「このはと」登場人物 転生者・覚醒者
「このはと」登場人物 転生者・覚醒者
東條英機
史実において内閣総理大臣、陸軍大臣、内務大臣、参謀総長を兼務し、「東條幕府」と軍部や政界に批判されるが、その実、若いころに永田鉄山らと共闘して獲得した「統帥権」によってもっとも苦しんだ人物。自業自得だが、それゆえにその報いを受けつつもそれを乗り越えようと足掻いたのが「東條幕府」であった。「東條幕府」以外でこの問題を解決することは出来なかったことを小磯内閣、鈴木内閣はよく示している。
「このはと」世界では主人公格として物語を牽引する人物であるが、歴史に翻弄される。前世の経験を活かし、統帥権問題に積極的に関わる。
平賀譲
造船技官。史実において軽巡洋艦夕張以来、その手腕を海軍建艦行政に振るい、戦艦大和建造に至るまでその影響力は絶大であった。
「このはと」世界では史実で確執があった藤本喜久雄と和解する方向で動く。同時に、自身の保守的な造船設計に囚われず、藤本の新手法にも一定の評価をし受け入れる姿勢を見せる。同時に藤本の失敗を尻拭いした経験を活かし、技術の熟成を徹底させる。
有坂総一郎/有坂結奈
史実現代世界から並行世界を漂流させられている。
「このはと」世界では欧州大戦後の株式市場で資金調達し、経営の危うい企業を買収統合し、有坂系企業集団を作り、歴史改変の資金調達と国力増強手段とする。
時代に合わせたチートを実行することで、無理のない範囲で国力増強を狙う。
石原莞爾
史実では東條らと反目の結果、予備役に入れられた「奇才・天才」。満州事変を引き起こした張本人。
「このはと」世界では当初は転生者であるという自覚はなかったが、総一郎のナチ党工作の際に覚醒。独自行動を開始する。
大角岑生
史実では艦隊派に与した形で条約派を追放した大角人事で有名。彼が海軍大臣であった時のこの人事で条約派の有力人物が予備役に入ったことで海軍のブレーキ役は存在しなくなったと言われている。
大角自身は艦隊派であったわけでもないが、自身の野望で軍令部総長に伏見宮博恭王を就任させるが、逆に利用され木乃伊取りが木乃伊になるという典型例を演じる。
「このはと」世界ではワシントン軍縮条約以前から覚醒していたこともあり、軍縮条約の条件工作を行い、史実と劇的に違う結果を導き出す。彼は史実において開戦以前に死亡しているが、その後の情報を知っている。




