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「寒いんだよバカが!うちのメガネ殺す気か!!」

ーハイデルアルン王国王都ルルティア セルシアーナ王宮 秘匿の玉座の間 三月某日Ⅲー

「ち、地球って…私達の住む地球!?その疑似生命体とかいう危険な魔獣?がこれから現れるって事ですか!?」

シェイルファスに掴みかからんばかりの勢いで詰め寄るサンの襟首をレイが後ろから掴んで引き離す。

「落ち着け」

「落ち着いていられるか!!今話している間にも地球が滅茶苦茶になってるかもしれ…」

バシッ!レイがサンの後頭部をひっぱたく。サンは頭を押さえて涙目でレイを見上げた。

「そんな火急の話ならのんびりこんなとこで話とかしてないから。少し考えれば分かるでしょ」

もーメガネ黙ってて。うるさい。レイの冷たい視線にまだ何か言いかけていたサンは口をつぐんだ。イチはそんなサンの隣に座り込み、慰めのつもりか、背中をポンと一つ叩いた。その時、四方の床に魔法陣が強い光とともに現れ、まばたき一つした後には部屋の四隅に人が立っていた。どうやら転移陣だったようだ。

「あぁ、着いたか。皆すまぬな。わざわざこちらまで」

シェイルファスが周りを見渡し頭を下げる。

「いや、一番面倒なとこ押しつけちまってるからな。来るくらいなんでもねーよ」

ガシガシと頭をかきながら少年が歩み寄る。

「ケモミミ、だと…」

レイが両手をワキワキさせ、浮かせかかった腰をゴウが素早く捕まえ、あぐらをかいた上に座らせた。後ろからがっちりホールドして離さない。

「なっ!」

抗議の声をあげかけたレイはまたも阻まれた。ゴウの無言の視線によって。その様子を胡乱な目で眺めていた少年は、頭をかいていた手を止めて円陣にくわわった。

「あー、ヴォルド帝国皇帝代理ウルムナフだ。もう一人のアルヴァインは国に残ってる。おまえらが召喚に応えてくれたヒト族だな?」

ーーー召喚に応えてくれた(・・・・・・)?五人は顔を見合わせる。シェイルファスが慌てて説明しようとしたその時、鈴を転がしたような声が響いた。

「遅れて申し訳ございません。ヒースクレア大森林より参りました。ローザリアと申します」

スカートの端をつまみ、淑女の礼をした人形のように可愛らしい少女はウルムナフの伸ばした手を当然のように握り、少年の膝の上に腰をおろした。

(ょ う L゛ ょ !!

レイのあげかけた叫びはゴウの大きな手によって即座に誰にも聞かれることなくふさがれた。できる男である。

「あ、あの…ボク…ブレアガルデン共和国元首の…ガルドリズンです…」

怯えたようにおそるおそる近づいてくる少年は、シェイルファスとウルムナフの間に小さくなって座り込んだ。キョロキョロと落ち着かなさ気にあたりをみまわしている。

(ショt…う゛ーう゛ーう゛ー)

レイが伸ばした腕は、左からイチが。右からニィがそっと下に押さえつけた。恐ろしいものを見るような目でレイを凝視していたリユースの面々がはっと驚いた顔をした。視線の先には一匹の黒い猫がいた。しなやかな動きでレイの膝の上に収まる。

「ねこたん!」

レイは猫を胸に抱え込んで頬ずりし、ご機嫌で撫でまくっている。

「レイ、その猫は…」

シェイルファスが気まずそうに話しかけると、ごろごろと気持ちよさそうに喉を鳴らしていた猫がゆっくりと顔だけを向けた。

「!!」

リアルこっち見んなを体験したシェイルファスは即座に顔をそらした。ウルムナフは大袈裟に息を吐いて猫に手を伸ばした。

「やめとけ。ブチ切れられんぞ」

黒猫はふいっと顔をそらしウルムナフの手から逃れ、レイの手に顔をこすりつけた。ウルムナフの額に青筋が浮き出る。

「あ~」

「あー」

イチとニィが得心がいった、というようにそろって声をあげた。

「れーちゃん、その猫二百九十歳だよ~」

「ん?」

首を傾げたレイの手から素早く猫を取り上げたゴウ。怒りのオーラが溢れている。

「バレたか」

一瞬のうちに猫から人に変化した黒衣の青年はレイの前にひざまずき片手をとるとゆっくりと手の甲に口付けを一つ落としてウィンクをした。

「ベルフェノーグ魔国魔王イシュトバーンだ」

レイの無言のグーパンがヒットした。


 ※※※


「改めて紹介しよう。こちらが地球から召喚したイチ、レイ、ゴウ、ニィ、サンの五人だ」

シェイルファスの紹介に各々頭を軽く下げる。

「召喚に応えてくれた事、感謝する。巻き込んで悪ぃな。こんな謝罪で済むとは思ってねーけどよ」

ウルムナフが申し訳なさそうに個々に目をあわせていく。五人は不思議そうな顔をしてそろってシェイルファスに視線を向け、水を向けられた彼は言い出しにくそうにうつむいた。

