表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

第2話 出会い

ルナティック・スクエアに入ったドリーは、腰には謎?のおじぃさんから貰った錆びた剣を腰に巻き、少し頼もしくも見えました。しかし、実際ドリーは心臓が今にも破裂してしまいそうなくらいバクバク高鳴っていたのです。

それもそのはず、なんせ森の中は悪夢の様に真っ暗なのだから。

でも、それに反してドキドキしている部分もありました。ドリーはいつもガデインの言う事を聞きパンドラ・ゲイトまでしか外に出た事がなかったからです。 そんなドリーはこの後どうなってしまうのでしょうか。

と、ドリーが森を警戒しながら歩いているとどこかで“ガサッ”という音がしました。でも周りは真っ暗なのでどこから音がしたのか全然分かりませんでした。

ドリーは心の中で祈っていました。『どうか犬か猫、それ以下ならなんでも良い』と、その瞬間予想外にも目の前から金色に輝く狼が現われたのです。

ドリーはその恐ろしくも美しい狼に驚き動けなくなってしまいました。その時

「おぬしは正義か悪か」

とドリーに向かって金色の狼は喋ったのです。

「正義…悪…」

ドリーが小声で聞き返すと狼は

「そうだ。おぬしは正義なのか悪なのか答えろ」

と、ドリーは少し考え

「俺は正義ではないかもしれない。でも誓って言える事は決して悪じゃない」

そう狼に言った。

「そうか、なら良かった。どちらでもない、もしくはわからないと答えていたのならばその首飛んでいたぞ」

少し笑いならが狼がドリーに近づいてきた。しかし、ドリーは逃げようともせず近づいてくる狼に自ら近づいて行ったのです。

狼は歩くのをやめドリーも歩くのをやめた時

「わたしの名は“ソナタ”だ。おぬしの名は」

と、狼がドリーに聞くと

「俺の名前はドリーだ」

ドリーがそう名乗ると狼は一瞬驚いたような仕草を見せ

「ドリーか…良い名だ」

そういうと続けて

「いきなりでなんだが一つ良いかドリー。おぬしは今夜不思議な夢を見なかったか」

ドリーは

「そういえば女の人が俺に助けを求めてる夢というか声を聞いたかな」

そうソナタに言うとソナタは

「この国が危険だと言われたであろう。まさにその通りなのだ」

ドリーはそれを聞いてびっくりしたのである。

「なんでソナタが俺の見た夢の話を知ってるの」

ドリーはソナタに聞いた。ソナタは

「では話してやろう」

そう言うとソナタはゆっくり話始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