表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/91

夜祭2

間違いがあったら指摘をお願いします。遅くなってすみません(全力謝罪)

「アイス早くして、早くしないと花火もう始まっちゃうよ」

「ちょっと、速いですよ師匠、少しは待ってください」

「しょうがないなー」

「すみません、こんなに走ったの久しぶりで」


「うっし、ついたよ」

「ここですか、穴場っていうのは」

そこは帝都の中央広場から少し離れた丘にある小さな公園だった

「ここからだと皇城から上がる花火がよく見えるんだよ」

「そうですか、それにしても綺麗ですね」

「だよね、ここの景色って

アイスは帝都の美しい夜景を見入っている

「そろそろ始まるよ」

そういった時に皇城から一筋の光が打ち上がった

ヒュウウウゥゥゥ・・・・・ドーン

「うおぉ、すごいですね」

「うん、やっぱり良いなぁ、花火は」

「前もここで見てたんですか」

「そうだよ、一人で酒飲みながらゆっくりと」

「それで酔って潰れるんですよね」

「何で分かるの」

「だって大体の酒が絡んだ師匠の行動って分かりやすいですし」


「あちゃあ、先客いたか」

「ラプラスじゃん、悪いけどここはもう取ったから他のとこ行きな」

「そういうなよ、ほら、酒もあるぞ」

「よし、一緒に見よう」

アメリアが急にニコニコしはじめた

「師匠、酒が絡むと一瞬で手のひら返しますね、やっぱり」

「いいじゃん別に」

「あとこのガラの悪くて怪しい人誰ですか、もしかしてヤバい人だったりしませんか」

「大丈夫、こいつはラプラス、帝都来る時に金貰ったりアイスの推薦書をくれた、ガラが悪くて怪しいけど、優しくて偉い人」

「ああ、その人ですか」

「おいコラ、ガラが悪いし怪しいはないだろ」

「だって本当のことじゃん、タバコ吸って酒持ってるし、何よりなんか怪しい感じだし」

「そうか?」

「そうだよ、あと酒を早くちょうだい」

「わかったよ、そんな急かすな溢れるだろうが」

キュポン

「よし、開いた」

「アイス、何か器になりそうな物ある?」

「えっと屋台で買ったレモネードのコップなら3つありますけど、本当に花火見ながら飲るんですか」

「当然、アイスも飲むでしょ、こっちきな」

「外では飲まないですよ」

「えー飲もうよー」

「飲む前にもう酔ったんですか?」

「いや全然シラフだよー」

「そうは見えませんけど、というかもう飲んでるじゃないですか」

「良いじゃん、どうせ飲むんだし」

「まぁ、そうですね」


「「「かんぱーい」」」

「ッッアーー、おいしー体に染みるー」

「うめぇー、良い酒持ってきて正解だったわ」

3人は広場で酒盛りを始めた

「だけどこんな所で飲んで良いんですか」

「良いの、良いの、今日はお祭りなんだから」

「それにこれ一本で足ります?」

「そこは大丈夫」

アメリアがローブの下から酒瓶を6つ取り出した

「うわ、ずっと持ってたんですか」

「そう、かなり重くて大変だったよ」

「師匠、元からここで飲む気でしたよね」

「えへへ、バレたか」

「飲むのは良いですけど潰れないでくださいよ、連れて帰るの大変ですから」

「わかったよ」







感想をぜひお願いします!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