茶会
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「おはよ」
アイスがノックをしてレインの部屋に入る
「おは、約束通りきたね。紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「じゃあコーヒーで」
「お、大人になったねぇ、こないだまではジュースしか飲まなかった癖に」
レインが冗談を飛ばしながら棚からカップを二つ取り出す
「あ、砂糖は・・・付けて」
「はいはい、わかったよ」
やっぱこどもだなぁ
微笑みながらレインは心の中で呟く
「あ!今僕のことガキって思ったでしょ」
「いやぁ、そんなことないよ」
レインが豆を挽きながら顔をそむける
「本当ぉ?」
「そうだよ、本当。見ればわかるよ、アイスが強くて立派に成ってることくらい」
レインは砂糖の入ったコーヒーをアイスに出して向かいの椅子に座る
「飲んでみて、絶対に美味しいから」
自信がみなぎった笑顔でアイスにコーヒーを勧める
「じゃあ、いただきます」
「どうぞ、召し上がれ」
アイスがコーヒーを嗅いで口に少し含む
・・・コクン
コーヒーを飲み込むとアイスは穏やかに少し笑った
「美味しいです、とっても」
「そりゃよかった、嬉しいよ。義弟から自分が淹れたのを褒められるのは」
レインもおもむろにカップを口に運ぶ
「うん、今日は美味く淹れれた」
「今日はこれだけのために?」
「うん、いいだろ?たまにはこういうのも」
「えぇ、とっても」
2人は時折コーヒーを口に運びながら他愛もない会話を繰り返す
「ご馳走様でした、では行ってきます」
「ん、いってらっしゃい」
アイスが部屋からゆっくりと出た
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