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200文字小説

静かな水辺【200文字小説】

作者: 白波



 どこかの山の奥。

 そこにその湖はあった。


 鳥たちが歌を歌い、動物たちが水を飲む。


 そんな湖畔に少年は来ていた。

 彼は、スケッチブックを傍らに置いてカバンから筆と絵具を取り出す。


 いや、鳥が歌い、動物たちが水を飲んでいるのは少年の絵の中だけだ。


 実際は、鳥はなく、動物たちも全くいない。


 それでも少年は描き続ける。

 湖の中にはカメや魚を空には鳥を湖畔には動物を……


 少年は無心で描き続ける。

 彼は、理想の世界を書き上げる。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 『描く』から『書く』へ切り替わり、視点が移動するところが良いですね。
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