「それなんだが…実は…」

「ん?何かあったのか?」

右頬をさすりながら、イシュトヴァーンがうながすとローザリアとガルドリズンもそれに続く。

「シェイルお兄ちゃま?」

「シェイルくん?」

意を決した、というように勢いよく顔を上げた彼は一息に言い切った。

「実は召喚に失敗した!」

「「「「………」」」」

何を言っているかわ分からない、というポカンとした顔をしたリユースのトップ四人は、シェイルファスの発言が脳に届くと、一人は顔を真っ青にし、一人は目に涙をため、一人はふらりと倒れそうになり、最後の一人は冷気が漂うほどの怒りをみせた。

「シェイル、失敗ってどういう風に?」

さきほどまでの気安い態度とはうってかわった平坦な声に小さな王は息を呑む。

「シェイルファス、聞こえなかった?どういう風に?」

一言一言くぎるようにつむがれ、刺し殺せそうな鋭い目線で見据えられたシェイルファスはそれでも気丈に返答する。

「召喚前に話ができなかった。その上、ここではなくエーレンフェイシア大草原に着いてしまった」

リユースの少年達は目を見開いて声にならない声を上げ、黒衣の青年は無表情に更にたずねる。

「他に問題は?」

「迎えの一行に魔術師が紛れ込んだ。隷属魔法をかけ……」

全てを聞く前にギリッと歯を噛み締める音がした。あたりに漂う冷気が実感をともなうものとなっている。吐いた息が白くなり、イシュトヴァーンを中心に床がピシピシと音を立てて凍りついていく。

「イシュトヴァーン様!どうかお気をお静めに!」

シェイルファスをかばうように前に進み出たヴィアージェは、イシュトヴァーンの腕の一振りで部屋の端まで吹き飛ばされた。

「気を静めろ、だと?こちらの問題に一方的に巻き込んだあげく拉致したのだぞ?召喚は余力のある魔人領で行うと決まったのを任せてくれと無理を押し通したのは人領だろうが!それを…よりにもよって隷属だと!?何か申し開きがあるのなら言ってみろ!」

「(お、おぉ…これヤバくね?)」

「(だねぇ~)」

「(仲間割れとか最悪だね)」

「(ガタガタガタ…)」

「(……………)」

魔王様から冷気が漂ってきた瞬間に、すぐさまレイを抱えて距離をとったイチとゴウ。それに数拍遅れてガタガタ震えるサンを引きずって続いたニィ。五人は遠巻きにリユースのトップ達を眺めていたが、いつまでもこうしてはいられないと口を開く。

「(どーするよ)」

「(ど~するって。止めるしかないよね~?)」

「(だろうね)」

「(ガタガタガタ…)」

「(……………)」

震えるサンの首に無言で自分のマフラーをギュウギュウ巻きつけるレイ。寒さは少し和らいだようだが、今度は少し苦しそうである。

「(仕方ないなぁ…ちょっと行ってくるわ。サン死にそうだし。唇紫とか何なの?変温?)」

あくまでも軽い調子を崩さずに、首をこきこき左右に鳴らしたレイはゆっくりと冷気を纏う魔王様に向かって一歩踏み出した。

「(ちょ、ちょっと待って策は!?)」

慌てて腕を掴んで引き止めたニィの腕をそっと押さえて離すと、冷気でひんやりとしただっさい眼鏡を外して預けると、ひらりとスカートの裾を翻して向き直る。

「(大丈夫~なんとかなるなる~)」

「(まさかの!ノープラン!)」

イチが続いて引きとめようとした腕をするりと抜けて、かろやかに走り寄るレイ。

「やめてぇ!ワタシのために争わないでぇ!!」

アレなセリフとともにイシュトバーンの胸に飛び込んで抱きついたレイ。体当たりともいう。

(冷たっ!!)

