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三次試験

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「受かるといいなー」

アイスは緊張が解けすでに気楽になり試験場の隅に座って空を眺めながら独り言をつぶやいていた

「随分と気楽なことだな」

試験官の男がアイスに近づき言う

「あ、試験官さん」

アイスは立ち上がる

「お前、若いというか幼いのに中々魔法の才能があるな」

「ありがとうございます」

(幼いっていうのは余計だけど)

「お前の名は?」

「アイスっていいます」

「俺はエーリヒ、天星級魔導師だ」

「ところで何の用ですか?今は試験前の休憩時間のはずですけど」

「お前は誰から魔法を教えてもらった?」

「セレス・アルザード・アメリア師匠です」

「そうか、名の知れた良い師をもったな」

「そんなに有名な魔導師なんですか」

「うむ、本人はあまり語らないが途方もない時を生き、その中で磨かれた魔法の腕は帝国随一のものだと聞く」

「へーそんなすごい人だったんですね、師匠」

「そうだ、お前もその師匠に追いつけるようにがんばれよ」

「はい、がんばります」

「休憩はあと5分だしっかりと準備をするんだな」


「これから三次試験をはじめる」

エーリヒは最初の3割程度になった受験者の前で言う

「最後は防御魔法の試験だ、このバリスタから放たれた矢を防いだら合格だ、ちなみに矢の先っぽは丸めてあるからもし当たっても大丈夫だ・・・多分」

受験者達は最後の一言で少しひるんだが少しずつバリスタの前に並ぶ

「はじめろ」

最初の受験者が防御魔法を張る

バシュッ

バリスタから大きな矢が放たれる

ドカ

魔法の展開が間に合わず受験者の頭に矢が当たり倒れる

「あー、大丈夫だちょっと気絶してるけど」

その受験者は運ばれていった

その後も合格する受験者と気絶する受験者が分かれていく

「最後、お前だ」

アイスは防御魔法を一瞬で展開する

ドカ

光の壁が矢を弾く

「合格だ、おめでとう」

「やったあ」

アイスは素直に喜ぶ


「それでは一週間後に魔法統制府におこしください、そこで合格証明書と魔導師免許をお渡しします」

試験場の受付でアイスは説明を受ける

「わかりました」

アイスが説明を受け終わり試験場を出るともう夕暮れだった

「結構時間かかったなー、帰ったら師匠喜んでくれるかな」


その頃、宿屋

「アメリア!こんなに酒買ってきてどうするんだい、というか何本あんだい」

「ええと、多分110本くらい」

「何日かかんだい飲み干すのに」

「4ヶ月くらい」

「じゃあどうやって持って帰んだい」

「馬車に乗っけてもらう」

「じゃあ良いけど」

「どこにこれ置いてればいい?」

「物置にでも置いてな」

「あんがと」

「まだだよ、そこ座んな」

アメリアは説教される





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