観光
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「ふあぁ、おはよう」
「珍しい、師匠が早起きなんて」
「そんな言うほど珍しいかな?」
「珍しいですよ、一昨日も昨日も酔ってたのに早起きなんて」
「まあ、たまにはいいんじゃない」
「そりゃあ早起きは良いことですけど師匠が早起きするとやっぱり違和感がありますね」
「そーなんだ、それより朝ご飯食べたい」
「じゃあ、食堂いきましょうか」
「わかった」
2人は階段を降りて一階の食堂に向かう
「婆さん朝ご飯ちょうだい」
「そこに昨日の余り物あるから食いな」
「えぇーもっと良いのないのぉ」
「贅沢言うんじゃないよ、宿代払ってないくせに」
「ぐっ、何も言えない」
「そんじゃあ黙って食いな」
「はいよ」
「アイス食べるよ」
二人はテーブルに座る
「「いただきます」」
アメリアは獣の様に朝ごはんを食べる
「師匠、汚いですよ」
「いいの、美味しいんだから」
「それより師匠、今日行く帝立図書館ってどれくらい大きいんですか?」
「昨日の話覚えてないの?」
「はい」
「きっぱり言うねぇ、アイスは」
「ありがとうございます」
「褒めてないよ」
アメリアは若干引いた
「帝立図書館はこの世界の古今東西の全ての本が集まっているって言われる程大きくて、色々な人が集まってる場所だよ、中には魔導師しか読めない特別な本もある」
「すごいですね」
「私も帝都に住んでた頃はよく行ったよ」
そこに宿屋の婆さんがくる
「どいとくれ、掃除の邪魔だよ」
「わかったよ、じゃあ婆さん後片付けよろしく」
「しょうがないねぇ」
「ありがと」
「よし行こうか」
二人は宿を出る
「今日も飛んじゃダメなんですね」
「休日だから」
「そういえば師匠、聞きましたよ、師匠って聖魔導師なんですよね何で隠してたんですか?」
「面倒だから、というかなんで知ってんの」
「魔導師試験の試験官に教えてもらいました」
「そーなのね、その試験官の名前は?」
「エーリヒって人です」
「後でシバく」
「何か言いましたか?」
「いや、なんでもない、そんなことより着いたよ」
「これですか?」
そこには大きな宮殿のような建物があった
「そうだよ」
中に入ると老いた貴族や子供の庶民などの人間以外にも耳長族や小人族などの種族が入り混じっていた
「すごいですね」
「どんな本見たい?」
「昔の魔法の本がいいです」
「じゃあ3階だね」
「覚えてるんですか?」
「覚えてるよ・・・多分」
「大丈夫ですか」
「大丈夫だよ」
2人は中央に配置された豪華な階段を上る
「確かこっち」
アメリアは階段を上り終えると右に曲がる
「ホントに場所あってるんですか」
「あってるよ、ほら」
アメリアは本棚から『魔法でお酒を造る方法』と書いてある本を出す
「うわ、本当にあってる」
「そんな驚く位のこと?」
「はい」
「そうなのね、まあいいや、ここら辺の全部魔法の本だから勝手に読んでて」
「師匠はどこに行くんですか」
「外せない用事」
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