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第十話 思惑錯綜、遊園地1(その2)

2.前夜の作戦会議



 ここで時間は少しだけ遡る。



 /会話:一年生’s/



「綾。明日の目的は分かってる?」

「う、うん」

「とにかく、霧子先輩より早くアクションを起こすんだよ」

「わ、分かってる……」



「私も、綾が良先輩と二人っきりになるチャンスを絶対に作るから……、一気に、やっちゃうんだよ?」

「ど、どこまでっ?!」

「出来るところまで……アレとか、ちゃんと用意した?」

「な、何の用意よっ」



「してないの?……いきなり出来ちゃったら困らない?」

「だ、だからっ! いきなり、そこまでは無理だってばっ!」

「じゃあ、せめて、キス」

「うっ」

「無理?」

「そりゃ私だって……、したいけど……だって、この間それで失敗したばかりだし」



「そのリベンジが、明日、だよ」

「う、うん……」

「……出来る?」

「が、頑張って、見る」

「うん。頑張ろ。綾」

「うん」



 /会話:同級生’s/



「龍也、一応確認しておくけど。明日の目的ちゃんとわかってる?」

「勿論。みんなの親睦を深める―――」

「殴るよ?」

「ごめんなさい。ちゃんとわかってるってば」

「本当でしょうね……」



「そんなに疑わないでよ。綾ちゃんの様子を観察すること、だよね。わかってるよ」

「だったら、いいけど」

「だから、霧子の方も頑張ってね」

「私? 頑張るって何を?」



「だから、なるべく良とベタベタしてくれないと困る」

「……え?」

「頼むね」

「ちょ、な、なんでっ? なんでそんなことになるのよ?!」

「あのね……霧子の方こそ、今日の目的分かってる?」

「だから、綾ちゃんの反応を見るんでしょ?」



「その通り。だから、彼女の反応を促すための「刺激」が必要なのは当然だよね?」

「それは……そうだけど」

「本当に綾ちゃんが良に「そういう感情」を抱いているのか。それを見るのならやっぱり焼き餅を焼くようなシチュエーションがわかりやすいと思うんだ」

「で、でも、良とべたべたって……どうすればいいの?」



「その辺は霧子に任せるよ」

「ま、任されても困るんだけど」

「じゃあさ、積極的な下級生が霧子にやるような真似をやって」

「う、ええ?!」

「……そんなに驚くようなこと、やられてるの?」

「そ、そんなことないわよ?!」



「具体的には」

「その、抱きついたりとか、手を握ってきたりとか」

「うん。いいんじゃないかな」

「い、良いって何がよ?!」

「だから、それで行こうよ」

「良に抱きつけっていうの?!」

「いや、手をつなぐ方で良いんだけどね」

「あ」

「……抱きつきたかった?」

「うるさい!」



/ /



以上、昨晩、それぞれの陣営で行われた会話であり……当然のごとく、神崎良の知る由のない会話。





3.入場(神崎良)



「ようこそ『天国への門』へ!」

 チケットと引き替えにアーチ状の入場門をくぐり抜けると同時、よく通る子供の声が頭上から降り注いだ。

 声の方向を振り仰げば、そこには小さな子供の姿をした男女一対の天使像が、にこやかな笑みを浮かべて空を舞いながら、入場客に笑顔と歓迎の声を振りまいている。

 ぱたぱたと純白の翼をはためかせてはいるけれど、勿論、実際に翼を使って飛んでいる訳じゃなくて、魔法を使っているんだろう。



「あれって、自律してるのか?」

「ううん。いくつかのパターンを組み合わせて行動してるだけなんだって。でも自然に見えるって評価は高いんだよ。兄さん」

「へえ」

 流石に美術部の恐怖の食人絵画……もとい完全自律の魔法生物、なんて冗談みたいな存在ではないらしい。そう頷く俺の傍ら、綾は例によって調べた知識をつらつらと披露しはじめた。



「ちなみに、あれが「天国への門」のマスコットキャラのバル君とナンちゃん。可愛いよね」

「似てるけど、双子なのか?」

「双子じゃないけど、兄妹だって。年の差は1歳。だけど年齢は秘密、だって」

 遠目からでは人間の子供と見分けがつかない精巧な作りの人形について、綾が流れるように解説してくれる。なるほど、兄からパンフレットを取り上げて読み込んだ成果はきちんと出来ているらしい。



