を注いでいる人もいるとかなんとか。

俺のはほとんどデフォルトね。ゆくゆくはいじってみたいけど、ほら、プロのデザイナーが手掛けたデフォルトスキンってシンプルかつカッコいいからさ。



不意に視界が真っ暗になる。おっと、バトルフィールドへの転送か。

数秒後、俺が立っていたのは……ショッピングモール。遮蔽物がごちゃごちゃしている上に一般人も多い。フレイムマスターなんかに範囲攻撃をされるとかなり面倒なフィールドだ。



SINGLE BATTLE! READY………FIGHT!!! 



開戦の合図が響き、体を動かせるようになる。さて、まずは敵を探さなければ。


序盤はどうしてもデスパレードに有利な試合展開になる。なぜなら双方が人間体で始まるためにJEABDからすると誰がデスパレードなのか分からないからだ。

デスパレードは人間体でも一部のアーツが使える。それで可能な限りNPCやフィールドに被害を出し、先にロールプレイボーナスを得る。そして得たアドバンテージを保ちつつ押し切っていくのがデスパレードの勝ちパターンだ。

ある程度のアーツを使うには格ゲーで言うところのいわゆる『ゲージ消費』が必要になる。デスブラでは殴り殴られとロールプレイで補給されるブラッドポイント(BP)が必要だ。

そういう意味でも、序盤にイニシアチブを取れるデスパレードは是が非でも破壊工作を行う。


だが誰が敵かは分からないとは言え、マップを見れば目星はつく。隅っこでチマチマやるのは『派手なロールプレイほどボーナスが大きくなる』デスブラでは非効率的。それにNPCの犯罪感知能力は割と高いので案外すぐバレる。

となれば、デスパレードが現れやすいのはNPCが多く集まり、かつ適度に破壊対象が多い場所。つまり、フードコートと中央吹き抜け広場。

えーとマップ、マップ……割と遠いな、どっちも!


まあね、開戦直ぐ目の前に敵がいるとかただの交通事故だもんな。ある程度その辺は考慮されてるか。とりあえず二分の一に賭けて吹き抜け広場に行ってみよう。ダメっぽかったらフードコートに行こう。


そうと決まれば、全速前進DA!!







☆中央吹き抜け広場☆


「ああ……いいね、カルシウムが足りている。い~い骨格だ、骨密度も問題なさそうだなぁ。そしてチラリと見える鎖骨が……ん~~~グッドボーン!いいよ君、俺の骨愛(ボーンラブ)にビンビン来るぜ!」


ヤベー奴がいた。





どう考えてもアレじゃん。スゲェな、たった10秒くらいの発言でここまで分かりやすいキャラ立ちさせるとか職人かよ。


とは言え、その痩身のヤベー奴がやっているのは、女性NPCに対する片手首絞め。その見た目からは想像できない力で片手で持ち上げられており、女性の足は浮いている。

誰がどう見たって申し開きのできようがない純然たる殺害行為である。


「苦しいか?だーいじょうぶ、もうちょっとで俺の仲間になれるんだから。がんばれ、君ならキレイな白骨になれるさ!さあ、ほら。肉なんて捨ててさ、“美しい骨になれよ”?」


超うっとりした顔でさらに首を絞める手に力を籠める暫定骨密度MAX。

アカン、セリフがサイコ過ぎて逆に見入るわ。

俺、ここまでキャラ立ちできるかな……やっぱデスパレードやるのはハードル高いなぁ……。




……違う違う!俺、正義のヒーローだった!あのNPC助けないと!

設定しているポリシーに『目の前にいるNPCは助ける』というものを設定しているんだった。このまま見す見すやられたらボーナスどころかペナルティ喰らうわ!

えーっとそれでは……。


「き、貴様、何をしている!その人から手を離せ、デスパレード!」


ちょっとビビってどもった。あれよ、言動がサイコ過ぎてさすがにヒーローも動揺したということで一つ頼む。

おやぁ?といった風にこちらを見た骨密度MAXは、意外と素直に女性から手を離した。


「ああJEABDか、お早いお着きで。“俺は骨密度MAX。御覧の通り、骨を愛しているんだ”。……カルシウムが足りてねぇなぁ、そうカッカすんなよ。“おまえ、牛乳飲み忘れたろ?俺は飲んだぜ”」


クククと皮肉気に笑う骨密度MAX。くっそ、サイコ野郎のくせになんかカッケーじゃねぇかよ。


「名乗っておこう。“コードネーム、カーネリアン。迷いを振り切り悪を断つ、赤き刃”。俺は和食派だ、ご飯にはお茶。……そして白骨より肉付きのいい女性が好みだ」


ちょっと無理やりな名乗りになっちゃったかな?でもまあ、会話をぶった切っては無いからセーフ!防御力ボーナスももらえたし。

?ちょっとだけ骨密度MAXが嬉しそうな顔をした。が、すぐに不貞腐れたような表情を作った。

これ、もしかして……。


「“正義は揃いも揃って、人間()しか愛してねえよなぁ。骨も、愛せよ。【骨血(ボーンブラッド・)転身(ターンオーバー)】”」


キタァーーーーーー!!

