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第231話 色々説明した時の事

人物の描写をしてなかったので、今回入れました。

姐さんとの今の関係をとりあえず描写しておきました。今後どうなるか……

 あの夜、特に男女の営み的な物は何もなかったが、朝まで飲んでいたのでもの凄く眠いし色々と酒臭かった。汗とかが。

 けど排尿時に、アルコール臭くなかったのでしっかり色々な場所で分解されてると思う。毒耐性様々だな。

 多分ダラダラと愚痴を聞きながら俺はベリル酒を五リットルくらい飲まされたと思う。日の出の時刻にはお腹チャッポンチャポン、竜族ヤバイ。わかっちゃいたけど水みたいに飲む。

 そして愚痴の内容だけど、俺みたいな感じの姐さんより強い竜族いないかなー、だった。

 強すぎるんだから妥協したらと言ったら、大魔王様の所に向かおうとしたので全力で止めた。俺が生きてる時にラグナロクやら怪獣大戦争を起こされちゃたまらない。やるなら俺が死んでからにしてくれ。

 それと俺の事を、自分の事を怖がらず、普通に接してくれて性格は好みだけど弱いのよねー。と、かなりへこむ事を言われた。オスとしては姐さん基準では失格らしい。俺以上のオスなんか多いからきっと見つかるさ。

 けど本当に仲の良い友達くらいにしか思われてないらしく、ある意味助かったが、ちょっとだけ複雑な気持ちだ。

 それとよく考えなくても姐さんが本気だったら校長が義弟になるから考え物だ。

 まぁ、襲ったとしてもアイアンクローを食らってザクロになりそうだし、襲われたらどうにもできないから、今夜の運命は本当に姐さんの気分次第だった気がする。

 良かったのか悪かったのかよくわからない。

 ちなみに肴がなくなったので作ろうと思ったら、姐さんが作ってくれた。料理はかなり上手かった。本人曰く、伊達に長生きしてない。だそうだ。

 そして俺は、こんな状態じゃ仕事にならないので休みをもらい、故郷で休む訳にも行かず、事務所の二人に挨拶をしてから仕方なく自宅で寝る事にした。



 それから十日、今度は魔族大陸から職人がやってきた。

「長旅お疲れさまです。では、島の生活になれてもらうのに、数日ここで共同生活をしてもらいます」

 それから俺は人族と同じ説明をして、姐さんの事も注意していたら、もう一隻の船が湾に入ってきて、ヴァネッサさんもタイミング良く来てくれた。

「お疲れさまです。今アドレアさんを呼びますので、少しお待ち下さい」

「あぁ、慌てないでいいよ。見た感じ何かの説明中だったんでしょ?」

 ヴァネッサさんは修道女がかぶっているヴェールを脱いでおり、ショートカットの髪がさらに活発な雰囲気をだしている。ずっと屋内にいたのか、太陽の下では肌はかなり白いが、なんか教会を建てる手伝いをして日焼けしそう。

「いえ、問題ないです。ついでに皆さんに説明も必要ですから。フルールさん、アドレアさんに教会に向かいますって言って下さい」

「はーい」

 鉢植えになっている赤い花から、女性の上半身が出てきて皆が驚いている。故郷にドリアードはいたけど、やっぱり珍しいんだろうな……。

「とまぁこの赤い花とあっちの椰子の木は、アルラウネとドリアードですので、緊急時はお手伝いいただいております」

 マタンゴもいるんだけどね。

「今向かいます。だってー」

 俺は軽く返事をし、【水球】で水を与えると身を悶えさせながら喜んでいる。相変わらずエロいなぁ……。

「花に欲情しないように……」

 とりあえず男性達に注意はしておく。

「ちょ、ちょっと待って下さい! この島にはアルラウネとドリアードがいるのですか!?」

 あー、えーっと少し色の薄い金髪ショートカットのエルフは……。たしかティラさんだったな。

「えぇ、自然が多く手つかずの場所が多かったのでいるみたいです」

「あぁ……。やっぱりこの島に来て良かったわ! 早速私を自由にしてください!」

「駄目です。先ほどのルールは守って下さい。それが嫌なら、早くこの島になれて下さい」

「あぁ……どうしてなの……。ねぇ私ティラっていうの、よろしくね」

 ティラさんは人の目があるのに四つん這いになり嘆いている。あぁ……頭痛の原因がまた増えそう……。ってか速攻で笑顔でそのままの体勢で鉢植えに話しかけないでください。周りの目が完全に関わりたくないって目をしています。

