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第71話 適当に雑務をした時の事

細々と続けてます。

相変わらず不定期です。


細々と言えなく成って来ている気がしますので次話から「適度に続けています」にしようかと思っている所です。

 港町から六日、島に着いたのは昼過ぎだった。

 船が湾の中に入ると、島民総出で手を振って出迎えてくれた。少し栄えて船の往来が増えたら、悔しいけどこういう事もなくなるんだろうな。

「ただいま戻りました、特に変わった事はなかったですか?」

「えぇ、ありませんでした。ただ、囚われてた女性の一人が少しパニックになったくらいですが、今は落ち着いています」

「しばらくは多いと思いますが、周りの理解と時間が必要ですからね。他には?」

「言われてた簡易倉庫が広場の方に出来ました。買い付けに行くという事なので、とりあえず大急ぎでルートさん達が仕上げてくれました」

「これで荷物が濡れずに済む。では重いものはとりあえず岸の方の空き家に、軽くてがさばる物は広場の方に移しましょう。では荷物を降ろすので手伝ってください」

「わかりました」

 よく見なくてもわかるが、食事を食べるスペースに大きな支柱が立ててあり、エドワード達の船に使われてた帆が紐で引っ張られ、地面に杭が打ち込まれており、ものすごく大きなビーチパラソルのように日陰になっていた。

 そこには急増で作った椅子やテーブルが設置されていて、これで雨の日でも外で食事が出来る。後で感謝しておこう。

「じゃぁ、とりあえずアントニオさんとアドレアさんは、あそこの布の下で休んでてください」

「おいおい、俺も手伝うぜ?」

「私もあまり重くない物でしたら平気ですので、是非手伝わせて下さい」

「そう言うならお願いします。んじゃ先に挨拶を済ませちゃいましょう。おーい取りあえず集まって下さーい」

 俺が声をかけると、ぞろぞろと島民が集まって来た。

「どうぞ、まずはアントニオさんから自己紹介お願いします」

「あー。医者としてこの島に雇われたアントニオだ。口は悪いがそれなりの知識はあると思ってる、怪我したり調子が悪い時は無理せず俺の所に来てくれ」

「皆さま初めまして。教会から派遣されて来た、シスターのアドレアと申します。まだまだ未熟者ではございますが、出来るだけ皆様のお役に立てるよう頑張りますので、悩み事があったら直ぐにでも相談に乗ります。気軽に訪ねてきてくださいね」

 紹介が終わると、おぉーと声が上がるが、大勢の前だとこんな物だろう。少人数だったら挨拶を返したりするんだろうが、こんなにいたんじゃ無理だからな。

「じゃぁ、挨拶も終わった事ですし、荷物を運んじゃいましょう」

「あいよ」「おう」「解りました」

 様々な声が上がる。


『じゃぁ、荷物を降ろしましょう』

 風魔法を使い、声を船に届け、船員達が小船に荷物を載せて岸まで運び、そこから島民達が手分けをして、衣類や日用品、寝具を広場の方に。

 小麦粉やジャガイモや酒は空き家になんとか突っ込んだ。

 生活拠点を、岸から離れた広場に移したいけど、もう少し家とか出来てからじゃないと無理だなー。


「あ、その二袋は俺の私物なんで、そこに置いておいて下さい。あと大きい酒樽二個は船に乗せっぱなしでいいですよー」

「本当っすか!」

「酒がないとやる気でないでしょう? とりあえず商船(・・)として働いていただきますので、給料と思ってください」

「「「うおーーー!」」」

「はいはい、喜ぶのは荷物を全部降ろしてからにして下さいねー」

 町で商人を募集するのを忘れてたな。魔族側と人族側で二人雇うか? それとも魔族を雇って勉強させるか……。船員が今のところ人族だけで構成されてるから、人族を雇うかな……。

 その前にコーヒーを出荷させるのに、ある程度コーヒーを作って、どうにかして効率の良いコーヒーの淹れ方を考え、港町で店を借りて知名度を上げるかだな。

 島の南側に小屋を建てて、人族を住ませるか……、それだと無理があるな。ハーピー族と交渉して、赤い実を取ってきてくれたら肉と交換するよ、とか言えば持って来てくれるかな?

