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「知ってたよー。何たってG O D、神様だからねー‼︎というか、藍空奏太の所には行く事は望んでも出来なかったんだけどねwww」
殺したい。
なんで聞いたし。
後いい加減草生やさないで欲しいんだけど。
「いや、本人の意思を尊重する。それは、美玖ちゃんの思ってる以上に重要なんだよ。僕にとっても。君にとっても。」
なんも言い返せなくなっちゃった。
真剣な目もするんだなぁ。
初めて神らしいっておもったかも。
「じゃ、早速行ってもらおーかなー。」
うん、まぁ、正直ここに長居したくもないしね。
ないついでに死ね。
理由に関してはめっちゃ暗いのよね、ここ。
神様1人輝いてる。
ぶっちゃけアホっぽい。
「わっふー、辛辣だにゃー。 じゃ、またね美玖ちゃんw」
「ありがとね、神様。」
呟く声を漏らす。
暗かった空間に光が満ちて行く。
黒と白は混ざる事なく、白だけで世界を埋め尽くして行く。
今まで一人浮いていた神様は周りの白と同化し、分からなくなっていく。
でも、その表情は。
確かに微笑を浮かべていた。
そうして意識は黒に染まる。
ん?
ここどこ?
トイレ?
その横にはカーテン?
流れる水の音。
開けられるカーテン。
ん?
開けられるカーテン?
そこに居たのは、くーくん。
「誰得なのさ…」
必死に目を逸らす。
逸らした先には鏡。
そこには一糸纏わぬ姿の私が立って居た。
需要ある…か…な…?
「へ?」
「え?」
「「うええぇえええぁええ⁈」」
ドンドンドン‼︎
壁から強く叩く音が聞こえる。
「もしかして幽霊なのか⁈」
「うるせぇぞ‼︎」
「「すいません‼︎」」
なんか私まで謝っちゃった。
てか、早くここから出ないと。
というわけで、扉を引いて…てあれ?
あぁ、幽霊だっけ?
開けなくても出れるのかな。
ドンッ‼︎
「あぅっ!」
「やっぱり幽霊⁈」
て、あれ?
出れないし。
それよりくーくんに私は見えてない?
じゃあ出なくても。
いや、駄目だ。
元カノとはいえ、着替えてる姿を見続けるのも居た堪れない。
なんかやだ。
扉を引いて外に出る。
「扉が勝手に開いたっ⁈」
「うるせぇぞ‼︎」
「「ごめんなさい‼︎」」
相変わらずだなぁ。
ところで、私どうやって服着るんだろう?