自分のロールプレイと相手のキーワードが合致した!なんかスゲェ嬉しい!さっきちょっと見せた嬉しそうな顔は、『そのセリフ、待ってました!』ってことか!


「さあ構えろよ、正義の(味方)。俺の骨密度の偉大さを教えてやるよ」


若干スマートな骸骨騎士となった骨密度MAXが自信満々に言い放つ。見た目的にはアタッカーか?


……これは転身してくださいというパスだな?そうか、相手のロールプレイが自分のロールプレイに繋がっていく……こうして物語は作られていくんだな。

なら、存分にいかせてもらう。


「“この身、一振りの剣。森羅万象、断てぬもの無し。【剣血(ソードブラッド・)転身(ターンオーバー)】”!……その自慢の骨、断ち切らせてもらう!」


スラっと生み出した細身の剣を相手に向け、宣戦布告。

お互いにちょっとウキウキしながら、本格的な戦いが始まった。……ちなみに女性NPCはどさくさに逃げた。




「さあ行くぜ?『乗騎創造(クリエイト・ビークル):ボーンウォーカー』!そして『武器創造(クリエイト・ウエポン):ボーンハリセン』!」


骨密度MAXがカッコよく生み出したのは、骨密度MAXの腰回りをぐるりと囲う骨でできたゴッテゴテの歩行器(ベビーウォーカー)と、持ち手だけが骨のハリセン。

…………ん?ちょっと待って。歩行器とハリセン?……なぁにそれぇ?


「ボヤッとしてると骨折するぜ?まあ、そんなもったいない真似しないためのハリセンだけどなぁ!」


「え?おぶしっ!?」


すぱぁぁん!!

あまりにも突飛な創造物にポカーンとしていると、予想外の速度で突進してきた骨密度MAXが持つハリセンで思っくそ顔面にフルスイングを食らう。ボーナスをもらっていたのか、これまた見た目以上に重たい一撃によって俺は無様に転がった。い、いい音するじゃない……。


いってぇ……超油断してた、この近接攻撃力はアタッカーで間違いないな。つーかあの見た目、油断を誘っているとしか思えねぇ。

そういう狙いなのか?いや、もしも、仮に、万が一。クソ真面目に考えた結果があの二種類だとしたら、どんな思考回路をしているのだろうか。むしろネタであって欲しい。


「クソ……『双剣創造(クリエイト・ブレイド):ツインブリーズ』!」


反撃のために生み出したのは刃渡り一メートルほどの大きめの双剣。転身時に作った剣は、残念ながらそこまで攻撃力もないのでさっさと消した。あれ、デフォルト能力なんだけど、完全に転身ポーズと手持無沙汰解消用なんだよなぁ。


そういうわけで、双剣逆手持ち。なんで逆手持ちかって?……かっこいいからだ!

カッコよさはなぁ!正義なんだよ!クール イズ ジャスティス!!Do you understand?


「やる気だな?どんどん行くぜ」


ハリセンを構えつつ、再度突進してくる骸骨騎士。こいつ、ヒット&アウェイ型か!

振り抜かれたハリセンを左の剣で受け止めてから右で追撃しようとするが、そのころにはすでに相手は駆け抜けている。

吹き抜け広場を選んだのはこういう事か!フードコートはテーブルやイスみたいな障害物が多いからな。


クリエイタータイプとしては破格のスピードで渾身のハリセンスイングを仕掛けてくる相手に、俺は防戦一方。何とかクリーンヒットは貰わずに済んでいるが、こうも固められてしまうと、ロールプレイが出来ないせいでボーナスが足りない!

武装の見かけに反してなかなかえげつない。しかし、なんで歩行器であんなに速く走れるというのか。一応は乗騎扱いのようだけどさ。


「どうしたどうした!そんな棒立ちしてるだけじゃあ骨になっちまうぜ!?俺は大歓迎だけどなぁ!魔人の骨だ、いい骨仲間(ボーンメイト)になれそうじゃねぇか!」


向こうはノリノリだな、おい!……いや待て、相手のロールプレイに被せていくのがデスブラの肝。さっき学んだことを思い出せ!