 ドリップ部分を作ってもフィルターがないし、綿とかを底に敷いて濾すか? それとも何か布とかを使って濾すか……。

 別に濾さなくても良いんだよな。たしかどっかの国の飲み方で、一杯分の分量の挽いた豆を入れて、砂糖を入れてから煮る感じで作って、一分くらいして豆が沈んだら飲む方法もあったな。そっちの方向で考えて置くか。

 トルココーヒーだった気がする。

 そんな事を考えていたら、

「樽が重いなら魔王さんに持たせれば良いっすよ、なんてったって一人で持って倉庫から運んだんすから」

 そんな事を言っている声が聞こえた。

「ん? あぁそうでしたね。俺も一個くらい運びますか」

 そう言って一人で持って運んでたら、歓声がやっぱり上がる。確かに持ち辛くて重い物を運ぶってすごいと思うけど、ソコまで騒がなくても良いと思うんだよね。あーこれは腰に来るなー。

「魔王?」

「え? へ?」

「あ……」

 アントニオさんは口を開けて驚いているし、アドレアさんは何がなんだかわからないと言った感じで周りの反応を見ている。

「あの、カームさんこれは一体どういうことですか!?」

 興奮気味のアドレアさんに詰め寄られた。

「あーその。ごめんなさい。今まで騙してました!」

 俺はだましていた事を謝ったが、

「そんな! あんまりです! あんなにやさしい方が!」

 アドレアさんが絶望に満ちた顔で砂浜に膝をついてしまった。

「あっさりしてんなーおい」

 逆にアントニオさんはあっさりしていた。なのでアドレアさんに俺は訳を話した。

「正直に話したらこの島に着いて来てくれました?」

「それは……」

「まぁ、中には優しい魔王がいても良いじゃいんですか? 俺だって望んで魔王になった訳じゃないんですよね。どっかの一番強い魔王の部下に声を掛けられて、魔王の刻印みたいな物を魔法で刻まれて、魔王に認定されました。そして前任の魔王が殺されて、空きができたこの島に連れて来られた……。ただそれだけです。それまでは故郷の村でのんびりやってたんですよ? 嫁だって子供だっているんですから。まぁ、任されたからにはやれるだけやってみようって事で、今足掻けるだけ足掻いてますけどね」