「ふふ。仲良さそうだよね、バル君とナンちゃん」

「そうだな」

 楽しげに綾が言うとおり、そういう風に作られている人形とはいえ、二人の天使は仲むつまじく手をつないで空を優雅に舞っている。遙か遠い世界樹の中には、こういった天使たちが暮らしている、なんて説もあるけれど、こういうほほえましい光景が繰り広げられているのなら信じてもいいかな、って気がしてくる。



「……手、つないでるよね」

「ああ、仲いいんだな」

 きっと仲良し兄妹って設定なんだろう、と口に仕掛けた言葉を、俺は寸前で飲み込んだ。わざわざ「設定」なんて口にしなくても、兄妹だから仲がいいって、そう思っていれば良いだけのような気がしたから。

 ……うん。兄妹は仲が良いに越したことはないよな、やっぱり。



「なあ、綾」

「あ、あのね、兄さん」

 天使像を見上げていた俺たち兄妹が、同時に視線をおろして、互いに呼びかけた……その刹那。



「こら、良」

「え?」

「あ……」

 割って入ったのは、焦れたような霧子の声だった。



「入り口で立ち止まってどうするのよ。マスコットもいいけど、まずはアトラクションでしょ」

「いや、そうだけどさ」

「ほらほら、いくよ」 

 そう言うと霧子は、問答無用、とばかりに俺の手首をつかんでそのまま歩き出した。ぐいぐい、と強引に手を引く霧子につられて、二三歩たたらを踏んだ俺は、あわてて歩調を早める。



「わかった、わかったから、手を引っ張るなって、おい」

「文句はいいから、さっさと来るの」

「だから……まあ、いいけどな」

 聞く耳持たない、と言った様子の霧子に苦笑して、俺は大人しく連行されることにした。どうにも霧子は妙にテンションがあがってるらしいけれど……まあ、こういう霧子を見るのは嫌いじゃなかったから。



 / /



「あ……」

「惜しかったね。綾」

「うう、ちょっと良い雰囲気だったのに」

「うう、出遅れたっ」

「でも、めげてる場合じゃないよ」

「わ、わかってる……っ、行こう、佐奈」

「うん」





 / /



「霧子。わかったから、そんなに引っ張るなって」

「む」

 スタスタスタ、と足早に進むことしばし、何回目かの抗議に、霧子は不満げに眉をひそめた。ちょっと怒ったのか、微妙に頬が赤い気がする。



「なによ。女の子に手を握られてて文句とは良い身分じゃない」

「お前が握っているのは手じゃなくて服の袖だ。あと握ってるんじゃなくて掴んで引っ張ってるという形容が正しい」

「細かいことを気にしないの。大枠じゃ間違ってないはずなんだから」

「左様で」

 なんて大ざっぱな枠だ、とつっこむのは止めにして、俺はおとなしく霧子に引っ張られるままに先に歩いていた龍也の元へとたどり着く。

 龍也は、といえば、霧子に連行される俺を見て、楽しげに頬を緩ませていた。



「あはは。仲いいね、二人とも」

「霧子がはしゃいでるだけだぞ」

「五月蠅い。それより、ほら、あれあれ」

 霧子がそう言いながら指さしたのは、縦5m、横10mぐらいはあろうかっていう大きな案内板。それが、これまた羽をつけてふわふわと浮いている。



「……って。なぜ、浮いてる?」

「雰囲気作りでしょ」

「いや、雰囲気って」

「可愛いじゃない。ふわふわしてて」

「か―――」

 可愛い?!

 ……いや、これはかわいいと言うよりなんというか、シュールなんだけど。羽があっても看板だぞ? 無機物だぞ? 羽をつけたら可愛いっていう感性はどうなんだろう。しかも、看板が「ふわふわ」してたら見難いだろう。しかも見上げる形になるので首が痛い。

 と俺が霧子の感想に、つっこもうとした時。



「あ、可愛い」

「羽根つきですね」

 後ろから追いついてきた綾と佐奈ちゃんが案内板を一目見て口々に感想を漏らした。



「……二人とも。これ、可愛いのか?」

「うん。ふよふよしてるし」

「はい。ふよふよしてますから」

「看板に羽だぞ?」

「無いより可愛いよ?」

「大は小を兼ねる、です。良先輩」

 それはちょっと違うような気もする。というか、ひょっとして俺の感性が他人よりずれているんだろうか。不安に駆られて龍也に視線を向けると、「大丈夫。僕も変だって思ってるから」と言わんばかりの表情で頷いてくれていた。

