「このはと」物語スタート時点に関して
1921年スタートの歴史改変小説をスタートした。
東條英機を主人公とし、彼の力が及ばない方面を転生者(作者の分身)が改変していくという物語。
この時点で介入できる余地を考えたら、バーデンバーデンの密約に辿り着いたわけね。
陸士16期の三羽烏+東條による陸軍改革構想、これの欠陥を正すことが出来れば、根本的に昭和に入ってからの陸軍の暴走と宇宙人の祖父の暴走を抑えることになる。
統帥権の独立という名の軍部による好き勝手し放題、それプラス政治家のマウンティングによる統帥権干犯という新たな問題の噴出とそれに伴う政治の軍事への介入が出来なくなる事態は、この時点で芽を摘み取っておかないといけない。
恐らく、東條本人も総理大臣として戦争指導していた時に痛感したと思う。自分がやらかしたことで自分の首を絞めていると……。
そこで、まずは岡村寧次を懐柔することから始めようと……。だって永田鉄山や小畑敏四郎なんて聞く耳持たない人間の最たる例だしね……。
え?だって、支那事変の泥沼の原因は5割は永田にあると思う(残りは3割は石原莞爾、2割は近衛文麿と米内光政)し、軍部暴走の2・26事件の原因の7割は小畑にあると思う。
まぁ、そんな分析でこの話はスタート。
米帝との戦?勝てるわけねぇよ。今この時点で始めたって超兵器でも持ってこないと勝てるわけない。
回避する?無理だね。回避出来るなら、あの時代の人間皆回避出来ているよ。だから、回避出来ないと考えて開戦することにした。