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第135話 魔族側の大陸に行った時の事 後編1

適度に続けてます。

相変わらず不定期です。

三話を試験的に同時刻投稿しました。上手くいってればいいんですが。

 あのあと、ギルドからお金を下ろし、マスターに支払い、張り紙を壁に貼らせてもらった。


 セレナイトから船便で五日目の場所にある、甘ちゃん魔王が開拓してる島で、労働者募集。

 本格的な商店がないので、金銭での物品の売り買いは出来ませんが、発展初期組として、島で働きませんか?

・労働意欲があり、特殊な訓練無しでも働けます。

・専門職の方優遇。

・お金を使う場所がないので、自然とお金が貯まります。

・町に出たい場合は、定期船に実費で乗って下さい。

・人族も居ます

・主な業務内容は、開墾と収穫。専門職の方はそちらをお願いするかもしれません。

・魔法が使える方大歓迎


 うん、こんなもんか? 金が使う所が無いとか、遠洋漁業みたいだけどな。

 何も頼まないのは失礼なので、果実酒を飲みながら、生き残ってるテーブルで文字を書いてたら、やっぱりウェイトレスさんがすり寄ってきて、しっぽを絡めてくる。本当に止めてほしい。

「じゃあ、これお願いします。文字読めない方っています?」

「トローでも読めるんだ。他の奴でも読めるだろ」

 その考えはやばいな。マスターに読んでもらえるようにしておこう。

「それって、あたしも行っていいのかい?」

「マスターに聞いてください。それに給仕はいいんですか?」

「客はあんただけじゃないか」

「そうじゃなくて……あー、そうでしたね。んじゃマスター、取引の話をしましょう」

 面倒なので、説得は諦めた。

「いきなりだな、酒が入ってるのにいいのか?」

「こんなもんじゃ酔えませんよ」

 ヴァンさんの時? アレはアレ、コレはコレで。

「いいだろう、そのベリル酒とやらは、一樽幾らなんだ?」

「そうですね……。儲け無しでこの値段。人族のとある商人に卸してるのはこの値段、明日から売り込みに行こうとしてる、商人に提示するのは、このくらい。ですので、マスターの所には、勉強させていただいて、このくらいでどうでしょうかね?」

「確かに数字を見る限り他より安いが、果実酒や麦酒に比べ、高い理由を教えてくれ」

 もっともな事を言われ、全て説明し、手間や燃料代がかかっていることを伝え、他の酒より高くなる事を説明した。

「んー暖めて、酒だけを抜き取るねぇ。なら強いのも高いのも納得だ。まあ、それでしばらく頼む」

「ありがとうございます。コレが島で作ったベリル酒です」

 テーブルに透明な液体の入った瓶を置く。

「俺が見たのは、琥珀色だったが?」

「樽で熟成させてませんからね。もう少ししたら、色がつきますよ。それに、サトウキビの酒ですので、熟成させなくても、美味しいですよ」

「ふぅん……」

 そう呟きながらグラスに注ぎ、香りと味を確かめている。

「多分、マスターが飲んだのは麦酒のベリル酒でしょうね、これはサトウキビ。このままでも良いですが、ライムとミントと氷と水。シナモンとレモンと砂糖とお湯で飲んでも美味しいですよ。先ほど、お金を下ろしに行った市場で見つけてきました、厨房をお借りします」

 厨房を借りて、二種類を二杯ずつ作り、二人の前に出す。

「うん。確かに強い酒と、美味い酒だ」

「あたしは、こっちの草が入ってるのが好き」

 レモンもライムも柑橘系だけど、平気なんですかねぇ?猫なのに。

「まぁこんなもんです。こちらの商人と取り引きして、他の酒場で取り扱いが始まったら、値段を調査して歩き、足並みをそろえれば、安く仕入れた分だけマスターの儲けですよ?」

