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演技

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「書き終わりましたよ、これが従兄と父上に届けば大丈夫です」

「よし、じゃあ早速届けてもらおう」

「え?でもどうやって」

「私が喚いて看守を誘き出すからその時にアイスが演技をして手紙を渡す、良い?」

「はい」

「じゃあやろう」

そう言ってアメリアは格子の前に立って叫び出す

「五月蝿い!、さっさと黙らんか、独房送りにするぞ」

しばらくすると看守が来てアメリアを怒鳴りつけた

「はい、すいません」

「よろしい、ん?そのガキが持ってるのは手紙か、一日でもう監獄暮らしに音を上げたか」

「あの、これを家族に届けられますか」

アイスが怖がったような感じで看守に手紙を差し出す

「ふん、分かった特別に届けてやる、感謝しろ」

「ありがとうございます!」

アイスは目に涙を浮かべて感謝した

「あと女、今度騒いだら独房だからな、覚悟してろ」

「はぁい」

アメリアの返事を聞いた看守は手紙を持って去っていった

「ふぅ、成功しましたね」

「アイスすごいね、泣く演技までするなんて」

「そうでしょう、そうでしょう、名演技だったでしょう」

アイスは誇らしげな笑顔でアメリアの隣に座る

「ラプラスどうしたの?顔赤くなってるよ?」

アメリアが手で顔を覆ったラプラスに近づく

「ちょっと、耳貸せ」

「うん」

アメリアは不思議がりながら耳をラプラスの口に近づけた

「お前の弟子、悪魔か」

「何でそうなんのよ、あ、そういえば」

アメリアは苦笑いを浮かべる

「アイツ可愛いすぎるだろ・・・一回抱いていいか?」

「このショタコンが、ダメに決まってるでしょ、アンタのそういう嗜好は知ってるけど流石に弟子は渡せないわ」

「わかってるが・・・あぁ、やばい、理性が」

ラプラスは興奮して息が荒くなる

「バカ落ち着け、ゆっくり深呼吸しろ、いいな」

「分かった」

ラプラスは煙草を吸って落ち着こうとする

「ふぅ、すまん取り乱した」

ラプラスが落ち着いたところでアイスが心配して声をかける

「大丈夫ですか、どこか悪いんですか?」

そこに反応してアメリアが返す

「いや、大丈夫そう、心配しないで」

「そうですか」

「それよりアイス、あの手紙っていつになったら届くの?」

話題を変えようとアメリアが咄嗟に話す

「多分長くても一週間あればどっちにも届くと思います、そう考えたら出れるのは早かったら半月後くらいですかね」

「じゃあそれまでは」

「ここで美味しく無いご飯を食べて暇をするのの繰り返しですね」

「うわぁマジか、キッツ」

「タバコ切れないようにしねぇと」

二人が怯んで少し落ち込んだ

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