「魔王ってそうやって成るんかよ……」

「みたいですねー。いきなり家に来ましたよ? 君強そうだねって」

「そんな、こんなお優しいのに魔王だなんて。孤児院に寄付だって、私の旅の費用だって……」

 アドレアさんは両手を頬に当てて、信じられないと言うような表情で目が泳いでいる。

「まぁ、しばらくやってみて駄目だって思ったら言ってください。帰らせてあげますので」

「あぁわかったよ、取りあえずは様子見させてもらうわ、それで駄目だったら、借金分働いて帰るわ」

「わ、わかりました……。私も帰らせていただきます」

「はい! ってな訳で少し早いですが、今日の仕事は終わりにして夕飯の準備でもしましょう。果実酒も買って来たんで、とりあえず飲んじゃいましょうか」

「「「「うぉー酒だー」」」」

「小麦を心配しながらパンを焼かなくて済むわ!」

「香辛料も乾燥パスタもあるわよ!」

「種とか色々な苗は残しておいて下さいねー。一応栽培を予定しているので」

 そんな歓喜の中、女性達と料理を作っていると、島内を徘徊していたヴォルフが俺達の声を聞きつけたのか、森の奥からトコトコやって来た。

「おーヴォルフ! 久しぶりじゃないか! ヨーシヨシヨシヨシヨシシヨシ」

 俺は、これでもか! というくらい撫で回し、腹も見せ始めたからお腹も撫で回してやった。

「おいおい、簡単にお腹見せちゃ駄目じゃないかー、まったく可愛い奴だなー」

 周りの人族は、またか……、と言うような目付きで俺を見て、囚われてた女性達と、アントニオさんとアドレアさんは奇妙な目で俺を見ていた。

 ヴォルフは、アオアオアオとかいいながら、前足を使って器用にじゃれついて来る。

「あの、アレは?」

「ん? あぁ、多分しばらく会ってなかったから、お互いじゃれついてるんだと思いますよ」

「そうですか、中々可愛い魔王さんですね」

「おい、それ本気で言ってるのか?」

 アントニオさんは、アドレアさんに少し声を荒げて言っている。

「動物に優しかったり懐かれたりする方は、優しい性格の人だと私は思っていますので」

「そうかい、俺は医者だからあんまり関りたくないね。犬は嫌いじゃないけど抜け毛がな」

「アレは狼らしいですよ」

 島民の一人が犬ではない事を言ったら、

「はぁ!」

「……え?」

 二人は、間の抜けた声で驚いていた。

「血だらけのところを助けてやったら、懐かれたっぽい事を言ってたからなー」

 二人は何も言えずに顔を見合わせるだけだった。そんなに狼とじゃれるのがおかしいかな?


 夕食も済み、俺は温泉まで転移して、久しぶりの入浴を楽しんだ。なんか羽とか浮いてたけど、少しバシャバシャやって湯船から取り除いた。

「汚したら、綺麗にさせるように言わないとなー、あー石鹸忘れたー、ちくしょー」

 仕方ないのでかけ湯をして暖まった後に、タオルで拭くだけにして海岸の村に戻ったらまだ飲み会が続いていた。

 あちゃーアドレアさんも飲まされちゃって、顔真っ赤でフラフラしてるし。

「おい! 魔王さんよー、よくも騙してくれやがったな! この酒でも飲みやがれ!」

 アントニオさんは肩に手を回して、俺に酒を飲ませて来る。頼むから服に零さないでくれよ。

 その夜は、皆楽しそうに過ごしてくれた。



 翌日、いつも通りの時間に起きたが、昨日温泉に行くのに石鹸を忘れていたので、また温泉まで転移して、体を洗ってのんびりした。

「おーカーム! しばらく見なかったな!」

「ファーシルじゃないか、久しぶり。港町まで行ってたんだよ」

「そうかそうか」

 ファーシルは、バシャーンと勢い良く温泉に飛び込んだ。その勢いで羽が少し抜け落ち、ヒラヒラと舞いながら湯に落ちた。今までの羽はこいつのかよ。

「おいファーシル。言いたい事がある」

「なんだー?」

「まずはお湯に飛び込んじゃ駄目だ、羽が抜ける。そして抜けた羽はそのままにしないで、お湯の外に捨ててくれ」

「んー? なんとなくわかったぞ」

「なんとなくじゃ駄目だ。ほら、羽を拾って外に捨てろ」

「わかった」

 朝から疲れるなー。


 そして俺は朝食を食べた後に、ルートさんとアントニオさん。アドレアさんを連れて広場に行き、立地について話し合った。

「病院と教会は、村予定地の真ん中辺りが良いですかね?」

「ここは井戸の周りだろ? 井戸の周りって栄えるんじゃないのか? 少し遠くても良いから、通りに面してれば良いぜ。それか人の往来が多くて、怪我人が直ぐに来れる場所だな」

「そうです、こういう場所には市場が立つべきです。ですので、そこの角にある作業場の隅の方でも私は構いませんよ」

 そう言ってアドレアが指を指す。

「まぁ、教会は目立つから良いとして、病院だよなー」

 清潔で綺麗なイメージが大切だからな。

「土に石灰混ぜて白くして、壁に塗れば一発でわかるし、清潔感があると思うけど、ルートさんはどう思います?」

「いいんじゃないかな、どうせなら今後島に建つ、医者がいる家の壁は白に統一した方が良いと思うぞ」

 まぁ、赤い十字は通じないだろうな。

「そうだな。今後島に魔族や人族が増えたらそうしよう。問題は往来だよな、今のところ海岸と、ここを通るだけだし。けど予定では、そこの人口湖に水が流れ込んでる小川に沿って道を作って、山の麓付近にある湖の周りにも人が増えたら家を建てて行きたいんだよな」