 よし。ここは男女の感性の違い、ということで納得しておこう。



「まあ、羽根付き看板の是非はともかく……なにから遊ぶ? みんなはパンフレット見てきたんだろ?」

 龍也によれば、目玉である「天国への塔」は午後からの優先チケットになってるらしく、最初に遊ぶ施設は別に選ばないといけない。ざっと案内板に目を通す限り、存在するアトラクションは軽く二十を超えそうだった。なら、手当たり次第、という訳にもいかないから、どれで遊ぶかは決めておかないといけないだろう。

 そう問いかける俺に皆は一斉に振り向くと、それぞれ決めてきていたらしいアトラクションの名前を口にしていく。



「そうね。『エアコースター』とかどう? 最高時速が凄いらしいよー」

「『大観覧車』とか、どうかな。あんまり過激じゃないし。見晴らしは凄く良いんだって」

「『雲のお城』がいいな。ほ、ほら、お姫様気分・王子様が満喫できます、だって。ほら」

「遊園地といえば『お化け屋敷』です。ここは譲れないところだと思います」

 以上、順番に霧子、龍也、綾、佐奈ちゃんの提案でした。



「……」

「……」

「……」

「……」

「……見事に意見が割れたな」

 呟いた俺の言葉に、全員が何となく気まずげに無言で顔を見合わせた。

 それだけ「天国への門」に愉しげなアトラクションが多いって事なんだろうけれど……さてどれから行くべきか。せめて、二票はいるものがあったらそれからにしたんだけど。

 

「さて、じゃあ……」

 公平にじゃんけんででも決めようか。そう提案しかけると、



「じゃあ、良に決めてもらおうか」

 と龍也が不意に言った。その言葉に、残りのみんなも釣られたように首を縦に振る。



「じゃあ、良の意見で決まる訳ね」

「そうですね。兄さんの一票で決定です」

「はい。良先輩にお任せします」

「え?」

 口々にそう言いながら、みんなが意見を促すような視線を俺に向けた。



「いや、俺、アトラクションの内容しらないぞ?」

「今説明したじゃない。その印象で決めたらいいのよ」

「うん。こういうのは第一印象が大事なんだよ。兄さん」

「兄からパンフレットを強奪して熟読した妹が何を言うか」

「それはそれ、これはこれなのっ」

 まあ、誰かが意見を変えるより俺が一票を入れて多数決、ということにした方がもめなくて良いのかな。そう納得して、俺は佐奈ちゃんの方を伺った。



「佐奈ちゃんも俺が決めて良いの?」

「はい。先輩のご意見なら従いますから」

 淡々と首を縦に振る佐奈ちゃんだったが、特に不快感は浮かんでいないようだったので「そうか」と俺もまた頷きを返す。



「綾。ちなみに、今日一日で全部は回れそうなのか?」

「えーとね。「天国への塔」を入れて四つぐらいが限界じゃないかな。午前二つに、お昼ご飯をはさんで、午後二つ」

「なるほど」

 一個は行けなくなるのか。じゃあ、確実に行ってみたいのをここで選んでおいた方が良い事になる。



「んー」

 四人の視線を感じながら、俺はふわふわ浮く案内板に視線を投げた。多分、案内板は魔法の絵の具みたいなもので描かれているのだろう。『エアコースター』『大観覧車』『雲のお城』『お化け屋敷』とそれぞれの名称が、ふわふわと蛍光色で描かれて舞っている。そしてその文字の隣には内容を表すような簡略図が人形劇みたいにちょこちょこと動いて、その楽しさをアピールしている……のだけれど。



「……あれ?」

 その中の一つ、「お化け屋敷」の内容だけは真っ暗な四角が描かれているだけで、その内容がさっぱりわからない。ほかの三つについては円盤状の乗り物がぐるぐると高速回転していたり、雲を突くようなものすごい大きな観覧車がぐるぐると大きく回っていたり、王子様とお姫様が手を取り合ってくるくると踊っていたりとその内容を示しているのだけれど……。



「佐奈ちゃん」

「はい」

「お化け屋敷の内容ってどんなのか、知ってる?」

「内容は非公開なんです。頻繁に変更されるそうですし、恐怖は知らないこそ意味がある、という方針らしいです」

「なるほど」

 確かに内容を知ってしまっていると恐怖も半減するのかもしれない。それに……こうしてあからさまに内容を隠されてしまうと、こうウズウズと好奇心を刺激されてしまって、あの真っ黒な四角の中、どんな「お化け」が潜められているのか気になってしかた無くなってくるので宣伝としても有効なのかもしれない。

