優しいお婆さんとの出会い。
「あなたには素質がある。」
そう言われてなんか当たり前のようにイケメンな陰陽師と妖怪退治頑張ってます!
急に部活の顧問の先生に呼び出されて重い荷物を一人で運び終えた私はとぼとぼと一人家路を急いでいた。すると。
……ぽつ。
ひとしずくの水が頭に当たって、私は思わず空を見上げた。案の定、雨粒が降りてきた。
私はとっさに雨宿りできる場所を探しに走っていると、一軒。駄菓子屋さんがあり、雨宿りしていると、店主とおぼしきお婆さんがにこりと笑って、
「あらあら、あなた濡れてるじゃない。どうぞ中に入って」
そう言われて断るのも申し訳ないと思いお店の中に入ると、昔ながらのお菓子やおもちゃがずらりと並んでいて思わず目を輝かせていた。
「何かほしいものでもあったかしら?あるなら今日は特別にあげるわよ」
突然いわれた一言に思わず目を丸くした。そしてようやく私は意味を理解し、恥ずかしくて顔が赤くなった。
それをみたお婆さんはまたにこりと笑って、奥の部屋に招かれた。
はじめまして、ミクニ紗恵と申します。
このたびは私の未熟な小説を読んでくだっていただきありがとうございます。
さて、私がなぜこの作品を書こうと思ったのかといいますと、映画の陰陽師に感化されたからです。
安倍晴明物凄くかっこよくて、現代版にしたら面白いぞと思い書いてみました。
多少誤字があるかもしれませんが、楽しく読んでいただけたら幸いです。