「んじゃ道を作る予定の場所を決めちゃって、その隣に建てれば良いか。んじゃ道のアタリ付けてくれ」

「りょーかーい」

 そう言われ、俺は小川に沿って更に西側の木をチェーンソーモドキを使い数本切り倒し、道のアタリを決める。

「んじゃそこが道だから、この辺か……」

 ルートさんは杭を打ち始め、大体の広さを決め、棒で真ん中辺りを線で区切る。

「アントニオさん、診察所はもう少し広い方が良いですかね? こっちが生活する場所になるんですけど。カームの考えで横には広げて良いけど、道側にははみ出すなって言われてるんだよね」

 道に家がはみ出てて、道路がボコボコしてたら、なんか景観的に見栄えしないじゃん? だから通りだけは揃えたい。

「お、おう。十分じゃねぇか? まだ島に居る人族や魔族は少ないんだろ?」

「んじゃ一応コレで決まりね、あとは教会か」

 ルートさんは元魔王城建設予定地の隅に歩いていき、目測で杭を打ち始めた。病院も隅なので、丁度対角線だ。

「これくらいなら三十人は中に入れるだろ、五十人分くらい必要ですかい?」

「い、いえ。これで十分です。私が居た教会より広いですし」

「そうかい? 一応ここは工業区予定地だから、もう少し広く取れるけど」

「いえ、これでも十分ですから」

「教会の作りってどうなってるんだ? 聞いた話だと、前は祈る場所だけど、裏手には生活する場所があるんだよな?」

「え? えぇ、それなりの竈と寝る場所だけあれば十分ですので、これ以上広くしないでも結構ですから」

 本当に焦っているような声だ。

「そうかい? まぁ、狭くなったら増築すりゃ良いさ。んじゃ教会も決まりっと、悪いけど建込みが終わるまで、青空病院と教会でお願いします」

「んじゃ海岸の方に戻りますか」

「おう」「わかりました」


 湾の方へ戻って来た俺達は、畑の一角を借りて買って来た種や苗を植えさせてもらう事にした。

「カームさん、それなんの種ですか?」

 興味深そうに、野草さんが話しかけて来る。

「キュウリとトマト。人参とレタスと唐辛子です。数が少ないから少し慎重に育てないと不味いですけどね。キュウリとトマトは一回実ればどんどん生るから、育てば問題ないんですけど。あー、他は確か収穫は一回でしたよね? 数は生るから、種さえ取っておけば、また季節が一巡した今頃に撒けばどんどん増えるでしょう。最悪ずっと暑かったら、ずっと作れますね」

「トマトですかー、良いですよね。私、塩さえあれば何個でも食べられますよ」

「種も欲しいから、出来れば取っておきたいんですけどね。まぁ、痛んで駄目になった奴を埋めて置けば、また出ちゃうんだけどね。大雨が来なければ良いんだけど」

 俺は空を見て、いまだに経験した事のない嵐を心配した。

「根っ子がやられちゃいますからね」

「そうですねー、あと風が吹いても倒れちゃうし、キュウリなんかは網とか張って蔓とか伸ばさないと駄目ですし。その辺の枝でも組んで刺して置けば、勝手に伸びて収穫量とか増えて欲しいんですけど、今まで俺は育てた事ないですし」

「私ちょこちょこ面倒見ます?」

「一応俺も見ますけど、そちらでもお願いします」

「わかりましたー」

「他にもキャベツや玉ねぎの種も買って来たけど、植えるのにはまだ早いですからね。あとニンニク、これも取っておいて秋に植えようと思うんですよ」

「そうですね、植える時期がありますし、それと私、キャベツの芯の甘いところ大好きです」

 通だな……。野草さんって、なんか通すぎる。

「トマトを収穫して、茹でて種を取って瓶に詰めて蓋をして、瓶ごと茹でて置けば少しは日持ちしますし、キャベツと豆と肉で煮込みたいな。どうしても収穫時期が違うと、ちゃんと保存しないと食べられないですからね。まぁ、まずは鹿肉と豆のトマトソース煮込みとかから始めてみましょう」

