お出迎え
もし間違いがあったら指摘をお願いします
「ただいまで~す」
アイスが飾られた扉をゆっくりと開ける
「お~か~え~り~。よかった~間に合って」
「うっ、レイ兄離れてよ。びっくりしたじゃん」
扉を潜った途端に覆い被さられたアイスは、レインを離れさせる
「あははぁ、ごめんねぇ。心配しちゃってたら思わず」
「で?❛間に合った❜とか言ってたけど」
「いやぁ、狩猟会の日が前倒しにされてね。アイスと、アメリアさんがウチの所に来るって聞いた誰かが早めたらしい」
レインが乱れた服を直し、不満を漏らす
「まぁ、2人がギリギリ帰ってきたからいいんだけど」
そこで不安そうだったアイスがほっとしたした様になる
「じゃあギルドランクとかも大丈夫だったんですね」
「裏から色々しておいた。バレたらリスクが多かったけど、何とか全部の証拠とかも消したよ」
「うん、それはいいけど。じゃあ、僕が持ってきた大量の心臓って……」
「うん、正直言って無駄になっちゃった。ごめんね」
「えぇ~。そんな」
アイスは床にへたり込んで落ち込む
「まぁ良いじゃないの、魔道具の材料にでもすれば」
「それ言われて喜ぶの師匠だけですよ」
アイスが振り向くと、案の定どのような魔道具を作ろうかと考え上の空のアメリアがいた
「ほら……やっぱり」
「フフ、フフフ。何作ろうかなぁ」
「はいはい師匠、考えるのそこら辺にしてレイ兄の話聞いて」
アメリアを揺らしてアイスは意識を引き戻す
「んぁ、あぁ。ごめんね、夢中になっちゃってた」
アメリアははっとして頭を少し振る
「よし、じゃあ明日の朝食後にここに居て。宮廷の馬車が来るはずになってるから」
「わかった、ありがと。師匠、そういうことなので明日は絶対に寝坊しちゃだめですよ」
「えぇ~。疲れた後の朝にゴロゴロするのが楽しいのに」
顔をしかめて、アメリアはブツブツと言った
「いつもしてるじゃないですか、明日は我慢してください」
「しょうがない、分かったよ。ちゃんと起きる」
目を逸らし名がらアメリアは答える
「本当ですか?」
そこにアイスが下からアメリアの顔をのぞき込む
「本当、ほんとだからやめて」
「だったらいいんです。お願いしますよ、僕らの一番の戦力は師匠なんですから」
「だからわ~ってるよ、まかせておいて」
アメリアは絶対大丈夫と言わんばかりに胸を張る
「ん、それじゃあご飯用意してるから二人とも一杯食べて。元気がなくて動けないとかは冗談にもならないからね」
レインが2人に笑顔で語りかけ、食事を勧める
「うん、レイ兄もたくさん休んでね。あくまでリーダーはレイ兄だから」
「うん、じゃあまた朝に」
アイスの肩に手を置き、励ましてからレインは階段を昇った
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