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世界樹のねもとまで《改》

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/07/15



 


ふりかえればみえる道。


ユグドラシルの葉のうたう

たましいい、嫉妬、後悔と嘘、

わすれられない赤い瞳よ。


わたしの記憶ははるか深海

おと無き闇から浮きあがりたい

しずめたあなたの声を凍らせ

さまよう未来をみうしなわせる


さなぎのあの子は紋白蝶へ

かくれたあしたははるか深山

シベリア寒波のもういをさけて

ガバナの花園エデンで栄え


ケンレン大将えものをふるい

私を護ってくださるのかしら


おさないころからあなたが嫌い

わすれられない赤い瞳よ。


地上にふるあめこころを傷つけ

かわいい私を泣かしちゃ駄目だ


冷たい蛇めもだきしめつづけて

あったかい子にしてあげる


孤独なたましいほこっちゃ駄目だ

そこぬけあなたも一度は許して

軽〜いおしおきしといてあげる

そうしてすべてはわすれてあげる


ユグドラシルの葉のうたう

たましい、嫉妬、後悔と嘘、

わすれられない赤い瞳よ。


この道をあるきつづけるんだ、

だれも信じず、疑いもせず、

産まれた日までのさかさの人生

ゆ〜ぅっくり ゆ〜ぅっくり

ふりかえるんだ、じかんをかけて、

こころをあらって、そうだ、もどろう


ふりかえればそこにある

赤い瞳の道にもどろう。







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