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祝杯

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ドタドタドタドタ

「ただいまでーす」

「おかえり」

「どうしたんですか師匠、そんな落ち込んで」

「いやあね・・・」

アメリアは婆さんに説教されたことを話す

「それは師匠が悪いですね、というか宿代使ったんですか?」

「うん、だって婆さんが宿代いらないって言ってたから」

「そうならいいんですけどそんなに飲めるんですか?」

「飲める飲める、それより試験は?」

「受かりましたよ、褒めてください」

「えらいねーえらいねー」

「めんどくさそうにしないでください」

「まあいいじゃん受かったんなら飲もうよ」

「ダメ、って言いたいところですけど今日は飲んでいいですよ」

「え、珍しいねアイスが飲んでいいっていうなんて」

「そりゃあ100本もお酒があったら飲んでもらわないと逆に困りますよ」

「じゃあ持ってくる」

アメリアは機嫌が良くなり笑顔で部屋から出ていった


「持ってきたよー」

「うわ、なんですか、その蛇の入ったお酒は」

「ああ、これは変な婆さんがやってる店で買ってきた物だよ」

「じゃあ、この白く濁った酒は?」

「東の秋津洲(あきつしま)っていう帝国の酒だよ」

「へー、そんな珍しいのがあったんですね」

「それよりアイスも一緒に飲もうよ」

「え?良いんですか?僕まだ14歳ですよ」

「帝都ではセーフだよ」

「じゃあ飲みます」

「意外とあっさり受け入れるんだね」

「だって師匠がいつも飲んでるお酒美味しそうでしたから」

「じゃあ飲もうか」

アメリアがテーブルの上にあるグラスに透明な酒を注ぐ

「美味しそうですね」

「じゃあ、かんぱーい」

「いただきます」


2時間後

「うえぇ、もう飲めないよ」

「師匠、もう酔ったんですか?」

「そりゃあ瓶を10本も開けたらもう飲めないよぉ」

「最初から一気に飲みまくってましたからね」

「アイスって酒飲むの初めてだよね」

「はい、そうですよ」

「なんで酔ってないの?」

「そりゃあ、まだ少ししか飲んでませんから」

「だからかー」

「それより一週間暇なので帝都の観光したいんですけど」

「いいよーじゃあ明日からは帝都の観光だね、まずは帝立図書館に行こうか」

「なんですか?それ」

「この世界の全ての書物があるっていわれる凄くでっかい図書館、魔法の本もいっぱいあるよ」

「どんな本なんですか?」

「うーん色々あるけど私は『魔法でお酒を作る方法』って本をよく読んでたよ」

「師匠らしいですね」

「でしょ」

2人は笑い合う

「面白そうですね、楽しみにしてます」

「そんな期待しないでよ、あんまり面白い所じゃないから」








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