「いいだろう。それなら、いなくなった奴らの分なんか、あっという間に取り返せる。取り引きさせてくれ」

「じゃぁ、この張り紙をお願いします」

 そういって握手をして、簡単に作った契約書にお互いサインをする。

「あ、安く酒を卸してるのは秘密で」

「わかってるよ」

 マスターとの契約を終わらせ、外に出ると夕方近くだったので、宿をスラムに近い下級区で探す事にした。船で寝泊まりしてもいいけど、水準が知りたい。

 観光事業も視野に入れるなら、最低に近い環境も知っておいた方がいい。まぁ、俺の知ってる最低は、最前戦に行くときの、馬小屋の藁だったけどな。

 マスターに聞いてもよかっったが、適当に入った方がおもしろそうだ。そして、適当に歩き回り宿を探す。

 そして、ベッドの看板が掛かってる、もの凄くわかりやすい宿屋を見つけたので、入ってみる。

 入った瞬間に、受付をしてたおばちゃんに、頭の先からつま先までじろじろ見られた。

「素泊まり大銅貨一枚、飯が欲しけりゃ隣の食堂に行きな。ランプの油代は別だよ」

「あ、それで良いです」

 俺は大銅貨一枚をカウンターにおいて、宿帳に偽名を書く。こういう所は偽名を使いたくなる。Q太郎?ジョン?ロック?まぁ、ロックが魔族っぽいか。岩本君と被るけど。

 部屋の鍵をもらい、部屋にはいると、最低限の物しか無く、布団は湿ってる。シーツも少しシミがある。しかも少し臭う。不衛生だな……。

「まだ馬小屋の方が、あきらめが付いたな。中途半端に物があると割り切れないって事か……。床で寝るか? ノミとかも怖いしな」

 独り言を呟き、確認だけ終わらせ、鍵を預けてから隣の食堂に行く事にした。

 入ってみたら、大衆食堂という言葉がもの凄く似合う、極々普通の食堂だ。ウエイトレスに角の席に案内され、日替わり定食を頼み、お金を払って出てきた。普通すぎて言う事がない。

 そして宿に戻り、床で寝た。



「最悪な朝だ」

 一言だけ呟き、太陽が出る前に宿を出た。

 決してあんな宿は島じゃ作らせねぇ。そう心に強く刻み、船に戻り、ぬるま湯の【水球】の中に入り、体を洗う。さすがにその辺で全裸になる訳にもいかないからな。

 大半は飲みに出てたのか、甲板に船員はあまりいなかったが、元気で砕けてる船員が話してくる。

「カームさん、こんな時間に湯浴みなんて珍しいですね。もしかして昨日は娼館っすか?」

 絶対に行かないってわかってるのに、ニヤニヤしながらからかってくる。

「いやいや……。最低ランクの宿に、後学の為に泊まったんだけどね。もう色々と最低でね、床で寝たよ。馬小屋の藁の方が、変に諦がめつく」

「カームさんにそこまで言わせるってすげぇ!」

「布団は湿ってるし、シーツは汚いし、臭う。受付のおばちゃんが無愛想。自分だけが寝てる寝具ならまだ許せるけど、他人が使って湿ってるのは我慢できない!」

「まぁ、言いたい事はわかりますけど。安宿ってそんなもんすよ?」

「まぁ、なんとなく予想してたけどね。まぁ島に宿を建てたら、宿に関する法律を定めるよ。うん」

「そこまでしますか……」

「そこまでするんです! あんなのは、お客を不快にさせるだけです。幸いあの島は晴れが多いので、布団は干せるでしょう。そして、シーツだけを洗濯する職業とかも作ればいいんです」

「うへぇ」

 クリーニング屋とか、ホテルとか病院のシーツを専門に扱ってる業者もあったからな、あっても良いかもしれない。

 着替えを済ませてから、門から港までのメイン通りの露店で軽く朝食を済ませ、もう一つの目的の、港の倉庫が並ぶ隅の方の、小さな商店を探して歩き回る。

 ニルスさんの様な中堅の商会も良いけど、零細の商会と付き合うのも良い。日本を支えてるのは、小さな町の工場だったからな。小さいのが数多くあった方が、良い事もある。

 俺は持って来た物を袋に詰め込み、飛び込み営業に向かう事にした。


 港に面している倉庫群の隅の方に行き、規模が小さそうな場所や、裏通りにある商会を探す。

 朝の港は活気に溢れているが、防壁近くの隅の方やその裏手は、活気とは無縁だった。

「シャッター通りとか言われてた、商店街とか思い出すなー。もうこのまま全員島に引っ張って来て、島で店とか出させたいな。まぁ、まだ無理だけどな」

 俺は港に面してる、搬入口の開いていた、一番端の小さな倉庫に入った。失礼だけど思うが、在庫の状況や、どの程度商品が動いていないかを、埃の付き具合で確認した。

 木箱には埃が付いており、床もあまり掃除されていないのか、軽く足跡が付いた。店主や、従業員と会わない事を良い事に去ろうと思ったが、港に面してるし、後々裏通りの小さな店舗と話し合いの場を設けてくれればいいか。これで駄目だったら、諦めよう。そして多少の金銭を回収できなかったとしても、俺の見る目が無かったと枕を濡らそう。

 そう思って、中に誰かいる事を祈り、挨拶をする。

「失礼します。アクアマリン商会代表のカームと言います。どなたかいらっしゃいますか?」

 返事は無い、搬入口は開いてるし、いてもいいはずなんだが……。

 そう思っていたら「あいよー」と奥の方から、熊系のラフな服装の魔族が、頭を掻きながらやって来た。

 あ、外れっぽそう。

「なんだいあんちゃん、買い物かい? やばい物ならねぇよ」

 俺の見た目で、第一声をそれにしないでくれ。

「いえいえ、営業に来ました」

「営業ってなんだ?」

 そこからっすか……。

「えっとですねー。こういう物を扱ってるから、うちから買い取って、代わりに、周りに販売してくれませんか? って事です」

「あー、そういう事ね。兄貴呼んで来るから少し待っててくれ」

 兄貴がいたのか、ある意味助かったのか?

