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作戦

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「忘れ物ない?アイス」

「大丈夫です。レイ兄こそ大丈夫なの?」

「ん、全部持った。心配ナシ」

「じゃあ、これは何?」

アイスは背後に隠していたレインの水筒を持ち上げる

「あっ、ごめん忘れてた」

「もっとしっかりしてよ。仮にもレイ兄は宮廷伯なんだから」

「はいはい、ごめんね。じゃあ、改めてこれで完璧だね」

「はい!」

「アイスも大丈夫?短剣もった?杖持った?」

アイスの前にしゃがみ込んでレインは確認をする

「子供扱いしないで、行くよ」

「わかってる」

2人と、この会話をニマニマしながら聞いていたアメリアは天幕を出た


開幕の式が行われる丘の下の平原には大量の貴族と従者がたむろしており、その中にアイス達やフラムらもいた

「やっぱりすごい数いますね。こんなにいたら森の中にいる魔物って全部いなくなるんじゃないですか?」

「そうでもないよ。多分………この内の半分は最後までは生き残れないね」

「え?それって、どういうこと?」

嫌な予感がしたアイスはレインに聞き返す

「単純だよ。狩りの獲物が殺されそうになって対抗しないわけないでしょ、しかも相手は魔物や魔族だ。もしかしたら、貴族たち(出世のライバル)も幾らか逝ってくれるかもねぇ」

不気味に嗤うレインを見て、アイスの体に悪寒が走った

「まぁ、そんなことはいいや。それより今の問題はどうやって襲撃を回避するかだ」

そのことを思い出したレインは懐から地図を取り出す

「いいか、今から作戦を伝える」

「うい」

「はい」

2人が返事をするとレインは地図を開き、森の中にぽっかり空いた穴を指さす

「この森の奥にある穴、実は平原なんだ。ここであいつらを迎え撃つ」

「今いる所からだと……大体半日くらいでしょうか」

「いや、このコースで飛ぶとその半分でいけるよ」

アメリアが地図をまっすぐなぞる

「そもそも、迂回するのも面倒じゃん。歩きたくもないし、というかなんで迂回するルートをかいてるの?」

「まっすぐ行くと、3分の2くらいの場所にいる魔鳥の群れに突っ込むことになる。流石に危険過ぎる」

「はぁ、分かってないねぇ。ここにいるのは昔、《蒼炎の大賢女》って言われた魔女様とその一番弟子だよ。そのくらい簡単に捻れる」

アメリアはアイスの肩を引き寄せてキメ顔をする

「ふ〜む、それもそうだ。じゃあ、決めた。アイスとアメリアは後衛で、ウチは前衛をする。飛びながらの戦闘だから難しいと思う、気を引き締めていこう」

「レインが魔鳥を引き付けて私らがそれを撃ち抜く。いいね、私はそれに乗った。アイスは?」

「僕もそれでいいと思います。ですが、その後のはどうするんですか」

アイスは、懸念していたフラム達との戦闘の作戦を聞き出そうとする

「それぞれ、一対一の盤面を作る。個々の実力じゃ互角だ。でもアメリアだけは違う。決定的な強さがあるから、早々にアメリアには勝負をつけて貰ってアイスの手助けを、そのあとに残ったのを囲んで叩く。どう?」

地面の石を使い、レインは2人に説明をする

「いいですね、師匠はどうですか?」

「完璧、これで行く」

2人は同意し、レインに向き直る

「じゃあ2人とも、抜かりなく」

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