朝
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「起きてよ〜、アイス〜」
アメリアがアイスの体を揺らす
「うぅ、むぅ」
アイスが体を起こして目をこすりながらアメリアに聞く
「今何時ですかぁ」
「9時だよ、急がないと予選に遅刻するよ」
アメリアが急かすように答えた
「やばい、早くしないと!」
アイスがベッドから飛び降りる
「荷物はまとめてあるから早く身支度して」
「わかってます」
アイスがパンを咥えながら服に袖を通す
「終わりました」
アイスが服の襟についたボタンを留めて荷物を取る
「よし、中身は大丈夫?」
「杖に参加券に短剣、大丈夫です、行きましょう」
二人は走って部屋を出て大通りに向かう
「なんとか間に合いそうですね」
「そうだね、危ないけど馬車には乗れそうだよ」
走って大通りの路面馬車のホームについた二人は出発しかけていた馬車に飛び乗った
「ふぅ、なんとか間に合った」
アメリアが息を切らせながら席に座る
「間に合ってよかったです、すいません、寝坊なんかしちゃって」
アイスが隣座ってアメリアに謝る
「いいの、だけど珍しいねアイスが寝坊しちゃうなんて」
「緊張しちゃって昨日あんまり寝られなて」
アイスが恥ずかしそうに俯く
「そんなに緊張しなくてもいいよ、アイスなら絶対に勝てるから」
「そうですかね」
アイスは足を震わせていた
「そうだよ、なんたって私の弟子なんだからね、自信を持って頑張れば大丈夫」
アメリアがアイスの頭を優しく撫でて励ます
「そうですよね、頑張ります」
アイスが顔を上げて笑顔になる
「だけど子供扱いはしないで下さい」
アイスはアメリアの脇腹をこづく
「痛て、わかったよ、分かったから小突くのやめてよぉ」
「はい、分かってくれたんなら良いんです」
アイスが小突くのをやめる
「そうだ、気になったことがあるんだけど」
アメリアが思い出したことをアイスに聞く
「何で短剣持ってきたの?アイスってそれ使わないでしょ」
「お守りです、父上から貰ったものですから持ってると落ち着くんです」
アイスが短剣を鞄から出して腰のベルトに取り付ける
「そういうことね」
そこにアメリアの声と被って車掌の声が聞こえた
「闘技場前〜、降りる方はお忘れ物が無い様にお気を付け下さい」
「着いたね、行こうか」
「はい」
二人は馬車から降りて闘技場に向かった
「すごい人出だね、予選なのにこんなに人がいるんだ」
闘技場周りには屋台や露店が並び多くの人々の声が聞こえた
「師匠、それより早く行かないと観戦席に座れないですよ」
アイスはアメリアの手を引っ張って闘技場に行こうとする
「ああ、そうだね行こうか」
アメリアは少し落ちていた三角帽を直してアイスに返事をした
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