 しばらくして、似た様な熊系の魔族が奥からやってきたが、チンピラっぽい。なんかハーパンにアロハとかに合いそう。実際はハーパンにパツパツのシャツだったけど。

「仕入れる品目は、俺なりに選んでるつもりだ。なんだ、何が目的だ」

 性格真逆っぽい。しかも睨んで来る。

「うちで生産してる物を扱ってもらおうと思いまして、こうして営業に「そんな事聞いてんじゃねぇよ」」

 話を途中で遮られた。

「腹割って話そうぜ?」

 そう言って、足で空の木箱をこちらに蹴って来て、相手も空の木箱に腰を下ろした。

「なんででけぇ店に行かず、こんな小さな店になんで来た、まずはそれから言ってくれ」

 片足を太ももに乗せ、そこに頬杖を付いている。んー鋭い。商人としての勘は良いのか?

「え、えぇっとですね……まいったなぁー」

 まさかこんな展開になるとは、思わなかった。

「……わかりました、言いましょう」

 そう言ってから、ニルスさんの事を話し、小さな商店が多く集まった団体も色々動きやすそうという事を伝え、今後島で生産した物は、優先的に売るから各商店に口を聞いて欲しいという事を。

 本当は、商工会議所みたいなのを、立ち上げてもらいたかったけどね。

「だから俺の所を選んだってか」

「えぇ、店の数が多い方が、色々な所に、思いもよらぬ繋がりがあるかもしれませんので」

「だから、港に面してる、俺の所ってか」

 頭を掻きながら、嫌な顔をしている。

「こっちの利点と欠点を、短く言ってくれ」

「利点は、品物的にある程度どこでも売れる物です。欠点は、恨まれそうって所ですかね。ですから、近所の小さな店に依頼を頼めるようにこちらも色々頼みますので、色々声を駆け回ってください。今取り扱ってる物や、横のお付き合いはそのまま継続してもらえれば、あらゆる方向に強くなれる商会が出来ると思うんですよね」

「……仲良くってーのが気に入らねぇ」

 まぁ、わからなくも無い。前世でも協会的な物もあったが、そういうのがあったって事を知らない人も多いって聞いたし。

「わかりました、そう言うならしかたありません。べつの「まったぁっ!」

 立ち上がろうと思ったら、また遮ってきたよ。

「他の所にも行って、同じ様な事を言うんだろ?」

「えぇ、正直話し合いが頓挫したと思いましたので」

「そうすると、おまえの口車に乗せられた奴らが、俺にも声をかけてくるかもしれねぇって事だろ? それを断ると、俺達の売り上げも減る。それも気にいらねぇ」

「ならどうすればいいんです? この話をそこら中に持ち込むなって言いたいんですか?」

「あ、お茶でーす」

 空き箱を引きずってきて、話し合ってる真ん中に持ってきて、そこにお茶を置いた。弟君、空気読んで。

「熱っ! 三日……二日待ってくれ」

「変な奴が、旨そうな話を持ってくるから、断れって言いに歩くんですか? こっちも物を売りたいんで、それは通しませんよ? あ、頂きます」

 少しだけ目を細め、出されたお茶を、頂くことにする。

「ちげぇよ。俺が一番に成りてぇからな、今度仕事を頼むかもしれねぇって、周りに声をかけて回るんだよ。もっと詳しく教えてくれ」

「……わかりました」

 俺は、そう言われたので。商工会議所っぽい事を話し、この店を個人的な窓口にして、一種の寄り合い所みたいにしたい考えを話した。

「鋼材を扱ってる店、木材を扱ってる店、それぞれ取引先が違うと思います。なので、もしお客様が相談に来たら、知ってる店を紹介する。畑違いの依頼が来たら、そっちに回す。簡単に言えばこんな感じです。その窓口をしてもらえればうれしいですね」

「店がダブったらどうするんだよ」

「今回はこっち、今度はあっち。今は忙しいから、向こうに仕事を回してくれ。同じ店が多ければそう言えます。こうやって話しをしていても、気っ風も良さそうですし、上手くいきそうですけどね」

「んー」

「例えばですよ? タマネギ一箱の注文入ったんだけど、今切らしてるから、貸してほしい。って言う手助けも出来ます」

「まて。なんで貸しなんだ?」

「仕入れ値が、違うかもしれないじゃないですか? 切らしてる店は、十個で銅貨十枚かもしれない。貸す方は、十個で銅貨八枚かもしれない。そこは、仕入先との駆け引きで、安くできた結果かもしれない。仕入れの値段が違うと、揉め事になります。まぁ売っても良いですけど、銅貨九枚で横流ししただけで儲かっちゃいますからね。ここは詰めてもらいたいですね」

