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作戦会議

こんにちは、梟です。ユニークが合計2000を超えました、ありがとうございます。これからもがんばりますので応援、ご愛読、よろしくお願いします。

もし間違いがあったら指摘をお願いします

「ここだね」

アメリアは最後の階段を飛び降りる

「この門の向こうにボスがいるんですよね」

アイスは鎖が大量につけられた門を眺める

「そう、ここのボスはミノタウロスっていう。でっかくて牛の頭をした巨人、ここのボス部屋はかなり広いから巨人でも動きやすい。だからここでは前衛と後衛に分かれるのが良い」

「そうなんですね、それで、僕はどっちですか」

アイスが多少の見当をつけながら聞いた

「アイスは今回前衛ね、私は後衛をするから」

「やっぱりそうで……ん?僕、前衛ですか?」

「そう、アイスが前衛」

アイスが目を丸くして固まる

「いや、無理。無理ですよ、死んじゃいます‼‼‼」

「いやいや、ベルゼブブのあの矛かりればいいじゃん」

「いや、武器の問題じゃないです。近接戦闘とか僕全く分かりませんからね?下手したら本気で死にますよ」

アイスが混乱しながら必死に断ろうとする

「大丈夫だって、体が勝手に動いてくれるから」

「何ですかそれ、全然信用できないですよ。勘弁してください」

「はぁ。アイスって確か甘い物、好きだったよね」

「はい、そうですけどそれがどうか」

アイスが言葉の意味が分からずに聞き返す

「これが終わったらご褒美に好きな菓子、一杯買ってやる」

「それ、本当ですか」

アイスの目の色が変わり、身を乗り出す

「しょうがないからね、こうでも言わないと絶対やらないでしょ」

「……はい」

「やっぱり、決まりだ。じゃあ今から作戦話すよ」

アメリアが杖で床に絵を描く

「この丸がアイスでこの三角が私、それでこの四角がボスね」

「はい」

アイスはしゃがんで絵を見る

「まず、門が開いたら私が煙幕をすぐに張るから、アイスはそれに隠れてボスに突っ込んで。この時に足を狙って動けなくして貰ったら助かる」

真剣な顔になったアメリアは絵をかきながら作戦を説明する

「分りました、それで、その後は」

「煙幕が晴れたら私が頭を炎魔法で潰しにかかるから、その間に確実に腕を切って攻撃力も無くす。そしたら後はその時に状況を見て指示する」

「分りました」

2人は立ち上がってそれぞれの武器を出現させる

「僕は、これを一人で使うのは初めてです。大丈夫ですかね」

「大丈夫だよ~。悪魔の武器は使う時ににね、何となく体の動きをどうすればいいか何故か分かるんだよ。理由は知らないけど」

「はぇ~。凄いですね」

「そうだよね、私もお陰で助かってるし」

アメリアは一応にと取り出した太刀をゆっくりなぞる

「アイス、準備できた?」

「はい、ばっちりです。師匠、僕がヤバくなったら助けてくださいよ」

「分ってる、じゃ、始めようか」

アメリアは門の前に立ち、手をかざして魔法陣を創る

門よ(エーフネット・)開け(ディー・トーレ)

アメリアが唱えることによって門に張り付いていた鎖が消え、ゆっくりと門が開きだす


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