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この異世界は悪意しかない!  作者: 浅見青松
第1章 はじめの村編
14/161

15


「どうした、ブヒゾウ。答えられんのか?」


ブヒノスケは口元を緩めて笑った。


想定外だった。

ブヒノスケも悪意のオーラが見えていたとは。

最初からブヒゾウのことはお見通しだったということか。


迫られてブヒゾウは、作戦そっちのけでヨキの前に立ちはだかり、我慢できずに叫んだ。


「目を覚ませ、ブヒノスケ!」


ブヒゾウは隣に寄り添う魔女を指差した。


「何者なんだ、こいつは! こいつに(そそのか)されているんだろ!」


作戦のことはもうブヒゾウの頭には残っていないように、ブヒノスケに訴えかけた。


「何をしているの、ブヒノスケ。そいつは敵よ!」


魔女はブヒノスケをけしかけた。ブヒノスケは魔女の言葉に(うなが)されるように腰につけた鎌を抜いた。


「ブヒノスケ! 目を覚ませ!」


ブヒゾウは迫り寄ってブヒノスケの両腕を掴んだ。


「やめろ! ブヒノスケ! オイラたちは争いなどしなかったではないか! 仲良く暮らしていたではないか! なぁ、目を覚ましてくれ!」


「ブヒノスケ! そいつを早く始末してしまいなさい!」


魔女の言葉が(とどろ)く。

ブヒノスケは操られるようにブヒゾウに向けて鎌を振り上げた。


その瞬間、ブヒノスケは体を震わせた。


「ぐおおおお!」


ブヒノスケの体から蒸発するように悪意のオーラが取り除かれてゆく。


「よくやった、ブヒゾウ。ナイスアドリブだ」


ブヒノスケの体を掴むブヒゾウ、その体にヨキの手が添えられていた。



面白いと思った方、続きが気になる方は、

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