若者の密会2
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「気になってたこと、聞いて良い?」
「いいよ、なに?」
早速とアイスはフラムに聞きたかったことを聞く
「フラムってさ、どこから来たの?それにどんな人なの?」
「そこを聞くんだ。もっとこう、なんで商会を作ったのかとか聞かれるかと思った」
「それ、次にきこうと思ってた」
「そうか、じゃあ纏めていこうか」
フラムは腰のダガーを外してアイスに見せる
「これ、なんだかわかる?」
「このライオンと青い環、アルビオン王家の物。それに裏に兜がある……フラムって騎士だった?」
「惜しい!半分正解。俺ね、世襲騎士の嫡子だったのよ」
「そうだっ……え?嫡子?じゃあ今フラムの家ってどうなったの」
「あ〜、出奔したからわかんないけど従兄が養子になったとか聞いたよ」
「出奔してたんだ」
アイスは聞いたことに顔をひきつらせた
「でも、それでなんでこのダガーを持ってられるの?」
「戦だよ。出奔の直前に初陣があって、そこで兜首を幾つかね」
「すごいじゃん!でも、それだけ功を挙げたのに、なんで出奔なんかしたの」
それを問かれると、フラムはバツの悪そうな顔をする
「学校の教師殴っちまってな。半殺しにしたら学校行けなくなった」
「当たり前だよ、それは退学になっても文句言えなくない?」
「そうでもないぞ、俺が殴った理由は………いや、なんでもない。すまん、少し熱くなった」
「いいよ、気にしないで。はい、おかわり」
興奮していたフラムにコーヒーを注いで落ち着かせる
「だが、俺も気になる。アイス、なんでお前家を出てあの魔女と旅しようと思ったんだ?普通ならそんなことしようなんて夢にも考えないだろ」
「あ、それね。え〜と、どこから話そうかな」
アイスはひとしきり頭を掻いた後に話しだした
「僕、元々は太公の三男で、お情けで卿の位は貰ったけど、誰にも期待されなくてさ。兄さんたちはどっちも嫌いになる程優秀だったんだよ。でも、そんな兄さんたちにも魔法でだけは勝負できたんだ。それで魔法が好きになって勉強したかったけど、城にいたら全然できなくて、そしたら噂で近くの街の外れに有名な魔女様がいるって聞いて城を飛び出して師匠の所に行った。そんな所かな」
話すアイスは、とても良い笑顔を浮かべる
「良い師を持ったんだな。羨ましいよ、俺もそんな師もてたら……いや、こうやって恨み言を言うのは悪い癖だな。じゃ、そろそろ帰るよ。あんまりいるとバレるかもしれないからな、楽しかったよ、ありがとうな」
「僕も楽しかったです。機会があれば、また」
「あぁ。その時はもっとゆっくり話そうな。じゃあ、失礼」
フラムは天幕から出て、上で待っていたナベリウスに乗る
「どうだった?あの者は?」
「面白かったよ。また話してみたいね。だけどその前に、明日は頑張らないと」
「そうであるな、誰も死なすなよ」
「わかってる」
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