「何ですかそれ! 聞いてるだけで美味しそうなんですけど!」

「じゃぁ、トマトの収穫まで待ってて下さいね」

「わかりました! 頑張って待ちます! 楽しみだなー」

 野草さんは、幸せそうな顔をして去っていってしまった。

 ああ言う雰囲気の子とか、俺結構好きなんだけど、男性に言い寄られたりしないのかな? まぁ、なんか暴走しそうで手綱引いてる方が疲れそうだけど。

 好きなタイプと実際に付き合うと、大変な事になる可能性もあるからな。まぁ俺は好かれていたから良いんだけどね。二人にもかなり慣れたし。

 街に行ってたから仕方なかったけど、そろそろ村にも戻らないと。こっちの作業が一息着いたら帰るかな。




魔王様の謎の実験


「ルートさん。ちょっといいですか?」

「はい?」

「ちょっと大きめの桶とぴったりの蓋を作ってほしんだけど」

「どのくらいの?」

「ワイン樽を半分にしたくらい」

「わかった」


「コレでどうだ?」

「おー丁度良いです、ありがとうございます」

「何に使うんだ?」

「できたら教えます」

「はいはい、また村で何かやってた時みたいな奴か」

「そう思ってもらって結構です」


「フーフフーン、まずはこの個人的に買って来た米を炊こうか。いやー偶然見つけたこの米っぽいの、子供の頃に町で味噌と醤油を見たから有ると思ったけどさ。少し細長いからベトナムとかタイ辺りに近いけど、綺麗に精米されてるしとりあえず炊こう! 残りは水に浸す」


「あー炊き立て米、美味いわー」

日本の米みたいにモチモチしてないし粘り気も無いけど米は米!



「そろそろ良いかなー」

そう言って前日から浸していた米を水から上げ良く水を切り蒸す。

その後煮沸消毒した綺麗な布で包んで毛布で包んで保温。麹菌無いけど運だよね。

取りあえず神に祈っておこう。

翌日良くかき混ぜてまた保温。

それを3日ほど繰り返し白い黴みたいなのが生えてたら成功。

「神様、ありがとうございます!」


 んじゃ次の段階だ、この大豆によく似た豆をたっぷりの水で良く洗う。

 まず水を入れると汚れや水より軽い豆が浮いて来るからそれを捨ててから豆同士をこすり合わせて良く洗う。その後たっぷりの水に良く浸し一日放置。

 翌日に倍以上に膨らんでいたら大きめの鍋でたっぷり水を入れてよく煮る。

 親指と小指で持って簡単につぶれるのが目安だ。大豆なら四時間くらいなんだけど、これは少し長めに煮る必要が有った。

 煮てる間に偶然(・・)出来た麹と塩をボウルで混ぜておく。

 そして煮上がった豆の水を良く切り良く潰す、潰し忘れがないようにするのがポイントだ。

 そして良く潰れてペースト状になった豆を、塩と混ぜた麹の中に入れ良く混ぜて練ってしっかり混ぜる。

 空気を抜かないといけないので、ボール状にして木の桶に思い切り叩き付けるようにして入れる!

 その後上から押さえつけまた投げ入れ押し込んでいく。

 そして木の桶口いっぱいになったら空気に触れないようにする為に、ビニールとかがあればいいんだけどないので、濡れた紙を上に敷き、蓋をして重しになる適当な石を乗せ風通しのいい日陰に保存。

 コレでちゃんとできれば味噌っぽい何かの完成だ。取りあえずさっさと食いたいから熟成期間は短めで1ヶ月位か? それで白味噌で味噌汁を飲むんだ! 小魚を煮てから干して、綺麗に内臓と頭を取って、コンブと一緒に出汁を取ってワカメの味噌汁を飲むんだ!

「クックック……フハハハハ。アーハッハッハッハッハ!!! 大根と油揚げ欲しいよーー!」

 今の俺、最高に魔王っぽい気がする。

 俺は見事な三段笑いをして昼飯時に変な目で見られた。

一度閑話を消去しましたが、感想でご指摘が有り、文章を少し修正して再掲載しました。

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作者が書いている別作品です。


おっさんがゲーム中に異世界に行く話です。
強化外骨格を体に纏い、ライオットシールドを装備し、銃で色々倒していく話です。


FPSで盾使いのおっさんが異世界に迷い込んだら(案)

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