倒伐
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「畜生が」
ベルフェゴールが魔法陣からデーモンを召喚する
「煩わしい、退け」
召喚したデーモンはウリエルが槍を振るうと衝撃波で消滅した
「クソが、五十体呼んで瞬殺かよ」
「妾を怒らせるとどうなるか躰に教えてくれよう」
ウリエルがゆっくりと接近してくる
「しょうがねぇ、こっちもやるか」
ベルフェゴールの後ろに黒い荊の輪が現れ角と翼が大きくなる
「お前、本気で此処に居る奴等巻き添えにしてでも私を殺す気か?」
「何度も言わすな、だが安心せい、殺すのはゆっくりと苦しめた後じゃからなぁ」
「このサディストが、本当に天使なのかよ、此奴」
ベルフェゴールが太刀を鞘に納めて居合の構えをとる
「最後まで抵抗するつもりか、愚かな、天罰を与えてその腐り切った性根も叩き直してくれる」
「やれるもんならやってみな」
「では、そうするとしよう」
ウリエルが走って突っ込む
「また突きか、変化がないな」
しかしベルフェゴールが槍の刃をいなすと横腹に柄が飛んできた
「ゴフッ、っ痛ぇ」
少しよろめいて退がったベルフェゴールは柄が命中した横腹をさすって太刀を握り直す
「やっぱ槍相手に太刀じゃ不利か」
「ふん、当然の事を」
ウリエルが容赦なく追撃を加えようと走る
「黒縄」
ベルフェゴールが呟くと地面から生えた縄がウリエルに絡みついた
「こんな物で妾を捕らえれると・・・」
ウリエルが槍を廻して縄を払うと縄が唐突に爆発し、ウリエルは煙に包まれる
「ぐっ、何じゃ」
「じゃあこの隙に返すか」
ベルフェゴールが翼を羽ばたかせて飛び上がる
「黒鎖・檻」
ベルフェゴールがまたつぶやくと煙を囲うように黒い檻が生えてきた
「あんま使いたくないんだけど、まぁ、しょうがないか」
ベルフェゴールは杖を取り出して呪文を唱える
「冥府の王、此の者を還し給え、天界の王、配下を召し戻し給え」
唱えると地面に紫の魔法陣が現れて眩しく光った
「よし、これで終わった筈、この呪文間違えると怖いからもう一回やるのは御免だよ」
ベルフェゴールが地面に降り、ウリエルの憑依が解けたことを祈って翼で煙を晴らす
「よっしゃ、終わったぁ〜、よかったぁ」
ウリエルのいた場所には無傷の気絶したエルフが倒れていた
「あぁ〜、疲れた、おいアメリア、起きろ」
(んあ、終わったの?)
「そう、終わった」
(あっそう、じゃあ私の体返してもらうよ」
(あいよ)
ベルフェゴールから角や翼が消えてアメリアの体に戻った
「ん、戻ってる・・・うぅ、重い、やっぱ負担キツい」
アメリアは体が動くか確認して歓声の中で会場から出た
「痛って、なんか横腹痛いんだけど」
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