寒っ!冷たっ!っつーか痛っっ!!荒ぶる心中を微塵も感じとらせず、涙を浮かべて抱きついたままイシュトヴァーンを見上げるレイ。

「イシュトバーン様…ワタシ達なら大丈夫です…だからどうかお怒りをお静めになって…?」

首を小さく傾げ、うるんだ上目遣いにダメ押しとばかりにぎゅうぎゅう身体を押しつけるレイ。当たってるんじゃないです。当ててるんです。イシュトヴァーンは急速に冷気を霧散させた。震える(寒さで)少女の頬に手を寄せ、悪かった、とつむがれるはずだった音は誰の耳にも入る事がなかった---少女のグーパンによって。

「寒いんだよバカが!うちのメガネ殺す気か!!」

不意をつかれた最強の魔王様は一m程ふっとんだ。


 ※※※


「「「「「申し訳ありませんでした!!」」」」」

正座して横一列に並んだリユースのトップ達+ヴィー(かろうじて生きてた)ローザリアは、レイの膝の上に乗せられている。とてつもなく居心地悪そうに、チラチラとレイを見上げているがレイは見事なスルースキルを発動して、愛らしい少女をニヤニヤしながら撫でまくっている。

「本当にすまなかった」

シェイルファスが唇を噛み締めてうつむいた。

「謝罪で済むことではないと分かっているが…」

左頬をさすっていたイシュトヴァーンも頭を下げた。

「結局何ともなかったし、帰れるんならいーよ」

レイはローザリアのサラサラの銀髪から視線を外さずに答えた。熱心に三つ編みを結っている。

「オレも~一回あやまってもらったら~それでいかな~。それより~話途中な方が気になる~」

「同じく。結果論かもしれないけど、済んでしまったことをぐだぐだ言うのもね?」

サンは未だ冷えた身体に震えながらもなんとか頷き、ゴウも無言で頷いた。リユースの面々は五人の軽い様子にとまどいながら顔を見合わせる。ウルムナフがはっとして、自らとお揃いの髪型になった少女を満足気に愛でていたレイに近付く。

「おい。怪我は?怪我はしてないか?さっきイシュに触れただろ?」

眉を下げて心配そうな顔をした少年に、何ともない…と言いかけて

「何ともな…くないわ!すげぇ痛い!ウルムナフの尻尾撫でさせてくれたら痛み忘れるか…も゛っ!」

言い終わる前にゴウの大きな手がレイの頭を鷲づかみにした。ギリギリと力がこめられている。

「いたっ!いたたたたた!ゴウくん痛い!魔王様に抱きついた時より痛い!割れる!頭割れる!」

足をバタバタさせつつ痛みにうめきながらも、しっかりとローザリアを抱きしめたままのレイ。

「お、おい…」

ウルムナフはオロオロと両手をさまよわせている。

「ゴウ、それくらいで。レイちゃん?」

みかねたニィが間に入り、呆れた、というように冷たい視線つきで促すとがっくりとうなだれたレイの頭を一生懸命ローザリアが小さな手で撫でている。残る痛みに眉をしかめつつも心なしか嬉しそうだ。

「ローズが治してくれたから大丈夫。嘘ついてゴメン。尻尾さわらせて」

「ぶはっ!れーちゃんブレなさすぎ」

お腹を抱えて笑い転げるイチを横目にウルムナフは目の前の少女を真っ直ぐに見つめかえした。

「尻尾は駄目だ」

「じゃぁ耳」

「耳も駄目だ」

「何で!」

「気持ち良くなるからだ」

「?いいじゃん?」

イシュトヴァーンはニヤニヤし、シェイルファスは目をそらし、ガルドリズンは目元を赤く染め、それを見ていたイチとニィは何らかを察し、レイは目の前の耳と尻尾に釘付けで気づいていない。サンは二人のやりとりを呆れた目でながめている。ゴウは聞いているんだかないんだか分からない顔で泰然と目を瞑り、ローザリアの一言でその場が混沌と化した。

「ウルお兄ちゃまとレイお姉ちゃま結婚するの?」

「「「ぶはっ!」」」

「はっ?気持ち良くなるってそういうイミ!?」

「……………」

「なんではっきり言わないかな!」

「言えるか!!」

「ワタシが痴女みたいじゃん!」

「ほとんどかわらんよな」

「れーちゃん逆セク~」

「察しろよ!」

「分かるか!」

「わ、分かるわけないですよね…獣人の生態なんて」

「あいつ、いつの間にか”お姉ちゃま”って呼ばせてるぞ」

---パァァン!!---

突然の大きな音にその場にいた全員が身をすくませた。出所を見やると、ゴウが手を打ち鳴らしたと思われる形で静かに佇んでいた。皆の視線を受けて閉じていた目がゆっくりと開く。

