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この身は露と消えても……とある転生者たちの戦争準備(ノスタルジー)設定資料集  作者: 有坂総一郎


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4/12

「このはと」原敬暗殺事件に関して

さて、第1のターニングポイントが目前に控えているのですが、さて、どうしようかなと……。


物語上で原敬刺殺事件が数日後に迫ってるわけですが……。


原内閣は表向きでは対欧米協調を軸とした外交を展開していて、この時期、海軍大臣加藤友三郎などをワシントンへ軍縮条約交渉に出張させています。


だが、欧米の目が届きにくい、最果てのシベリアではどうなのかと問われたならば……参謀本部の独断専行で米兵7000に対して70000と10倍の兵をシベリアへ送り込んでいるのですね……それを黙認して……。


まぁ、これ、史実を後から見る限り、出兵は正解だったと思うし、戦線拡大も適切であったと思う。ただ、その作戦展開などが正しいとは思っていない。


日清、日露の延長線でシベリア出兵は行われている。それは予防戦争という国策に沿ったものであり、この当時の戦争のやり方、国家統治としては極めて妥当なものです。


要するに、自国防衛のために朝鮮半島、朝鮮半島防衛のための満州、満州と本土防衛(赤化防止)のためのシベリア……。


で、時代が下った1930年代、1940年代になるとシベリアから撤退した結果のソ連の脅威の直面……そして1945年8月8日のソ連参戦……。


という歴史を考えると、原敬をこのまま暗殺させるのは、さて、どうなのか……と……。


原敬死亡によって高橋内閣、加藤内閣と後続が誕生するも、欧米の圧力や極東共和国崩壊などで最終的には撤退することになる……。


そう考えると、シベリア出兵の継続の分岐点はまさにこの瞬間だと……。


とまぁ、今後の予定をどう変えようかと非常に悩みどころ。


政策の一貫性と政党政治と統帥権のことを考えると原敬は死んでもらうと困る……というのが本音。


で、加藤友三郎は正直う~んって感じ。言っていることとやってることは間違いっちゃいないんだが、対米六割なんかいざ始まったら戦争にならんしね。


高橋是清は……経済発展に必要だからこのまま蔵相やってもらう方が良いだろうし……。

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