「……“欠けず、曲がらず、折れず。そう、俺は一振りの剣”。剣が骨になったら強度が下がる。弱くなりたいと思うやつはいない!」


《ナイスロール!アタック・ボーナス!!》


視界の端に映るシステムメッセージに口の端を上げる。攻撃力とは空気読むじゃねぇか、ジャッジシステム!


「骨が弱いぃ?そいつはお前の骨密度が低いんだよ!もっとカルシウムとれよぉ!!」


正面から猛進してくる骸骨に、落ち着いて双剣を構える。

大丈夫、あれだけ普段からボコられてるんだ。タイミングもなんとなく覚えた、なんちゃってトレースするくらいできるさ。


「骨だけ残して、くたばれ駄肉!!」


大上段にハリセンを振りかぶり、最高速で迫る骨密度MAX。

だがまだだ!今じゃない!

激突寸前、ハリセンの切っ先(といえばいいのか。要するに先端)が僅かに動いたその瞬間。

ちょうど俺一人分、左回転しながらステップ。


「ここだ!『ワールウインド』!」


さらに回転を加速させ、すれ違いざまに遠心力を乗せた二連撃をお見舞いする。


「“骨密度がっ!?”」


攻撃は骨密度MAXの下半身を保護する歩行器に当たってしまったが、ボーナスの乗った双刃が歩行器を打ち砕き、その勢いのまま驚愕に顔を歪ませた暴走骸骨を吹き飛ばした。



ふう、きーちゃんお得意の左ステップカウンター、成功して良かった。IRする度にこっぴどくやられてるからな。これが原因で負けたからって、癖を矯正した今でも隙があるとこれで止めを刺しに来るんだ。

本人曰く「これぐらい捌けるようにならないとランカーになれませんよ」ってよ。嫌味かな?

それに俺はランキングとか目指してないです。君にボコボコにされる度にこれ以上のバケモノがいるとかいう深淵の魔境に震えています。


あと骨密度MAXさん。俺の知識が確かなら吹っ飛ばされたぐらいで骨密度は下がらないから安心(?)して欲しい。あれかな?骨折を治す時に体は足りないカルシウムを他の骨を削って補うと聞いたけど、それを表した言葉なのだろうか。



ハリセンが空を切り、双剣がクリーンヒット。吹き飛ばされた骨密度MAXが苛立ちに顔を歪め、先ほど剣がぶち当たったあたりの部分を心配そうに撫でさする。


「俺の腸骨(ちょうこつ)恥骨(ちこつ)に傷が!クソ、下前腸(かぜんちょう)骨棘(こつきょく)まで!……もう許さねぇ。お前の骨に罪はねぇが、骨折もやむなしだ。安心しろ、折れた骨がくっつくまでは命は奪わねぇ。神経と腱をグズグズに切って動けなくするだけだ。せっかくだし骨延長もしてやるよ、全身の骨でな」


KO☆WA☆I。

マジなホラー発言ですよこいつは。大丈夫この人?キッズがランダムマッチでこの人に当たったら泣くんじゃね?

その辺の骨ってそんな名前があるんですね。全部まとめて腰骨だと思ってた。もしかしてこの人全部の骨の名前覚えてたりする?中身はお医者さんかな?それともクレイジー(狂った)ナチュラルボーン(天然物の)ボーンフェチ(ヤバい人)かな?


相手に対して自分の魔人設定の薄さとプレイヤーとしての熱意(狂気)に心が折れそうだ。作りこみとなりきり具合ならもうランカーレベルなんじゃないか、この人。

いやいや、ダメだ!気持ちで負けたら本当に負ける。奮い立て、俺!







もう、かなりの時間を戦った。お互いに体力は残り少なく、戦闘の余波で広場はボロボロ。

フィールド破壊で骨密度MAXがボーナスを得れば、強敵に立ち向かうヒーローロールで俺がボーナスを獲得するという一進一退の攻防を繰り広げている。


基本的にフィールド破壊やNPCへの攻撃といった行為は、よほど派手なもの以外後半になるほどボーナスが得にくくなる。一度壊して瓦礫にした施設にさらに攻撃を加えても、更地にする作業を手伝っただけで被害とは呼べないし、NPCは時間がたつほど遠くへ逃げていってしまう。

前半有利だったデスパレードは、こうして後半にJEABDに巻き返される。それでも一進一退止まりなのは、単純に俺が弱いのか、はたまた骨密度MAXが強いのか。個人的には後者であって欲しい。そっちの方が燃える。