「簡単な話、困ったときに助け合う、寄り合い所みてぇなものもするのか」

「そうですね。あそこに相談すれば、大抵は手に入ると噂が広がれば、こちらもそちらも、得をすると思いますが。そして、自分の商品を全てここで扱っても良いですし、他に分けて扱ってもらうかですね」

「やっとその話か」

「えぇ。こちらもいろいろ欲しい物があるんで、そういう寄り合い所が欲しかったんですよ」

「手前の為かよ」

「えぇ。じゃなきゃ、こんな話持ちかけませんよ。まぁ上手くいってるのを確認できたら、自分もやりますので」

「まず手前で試せよ!」

「え? 俺は商人じゃないんで。どちらかと言えば、生産者ですし」

「しかも、さっき詰めてもらいたいって言ったよな? お前は参加しねぇのかよ」

「しませんよ? その出来上がった組織に、物を売り込みたいだけですし」

「おいおいおい、何言ってやがんだ」

「提案しに来て、自分の都合の良い商会が出来上がる事を、切に望んでるだけです」

 お茶をゆっくりと飲みながら、雑に笑顔を作る

「性格歪んでんな!」

「畑違いの事は、極力したくないだけですよ。自分が出来ないなら、だれか出来る人を雇う主義ですので」

「そうかい。で、何を作ってんだ?」

「まずコレが品目です、上の方に書いてある物が良く出荷している物で、下に書いてあるのが、島にあるそれ以外の売れる物です。そしてコレが主力ですね」

 最初に紙を渡し、次に袋の中から無造作に酒の入った瓶や、塩や砂糖、その他嗜好品を出した。

「水か?」

「酒です」

「水みてぇだな、色もねぇし。まぁ酒はどこでも売れるからな。それと塩も砂糖もな」

 そう言いながら、指に付けて舐めたり、手の平に少しだけ酒を垂らし、舐めている。

「塩や砂糖は普通だけど、つえぇ酒だな、舌がいてぇ。けど、この辺はどこでも需要はあるからな……。わかった、取りあえず全部うちで取り扱って、恨まれねぇように、声をかけて回るわ。お前が必要な物が出来たら、まずうちに声かけるんだろ? なにか必要な物があんのかよ」

「そうですね……取り合えず、よく使う香辛料の備蓄が無くなりそうで、まずはそれを確保したいですね。それと島で作ってない野菜の種か、果物の苗があれば。あとは釘があれば、お抱えの鍛冶師の仕事が減りますね」

 そう言うと、メモを取り始める。

「わかった。取りあえず声をかけてみるし、こういう話があったから、横のつながりを強くして、でけぇ商会に対抗できるようにしてみねぇかって、声をかければいいんだな。あー、釘はどのくらいいるんだ?」

「とりあえず最低で一万本ほど」

「値段は?」

「相場の範囲内だったら文句は言いません、そこはそちらの交渉次第で、儲けを出しても良いですし、口利き料を一定量取っても良いです。相手も仕事が入るから、損する事もないと思いますし、値付けも考えるでしょう」

「任せる……ってか。いいだろう、期限は?」

「四日後に島に戻るので、それまでに話を付けてくれればいいです。物の引き渡しは、釘以外はすぐに出来ると思いますので、釘は六十日後までに用意してもらえれば」

「わかった、それまでに色々声かけておけば良いんだろ? 期待すんなよ」

「はい、わかりました。よろしくお願いします。自分はカームと言います」

 そう言って、ここで初めて自己紹介をする。

「オルソだ」

「では、よろしくお願いします」

「おう」

「兄貴、蜂蜜だ! これ仕入れようぜ!」

「うるせぇ! それは俺も目を付けてたんだ! 商談中は黙ってろって言っただろ!」

 半分終わってるから、特に問題は無いけど。熊系の魔族って本当蜂蜜好きだな……。

 今度手土産に蜂蜜を持ってこよう。まだ島内需要は満たしてないけど。

 今日は普通の宿屋だ。カウンターのおっちゃんも愛想が良いし、エジリンの門前宿屋と同じ様な感じだった。最低でもコレくらいは欲しいよな。

 夜中に、あの店は何を扱ってるのか不思議に思ったけど、気にせずに寝た。後で聞こう。

後編の2・3と続きます。

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作者が書いている別作品です。


おっさんがゲーム中に異世界に行く話です。
強化外骨格を体に纏い、ライオットシールドを装備し、銃で色々倒していく話です。


FPSで盾使いのおっさんが異世界に迷い込んだら(案)

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