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いつでも貴方の傍に  作者: ミッチェル。
3/6

3

「美玖ちゃん‼︎」


そう呼ぶ声は、張り上げられた声量ほど、私の耳に入ってはこなかった。

それが、私の意識が薄れているのか、物理的に距離が離れているのか。どっちかは分からないんだけどね。

ただ、あんなに遠くにあったはずな地面はすぐ近くまで来てた。

うーん、やっぱり後者?

そういえば走馬灯、見えてないなぁ。



なんて。


ね。









ぐしゃ。











「はいはいこんにちゃーw」


ん?


「こんにちゃー。阿奈原美玖ちゃーんw」


こんにちは。


「えーと、私死ななかったっけ?貴方は誰?ここはどこ?私は誰?って自分が誰かは分かってるかw」


大変ふざけた人だなー。

人生楽しそー。

後、心読めるって便利だなー。


「そーそー、便利な訳ですよーw人生は楽しくないよwまず人生なんて物がないんだものww」


「貴方はなんなの?」


あ、声出た。

てか、読めるんなら答えてよ。

めんどくさいなー。


「そーだちゃー。私は神でーす。なんちゃって。でもないや、正真正銘GOD 神でーす。」


めん…


「まぁいいや、神様が私如き貧民不在に何の用なの?」


「いやー、君貧乳じゃないじゃないwww」


殺したい。

貧乳じゃない、とは思ってる。

炭水化物抜きダイエットしてたら少し減ったけどね。


「おー、クワバラクワバラーw」


「で、どうしたの?」


「んー。単刀直入に聞くかにぁー。美玖ちゃん、君は藍空奏太アイソラソウタと、球磨川誠クマガワセイのどちらを選ぶ?」


「選ぶ?」


彼氏と元彼を比べて選ぶ?


「そう。選ぶ。」


選ぶ意味って。


「君はどちらかの人間に憑いて一緒に死んで行くんだ。」


よく分からないけど。

私が憑いててあげなきゃ行けないとしたら。


「うん。」


ニヤニヤと微笑を浮かべる神様には。


「くーくん。」


そう。心が読めるんだっけ。

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