 ……うん。だったら。



「よし、じゃあ。俺もお化け屋敷に一票。ってことで、最初はお化け屋敷で」

「……え?」

 俺が佐奈ちゃんの意見に一票を投じた瞬間、誰かが引きつったような声を漏らした。その声に振り向けば、そこには微妙に口元を引きつらせた霧子の顔。



「あれ。霧子、こういうの苦手だっけ」

「に、苦手じゃないわよ。全然」

「じゃあ、何故目をそらす」

「……べ、別に。なんとなく」

 ふるふるとポニーテールを小さく横に揺らして「苦手じゃない」とアピールするが、その余裕のない表情からは全然説得力というものを感じない。



「だから! 苦手って訳じゃないんだけどね? で、でも、ほら! せっかくの遊園地だし、初っぱなからこういう暗いのはどうかなーとか」

「それは偏見です。霧島先輩」

 抵抗を示す霧子の言葉を、ぴしゃり、と切って捨てたのは佐奈ちゃんだった。



「こういうアトラクションには、演出の粋が集められています。お化け屋敷を知らずして遊園地を語る無かれ、です」

「そ、そうなの?」

「そうです」

 あいかわらず淡々と語る佐奈ちゃんだったが、ちょっとばかり本音が入っているように感じる辺り、お化け屋敷が好き、という発言に嘘はないようだった。



「よし。じゃあ、早速行こうか。お化け屋敷」

「え、ええ?!」

「怖くないんだろ? 霧子」

「しつこいわね! 怖くないって言ってるじゃないっ」

「じゃあ、何故、服の袖を握る」

「……別に。なんとなく」

 相変わらず目をそらしたまんま、霧子は俺の右腕の袖をがっしりと握っていたりする。……いや、まだお化け屋敷に入ってもいないんだけど。

 一瞬、霧子のあまりの動揺っぷりに「止めておこうか」との考えも頭によぎったけれど、逆にむくむくと悪戯心が沸いてきてもいた。それにまあ、こうやって派手に怖がってくれるやつがいないとお化け屋敷も楽しくないような気がするし。



「で、出遅れた……っ」

「綾?」

「あ、ううん。なんでもない、なんでもないよ?」

 そんな俺と霧子の側で、綾が小声で何か呟いた気がしたけれど……気のせいか?



「あ、ちなみに僕もどちらかといえば苦手なんだけど……」

「お前もか」

「う、うん

 歩きかけた俺に向かって龍也も申し訳なさそうに片手をあげる。なるほど、今日の上級生たちは下級生たちに比べて「恐怖系」への耐性はあまりないようだった。

 しかし、龍也だったらお化けだろうが怪物だろうが、その気になれば実力で排除できそうなんだけれども。恐怖とはまた違うものなんだろうか。



「じゃあ……そうだな、綾と一緒にいたら大丈夫だぞ」

「え?」

 そう俺が龍也に言った台詞に、狐につままれたような表情をして、綾が一瞬かたまる。何でそんな表情になったのか分からずに俺は軽く首をかしげた。



「綾、お前、こういうの平気だろ?」

「へ、平気じゃないよ!」

「? いや、怪奇映画とが、全然平気じゃないか」

 たまに家族揃って映画を見ることがあるけれど、レンさんと綾は「この手の映画」は全然平気なのだった。どちらかというと俺の方が怖がっているぐらいなんだから。そう指摘すると綾は目に見えて狼狽えつつ、なぜか頑なに首を横に振る。



「う……それは、それ。これはこれなの!」

「そうか?」

「そうなの!」

 力強く断言する綾だが、力強すぎて全く怖がっているように見えないのはどうしたものか。

 ……あ。ひょっとしたら……龍也の隣にいるのが照れくさかったりするのだろうか。



「ま、基本的に全員固まっていれば問題ないよな」

 どちらにせよ、そこまで怖いアトラクションでもないだろうし。

 ……なんて、このときの俺は思ってしまっていたわけで。



 結局、俺と佐奈ちゃんの意見を採用して、俺たちは「お化け屋敷」へと第一目標を定めたのだった。



 / /



「な、なんでこうなるの……っ?」

「出遅れたね」

「うう、なんだか、今日の霧島先輩、妙にスキンシップが多いよっ?!」



「本気出してきたのかな」

「ほ、本気って」

「大丈夫」

「え?」

「別にお化け屋敷は二人っきりで入る訳じゃないから」

「そ、そうだね。そうだよね」



「それに私が手を打つから大丈夫」

「手?」

「うん。まかせて……ちゃんと良先輩にくっつかせて見せるから」


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