「はぁ、はぁ……いい加減くたばれよ、肉」

「ふぅ、ふぅ……いい加減全身複雑骨折しろ、骨」


「バァカ。複雑骨折は骨とその周りの組織を巻き込んだ骨折だ。お前が言いたいのは粉々になる粉砕骨折だろ?間違えるやつ多いんだ、気をつけろ」


割とためになる話だった。あー、そうなんだ。あれ粉砕骨折っていうのか。粉々になるのが複雑骨折だと思ってた。ご教授ありがとうございます。

いや、有難いけど今はそういう骨知識はいいから。本当に骨のことなら何でも知ってるな、この人。


「俺もお前も、もうあと一撃ってとこか……構えな。『武器創造:ボーンハリセン』」


怒ってからは脊椎の槍や肩甲骨のハンマーなど、色んな骨武器を見せてくれた骨密度MAX。しかし最後に握る武器はやはりハリセンだった。


「『大剣創造(クリエイト・バスター):ワイルドハント』」


それは身の丈に迫る巨大な剣。全てを飲みこむ嵐の力を内包した、創造にBPの6割を費やす一撃必殺の体現。

本来、虫の息である相手を倒すには過ぎた長物。だが、俺の中のヒーローが囁く。『最後はカッコよく必殺技であるべし』と。

ゆえに俺はこいつを握る。それが俺のヒーロー魂!



「骨密度と骨愛(ボーンラブ)に懸けて」

「……己は剣であるという信念に懸けて」


「いざ」

「尋常に」


「「勝負!!」」




「助けて……おくれぇ……」




視界の端には、いつからそうなのか瓦礫に脚を挟まれ助けを求めるおばあさん。

その声に、真っ先に動いたのは骨密度MAX。




ハリセンすら放り出し、全力ダッシュでおばあさんの下へ急ぐ骨密度MAX。対して、NPCを取るべきか目前の敵を取るべきかで迷った俺はとっさに動けなかった。


「バアサン、骨は大丈夫か!?“折れるには、まだ早い!”ちょっと待ってろ……“今日も骨日和”!!フン!!」


妙な掛け声で繰り出された正拳突きが、おばあさんにのしかかる瓦礫を吹き飛ばした。

骨密度MAXがとった行動は、完全に俺に背を向けた上でのおばあさんの救助。それが何を意味するか。いや普通にロールプレイポリシーなんだろうけど。


「……骨には異常ねえな。だけどなんだ、このスッカスカの骨は!“ジイサンバアサンはこれでも食ってろ”!『骨薬創造(クリエイト・ヒール)Ca(カルシウム)ウェハース』!」


驚愕の行動第二段。まさか、ある意味でクリエイタータイプの奥の手である回復薬創造を使って得たアイテムを惜しげもなくNPCに与えるとは。


「どうだ、うまいか?骨に染みるか?“Caウェハースは偉大だろ?”」


いえ、命の危機における興奮・緊張状態で口の中が渇いている老人に、パッサパサのウェハースを飲み物無しでもさもさ食べさせるのは普通に拷問だと思います。見てるだけで喉が渇くわ。




……これ、いいかな?ヒーロー的にどうかな?でもなー、これ全部終わったらロールプレイボーナスを鬼取りしたこいつとやることになるんだよなー。


カーネリアンのヒーロー設定は『寡黙な剣士。己を一振りの剣と定義し、問答無用で悪を断つ。やや天然』、『目の前にいるNPCを助ける』


ついっ、と骨密度MAXを見る。


(傍目にはおばあさんに無理やり怪しいものを食べさせる悪の骸骨魔人)


……ふむ。



………………。

…………。

……。


「この身は一振りの剣。そして剣に感情無し。しからば御免『ダウンバースト』」


「あってめっ!ロールプレイ中の……いや、それもまたロールプレイか!うん、グッドゲーム!」


「グッドゲーム」




《YOU WIN!!》




最後の一撃は、切ない。


というわけで、骨密度MAXさんでした。主人公との同タイプ・同スタイルでもこれだけ変わるというお手本と、ギャグに見えて実はサイコなキャラという設定が素晴らしかったです。キャラになりきるために作者も骨について調べながら執筆しました。

とはいえ、発案者様の思い描く『骨密度MAX』と作者の『骨密度MAX』はおそらく似て非なるものでしょう。申し訳ないと思いつつ、すり合わせのために若干の改変もさせていただきましたし。そこはこれが作者の現状の力量であると、これからの成長を見守ってくださると幸いです。


他にも魅力的な魔人設定を色々と頂いています。すでに作者の脳内でそれぞれの魔人がバトルを繰り広げておりますので、あとは文章に落とし込めるかという問題ですね。

作者の文章力は、はたして皆様のアイデアに追い付けるのか……それだけが不安です。


ちなみにJEABDの正式名称は

Justice Enforcement Agency By the Demon《魔人による正義執行機関》です。Google翻訳です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