 長袖長ズボンだから良いけど、色々ラインがですね? 下着とかヒップとか! 胸? 和弓も胸当てがなくても弓が使えそうなとてもフラットなお胸ですね。四つん這いでも重力に負けてませんね。

「では、とりあえず人族の先輩達に助言をもらいつつ、今日は自由にしてて下さい、仕事は明日からお願いしますね」

 笑顔でとりあえず職人達に別れを言い、そしてヴァネッサさんを連れて外に出ると、アドレアさんが小走りでこっちに走って来ていた。相変わらず足が遅いなぁ……。

「アドレア、久しぶり!」

「ヴァネッサも変わらないわね」

「まぁ、積もる話もあると思いますので、木陰か教会に行きますか? ここで話すよりはいいです」

 久しぶりに会う同期だしな。教会で待ってられないか……。ってかヴァネッサさんはアドレアさんより頭半分くらい背が高いな。スズランじゃないが、背が高いのも姐さん風に見えちゃうよなぁ。

 どこかの教会みたいに、テーブルに武器を置いて、タバコと酒をやりながら賭事しなければ問題ないけどね。


「じゃあ、この教会はアドレアが指揮したの?」

「えぇ、あの頃は教会を見た事のない魔族の方が多くて、どうしても自分で色々やらないといけなかったの」

「あの神様の像は?」

「家具職人さんが彫ってくれたの。第二村の神父様は、小さな村からそのまま全員島に来たから荷物が持ち込めて、その中に小さな像があったから」

「まぁ、最初の奴隷だった人族は枷がつけられて何も持ってませんでしたし、俺もそこまで気が付かなかったんですよ。でも小さな物があって良かったです。職人さんも曖昧だったらしいので、見ながらじゃないと彫れなかったって」

 なんであんな細い紳士風が、上半身裸で剣と盾を持ったマッソーになったか不明だけどね。

「独立してこんな立派な教会持ちかぁ……。気後れしちゃうな。まぁどうにかなるかぁー、しないといけないんだけどさ」

 ヴァネッサさんは教会内を見渡しながら、口を半開きでそんな事を言っている。なんでアドレアさんの同期が今まであの教会に残っていたか何となくわかった気がする。

 なんか雑っぽい……。

「望めばもっと大きくできますし、煉瓦作りにもできますよ」

 俺は出されたお茶を飲みながら、笑顔で少しだけ脅かすように言ってみた。

「い、いや。いいよ。私もこのくらいで十分。まだ駆け出しの身だし、話に出た第二村の神父様に悪い」

「ちなみにご年輩の方なので、村長もお願いしています。皆さんよく従っていますよ」

「な、なおさら無理だ。そんな方がいるのに私なんかが煉瓦作りの教会だなんて!」

 ヴァネッサさんは両手と首を振り全力で断ってきた。だよなぁ。年功序列じゃないけど、長年神職やってる方を差し置いて、駆け出しが立派な教会だなんて。

 後釜に入れば可能か? もしくは偉い人の子供でエリートコース。けど偉すぎる奴は勇者に降ろされてる気もする。

「アドレアさん、後はよろしくお願いします。ヴァネッサさん、教会の規模と外見と内装のデザインお願いします。俺は戻りますので」

 そう言って立ち上がり、執務室に戻ろうと思ったら集合住宅からティラさんが出てくるのが見えた。もう既に嫌な予感しかしねぇ……。

「お散歩ですか?」

 とりあえずさし当たりのない言葉を選んで声をかけた。

「えぇ、今日はお休みですからね。ちょっとそこの森まで」

 うん、知ってた。今日は休みだもんね。新しい環境だし出かけたくなっちゃうよね。

「森の奥に行かない、夕方には帰って来る。できますか? できないなら集合住宅での共同生活の期間を増やしますからね? 一応名目上は顔合わせや島での生活スタイルの教育なんですから」

