表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/104

山嵐

もし間違いがあったら指摘をお願いします

「最後はやっぱり私なんだよね~。それにしてもアイスを正面から叩きつぶすとは」


飛んでくる多様な攻撃を防御魔法で弾きながら呪文を紡ぐ


「我が主バアル。雷、雨、風を操る豊饒の大神よ」


呪文を詠唱して歩くアメリアの足元にベルフェゴールの紋章が浮かび上がる


「深淵の裂け目より捧げられる鮮血による盟約を実行し給え」


紋章の光が歪んで赤かった色が紫に変わっていく


「仮たる大罪の悪魔であるその姿を脱ぎ捨て真の姿を現し」


アメリアの周囲に無数ともいえる数の魔法陣が発現していく


「天の全てを司る大いなる神の力を放ち、風を、雨雷を起こし荒れ狂い」


空の様子が怪しくなって徐々に雨や風が強まっていき、アメリアの持つ杖の溝に紋章と同じ色の光が迸る


「我が敵たる者の身に嵐の天罰を加え、我に祝福を与え給え」


その詠唱と共に段々と周囲の雲が一気に集まり風や雨が局地化して強さを増して雷も鳴りだす

一斉にレゼンが放った攻撃を受けきり立ち上った土煙のなかでアメリアは呟く


「………モンテス・テンペスタース」


風は竜巻、雨は暴雨になってレゼンを囲んで風雨の檻を作り出す。そこにアメリアが頭上にまで上げた杖を振り下ろしてベルフェゴールの古の魔法を仕上げる

レゼンが雲を見上げると雲の中に見えていた光が強まるのに気づく


「クソッ‼」

レゼンはこの一撃の不味さを嗅ぎ取って残っている全ての魔気を使って強力な防御魔法を何層も張る


「遅いよ、お嬢さん」

アメリアは余裕を見せてレゼンが倒れるのも見ずに背を向ける


ドオオォォン‼‼‼


強烈な音波を伴わせて破裂した雷は重なった防御魔法を簡単に割りレゼンにその力をぶつける


「終わらせた。殺しはしてないけど強烈に灸をすえてやったから暫くはこいつら大人しいと思うよ」

「こっちに引き込める可能性は?」

「あるとは思う。アイスとあの眼鏡は夜中に話してた、これが終わったら交渉する価値はある。あと、これはサービス」

アメリアはアイスを担ぐと三人を並べて寝かす


「優しいね。襲ってきた敵相手だよ?」

「いいのこのくらいは。さ、いくよ。本題の魔物狩りの時間だ」

アメリアは興奮した感情そのままに森の中にアイスを担いで入っていく





励みになりますので評価、感想をぜひお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