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この異世界は悪意しかない!  作者: 浅見青松
第1章 はじめの村編
24/161

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空は黒く、星はひとつたりとも見えない。

風は吹いているだろうか。肌はそれさえ感じない。

冷たい地面、生温かい頬。

ただそれだけは感じたくなくとも感じている。


どうして…………


どうして…………


なんでこんなことに…………



音はもうない。何も聞こえない。

叫ぼうにも声はもう届かない。

手も足も、(まぶた)でさえも、もう動かすことは出来ない。


涙が鼻を伝って静かに(こぼ)れた。



ちくしょう…………


ちくしょう…………


ちくしょう…………!!




ちくしょうぉぉぉぉ!!!



(第1章 ?? 完)

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