 一部守れれない人もいるけどね。一応顔出しておくか。人族の錬金術の人が不憫だし。

「わかってます。早く森にいけるなら順応して見せます」

 そういってティラさんは、森の方に素早く走って行ってしまった。

 エルフってあまり見ないけど、変わった人が多いなぁ……。今思い返せば、シンケンの母親(アルクさん)だって人に物を教えるのもの凄く下手だったし。共同住宅のフレーシュさんなんか町エルフで甘い物大好きだったし。

「同期との顔合わせや、人族との交流がメインの共同住宅での生活なのに……」

 まぁ、最悪森に入るから問題はないのか? けど最初が肝心だからな。


 歩きながらアピスさんの所に向かうと、本人はベッドで寝ており、人族の錬金術師が一人で作業をしていた。

「お疲れさまです。アレ。いつから寝てます?」

 俺は指を指して人族に聞いた。

「あ、お疲れさまです。朝ここに来て、太陽が一個分傾いたら寝ました。これをやっておいて。と言って」

 そういって紙を出してきた。んー、島に配ってるポーションで純度の高い物を作り、それを希釈して同じ純度の物を作成……。畑にある物から自由に何か作成を三つ。書籍の閲覧は汚さなければ自由……。

「課題だけ渡されたと?」

「はい。ただ、普通(・・)なら、大量に作る場合は大きな道具で作ってから小分けにすれば濃度は同じなんですが、濃いめに作って薄めると言う手法はあまり使われておりません。多分必要最低限の最悪な環境下での作成を想定しているのかと思います」

「でしょうね。けど監督不行届です……」

「そうなんですよね……」

「ここに通って五日、何日くらい途中で寝ました?」

 不安になったので聞いてみた。

「二日です。二日目と四日目ですかね? 三日目は夜通し作業していたのか気が付いたら寝てました。今日もそうだったのか寝ました。何なんですかこの女性は?」

「頭のいい馬鹿です。作業に熱を入れすぎて気が付いたら朝になってたり、気が付いたら寝てて夕方だったりです。正直言って狂気の沙汰です。起こす時は鼻の中に水を入れるとむせて起きますので、緊急時は覚えておいて下さい」

「は、はぁ……」

「けど本当万能なんですよ……こう見えて」

 俺は本棚の項目の事や、種一粒で薬効成分を言い当てたりと、過去に凄い事をしていると説明し、今までのポンコツ具合も言った。

「とまぁ。何かを犠牲にして、錬金術に特化している人です、人格は諦めましょう」

「ってか自分男なんですが、かなりの無防備で寝てるんですけど。服とか下着も脱ぎっぱなしですし……。男として見られてないんですかね?」

「俺もですよ。この人は魔族人族の男とか関係ないです。むしろ研究の為に結婚して、旦那に家庭の事全部任せたいって言ってます。もうね……誰かいい人を紹介したいくらいです。いや犠牲者か? もしアピスさんに恋愛感情がなければ、曖昧な返事は止めておいた方が良いですよ」

「あ、はい。まぁ、体はかなり魅力的ですよね。けど全てを性格がぶちこわしてます。かなり珍しいですよ」

 錬金術師の男性は、ベッドで寝ているアピスさんを見て、ため息を吐きながら言った。

「どんな人でも需要はあります。保護欲がかき立てられて、面倒をみたいって人で、容姿とかが好みなら食いつくかと……。かなり少数だと思いますが」

「確かに少数ですね」

 俺達は大きくため息を吐き、ベッドでだらしなく寝ているアピスさんを見た。襲う気すら起きない、酒飲んで寝ちゃってるおっさんみたいな寝相をどうにかしてほしいわ。とりあえず薄いタオルケットかけておくか……。

森エルフが、ノースリーブでスカートってのは個人的にあり得ないと思っています。

だって毒のある植物や枝や葉で色々傷ついたら最悪ですからね。

作者は半袖ハーパンサンダルでサバゲなんかやりたくないですし、海(砂浜)だって薄い長袖と長ズボンですよ。

なのでうちのエルフは露出超少ないです。


巨乳にするかクソ迷いましたが、作者が貧乳好きなので小さくしました。

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作者が書いている別作品です。


おっさんがゲーム中に異世界に行く話です。
強化外骨格を体に纏い、ライオットシールドを装備し、銃で色々倒していく話です。


FPSで盾使いのおっさんが異世界に迷い込んだら(案)

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