「---話を」

その一言には何の感情も込められておらず、却ってそれが他者に様々な思いを植え付けた。

「あーそうだね。先に話済ませちゃおう。脱線させてゴメンね」

レイがローザリアをウルムナフの膝に座らせて姿勢を正すと、イシュトヴァーンがそれを引き継ぐ。

「あぁ、こんなに気が楽になったのは久しぶりで気が抜けすぎていたようだ。話を続けよう」

「僕たちは地球にくる予定の魔獣を倒すために喚ばれた、という認識でいいのかな」

ニィがリユースの面々を見まわすと、全員が驚いたように次々に声を上げた。

「まさか!そんなことさせるかよ!」

「そ、そうです。地球の方々には何の責もない。こ、こちらが一方的に迷惑をかけているのです。助力を請うのも心苦しいというのに。き、危険な魔獣に相対させる、などとんでもない!」

全力で否定する五人に圧倒されながらじゃぁ何のために?という表情を浮かべている四人と無表情の一人の前でイシュトバーンは前に身を乗り出して口を開いた。

「実はこちらから地球に人を行かせたんだ。召喚を行うには世界を特定する必要があるからな」

「はぁ…それで?」

未だ何の問題があるか分からない地球人達は首を傾げながら続きを促した。

「初めは人目につかないように森の中に着くようにして、街の様子を確かめるために人の多いところへ向かってみたんだが…何というか…囲まれてな」

そこまで聞いて、レイ、イチ、ニィの顔が引きつった。サンは未だにポカンとしているしゴウは安定の無表情だ。

「え、ちょ…それ…」

「あっち行ったのって~」

「人族ですよね?」

ここまで聞いて、サンがはっと目を見開いた。

「いや、各国の代表一人ずつ計五人で…」

「「はーーーーっ!?」」

イシュトヴァーンの発言にかぶせ気味にレイとイチが前のめりになった。ニィは額を押さえている。ゴウも珍しく表情が動いた。といっても片眉が少し上がったくらいだが。

「…そういや先月、某巨大掲示板で祭りになってたわ。リアルケモミミとか生エルフ降臨とか。みんなよくできたコスプレ扱いしてたけど。いい出来だったからびっくりして画像とってあるわ。まさか本物だったとは…」

レイが操作したスマートフォンを皆がのぞきこむ。そこには自らの尻尾を抱えて困り果てた表情をした狼の獣人と、あきらかに怯えた表情のエルフをかばうように立つ人と、ドワーフを守るように抱え込んだ魔人が写っていた。

「これは…ヒドイ…」

あまりにあんまりな写真に語尾が延びないほど引いているイチ。

「あぁ…ね…」

ニィも発言するのが精一杯。サンに至っては「うわぁ」という顔しかしていない。

「この人たち無事に…無事っていうか…えーと帰ってこれたの?」

途中でうまく言い直すのが面倒になって結果を簡潔に問うレイにシェイルファスは生真面目に頷いた。

「あぁ。身体的にダメージはなかったと聞いている」

あぁ、精神的ダメージはあったんですね、分かります…。地球人の心が一つになった瞬間だった。

「この後って?」

ニィがおそるおそるたずねると、ウルムナフがこたえた。

「ヒト族しかいないみたいだからよ、今度はヒトと魔人だけで行ったんだよ」

「二回目!?」

「結果が見えすぎる…」

「ど、どうなったか分かるんですか?」

ガルドリズンがイチとニィを交互に見つめる。

「ジロジロ見られて、お茶飲もうとか写真とろうとかご飯食べようとか言われて結局囲まれたんじゃない」

レイの発言にリユースの五人はそろって驚愕の表情を浮かべている。

「おまえ、先見だったのか…」

ウルムナフが尊敬の色を目に浮かべてレイを凝視している。

「ないわ」

バッサリと切り捨てるレイ。

「それで~身動きとれなくて現地人に協力してもらおう~ってことになったんだね~?」

「あぁ、二回目は女性に囲まれたからな、三回目は女性だけで組んで行ったんだが…」

「まさかの!」

「三回目!懲りなさすぎる!」

「今度は男性に囲まれて身動きできずに結局帰ってきた、と。それで僕たちに何を望んでるのかな」

呆れた表情を隠しもせずに問うニィ。

「こちらの住人があちらで自由に動けるように、指南していただきたい」

五人に向かって真摯に頭を下げるリユースのトップ達を見て地球人たちはまたもや心を一つにした。


ハイデルアルン王国王都ルルティアセルシアーナ王宮 秘匿の玉座の間に双黒の少女の呆れ声が響く。


「何そのムリゲー」



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