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速攻討伐

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門が開いた瞬間、アメリアは叫ぶ

「アイス、行って!」

「はい」

アイスは影の場所からボスの位置を予測して飛び出す

体が軽い、師匠のいってた通りだ。これなら足を引っ張らずに動ける!

アイスの後ろで、アメリアも煙幕を張って援護する。同時に水と炎の魔法が放たれ、辺りは白い霧の様なものに包まれる

「よいっっしょ!」

アイスは体を持って行かれつつも、霧の間から見えた見えた巨大な脚に矛を振る

グオォォォン

アイスが矛を振り抜くと、重く響きわたる咆哮が上から聞こえてきた。同時に、アイスが動いた方向に合わせて壁と勘違いするほど大きい斧の頭が降ってきた

「やばいっ」

アイスは横に身を躱して煙幕を両断する斧を避ける

「師匠、片足潰しました」

「よし、煙幕がもう晴れるから一旦退がって」

「わかりました」

アイスはアメリアの場所まで退がる

「それにしても本当に体が軽いですね。これならいくらでも動けますよ」

アイスが跳ねながら笑うと、アメリアはアイスの頭を軽くたたく

「こら、慢心しないの。舐めてかかったら死ぬからね」

「あ、すいません」

煙が晴れ始めると、奥から牛頭の巨人が姿を現し、ゆっくりと二人に近づいてくる

ブォォォォン‼‼

重く響きわたる咆哮を放ち、巨人は歩みを進める

「計画通りだね、アイスが足を斬ってくれたおかげで遅くなってる。次、覚えてるよね?」

「はい、師匠が炎で頭を焼いて、その隙に僕が腕に傷をつける。こうですね」

アイスは地面を突いていた矛を持ち上げる

「無理はしないでね。無理になったら代わるから私を呼んで、すぐに行くから」

「分りました、気をつけます」

アイスが飛び出していくと、アメリアは炎を巨人の頭に向かって放つ

(フランメ)、敵を焼き尽くせ」

アメリアが魔法陣から炎を放つと、巨人は反応して斧で風を起こして炎を逸らす

腕が両方上に行った、これなら深く入り込める

アイスは振りかぶった矛を巨人の下腕に切り込ませる

「よし、うまく入った」

アイスは矛を振りぬいて着地する

大きい、けどその分動きは鈍い。狙えば仕留めれる!

「師匠、火消してください!」

「は?…あぁ、そういうことね」

アメリアは炎の魔法陣を消して太刀を抜いて走り出す

「援護するから、しっかり仕留めてよ」

「言われなくても分かってます」

アメリアが巨人の前に来ると、わざと速度を緩めて狙いを自分に移させる

「いい子だ、ご褒美に死ぬまで少し遊んであげる」

アメリアは斧を太刀で受け止める

「重っ、流石このサイズなだけはある。けど、力だけじゃどうにもならないよ」

アメリアは巨人の後ろに回ったアイスに目を合わせる

「かかった、後はよろしく」

「任せてください」

2人は互いに声が聞こえずとも自然に声を出す

「これで、止めだぁ!」

アイスは巨人の頭まで跳び、頸に向かって矛を払う

グオォォォ

辺りに巨人の断末魔が重く響きわたる。巨体は崩れ落ち、地面に倒れこんだ

「仕留め……ませたね」

「よくやったよアイス、ボスを討伐したのは初めてだね。おめでとう」

アメリアはアイスを祝いながらアイスの立っているミノタウロスの背中に登る

「じゃあアイス、これ」

「何ですそれ、ノコギリ?」

アメリアはローブの裏からノコギリを取り出してアイスに渡す

「どういうことですか、意味が理解できないですけど」

「ん、あれ」

アメリアはミノタウロスの角を指差す

「ボスを倒したらその証拠にね、倒したボスの一番目立つ、象徴みたいな物を拝借してくんだよ」

「へぇ、そうなんですね。じゃ、切ってきます」

アイスは巨人の背から降りると頭に大きく生えた角に、刃を突き立てる


「はい、取ってきましたよ」

アイスは切り取った角をアメリアに誇らしく見せる

「ん?二つあるんだね、一つでいいのに」

「それは、こうするためです」

アイスはアメリアの手に片方の角を握らせる

「あげます、師匠のおかげで勝てたんですから」

アメリアは何故か嬉しくなり、アイスに抱き着く

「ありがと~、いいの?本当にくれるの?」

「はい、良いですけど、何ですか急に」

「いやぁ嬉しくなっちゃってさ~、自分の弟子(こども)が立派になっちゃって。帰ったらお菓子一杯買ってあげるからね~」

「っむぅ、子ども扱いはやめてくださいよ。後撫でないでください」

アイスは頭に置かれた手を離し、自分も少し離れた

「あぁごめん、じゃあ用も済んだし帰ろうか。お腹すいたし」

「ははは、分かりました。今日は機嫌良いですから豪華の作りますよー」

2人は笑いながら一歩ずつ迷宮の道をゆっくりと歩いていく

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