詠唱
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アメリアが扉を潜るとドーム状の部屋の中心に龍が鎮座していた
「千年ものの炎龍とは大物だなぁこれ、やっぱり一人で来て正解だ」
そう言った時、早々に龍が咆哮を挙げ口からブレスを放った
「危ね、随分手荒いお出迎えですねっと」
アメリアは避けつつ魔法で氷柱を放つが龍の鱗に弾かれた
「行動が早いねぇ」
そう言った側から尻尾が飛んできた、アメリアは急いで防御魔法を多重に展開して防ぐが簡単に薙ぎ払われる
、しかしアメリアも身軽な動きで尻尾を躱してジャンプする
ギャオオォン
龍は尻尾を避けたアメリアにブレスを浴びせようとした
「少しは手加減しなぁ!」
魔法陣を展開し水柱を放つ。
ブレスと水柱が衝突して部屋中に蒸気が立ち込め、視界がぼやけた
やばい、一旦隠れないと
アメリアは柱に身を隠して蒸気が晴れるのを待つ、しかしその間も龍は無差別に攻撃を続ける
「何かいい方法、あいつを殺れるいい方法」
アメリアは正攻法で勝てないことすぐに理解した
「普通にやっても勝てないし、かといって逃げることも無理・・・」
アメリアは過去の記憶と脳をフルに使う
「何か、何かぁ、」
そうしていると一つのかなり古びた記憶、子供の時の記憶が蘇って来た
「父上、魔法がうまく撃てません」
アメリアが父親の足に涙目で抱きつく
「そうかい、ならいいことを教えてやろう」
「いいこと?」
アメリアが首を傾げる
「そうだ、アメリアはなんで魔法をうまく撃てないんだい?」
「魔法陣の展開が難しいからです、父上」
「ならピッタリだ」
アメリアの父は何かを言ってから魔法を放った
「風よ弾と成り給え」
風が起こり遠くにあった瓶に当たって砕けた
「すごいです、父上」
アメリアは目を輝かせて父親を見つめる
「ありがとう、これは詠唱式魔法って言うんだ」
「えい?しょう?ってなんですか」
「呪文とかを唱えることだよ」
「そうなんですね勉強になりました、父上」
アメリアが少し笑顔を浮かべる
「うん、それでね、この詠唱式魔法だと魔法陣を展開しなくて良いし威力も普通の魔法より高い」
「はぇ〜」
「だけど魔気の消費が激しいから僕はあまり使えないんだ、まぁアメリアは魔気がいっぱい使えるから気にせずに使って」
「はい、質問です、父上」
「なんだい?」
「なんで詠唱式魔法は魔法陣を展開しなくてもいいんですか」
「いい質問だね、詠唱式魔法を撃つ時に唱える言葉があるだろう」
「はい」
「これはね東の果ての果てにある島国で神様に祈る時の言葉なんだ。だからこれを使う時に唱えると神様が火をつけたり、さっきみたいに風を吹かせたりできるんだよ」
「そうなんですか、じゃあ早速やってみてもいいですか、父上」
「うん、やってみて」
「これだ!よし、やってみよう」
アメリアは蒸気が晴れるタイミングで魔法を放った
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