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借金

こんにちは、

間違いがあったら指摘をお願いします

「アイス、終わったよ」

村長の屋敷から戻ってきたアメリアはそう言って安楽椅子を座って揺らす

「お疲れ様でした師匠、それでお金はどれ位入ったんですか」

「このくらい」

アメリアは横のテーブルに重そうな袋を置く

「重そうですね、これで何ヶ月持ちますか」

「あ〜、三ヶ月と少し位」

「意外に少ないですね」

アイスが呟きながらテーブルに紅茶を置いてアメリアの向かいに座った

「そりゃあ今回の報酬ってコレだから」

アメリアは袋から一つの銀貨を取り出した

「なんです、それ」

アイスが銀貨を見つめる

「ガリアの国内貨幣だよ、リグみたいに世界中は使えないけどガリアの中だったらリグより価値が高い」

「そうなんですね、それで何枚あるんですか」

「ちょうど二百枚、銀貨一枚で一日暮らせるから百日は二人で人間らしい生活が出るよ」

アメリアは誇らしげに銀貨の入った袋を持ち上げる

「ご機嫌のところ悪いですけどそれでいろんな所へのツケは払えますね、そのこと忘れてませんよね」

アイスはアメリアのツケの事をアメリアに告げる

「あっ忘れてた、ツケって幾らくらいだったっけ?」

アメリアは顔色を途端に悪くした

「ライヒでの分とガリアの分、それにラプラスさんへの借金入れたらちょうど五十万リグです」

アイスは巻物のように長くなった請求書の束を見つめる

「銀貨百五十枚分かぁ、キツイなぁ」

アメリアは途端に顔を青くした

「私って本当にそんな飲んでたっけ、確かに飲んでた記憶はあるけどそんなに多くなかったような」

「飲んでましたよ、師匠って飲んでる途中でいつも記憶が飛ぶので覚えてないんでしょう」

アイスが袋から銀貨を数えながら出していく

「それで師匠、五十枚の銀貨でどれ位生活できますか」

アイスが袋から取り出した銀貨をもう一度数えながら言う

「うぅーんと、あそこでの宿代を抜いたら一月くらいだと思うよ」

アメリアは目の前で銀貨が回収されていく様子を悲しそうに見ながら声を絞り出す

「それだけあるのならトーナメントの本戦まで持ちますね、安心しました」

アイスは出した銀貨を別の袋に入れた

「でもアイス勝てるの?予選はともかく本戦に出てくる奴らってかなり強そうだけど」

アメリアは少し心配をする

「大丈夫です、魔法なら師匠に教えてもらえますし接近戦もベルフェゴールに教えて貰えばいいです」

「あっそう、だったら安心私は観戦しながらゆっくり美味い酒が飲めるよ」

「飲ませませんよ」

アイスはキッパリとアメリアに断った

「え〜、ケチ」

「明日からご飯作らなくていいんですか?」

アイスがアメリアに圧をかける

「はい、すいませんでした」

アメリアは一瞬で圧に押し潰された

「じゃあ帰る用意しましょうか師匠も手伝って下さいよ」

「はいよ」

話が終わって二人は村から撤退する準備を始めた

読んでいただいて誠に有難うございます。

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