この物語を読むにあたってのいくつかのお約束
読者様が増えて下さっているので、ここでこのお話に対するお約束的なものを記しておこうと思います。
ただし、小説すべてに当てはまるものではなく、あくまで要素として入る場合があるものも含まれています。
・淡口美月というのは、何かになりたいと悩んでいる人の変身願望を叶えてくれる不思議な存在。
・基本的には願いをかなえるのは一度だけ。ただし、その願いによってその人がどうなるか、ということまでは責任を持たない。
・例外として、頑張っている人や努力している、または彼女から見ても相当ひどい状態になってしまった(あるいはそうなることが分かっていて彼女の気まぐれで変身させてしまった場合)と見受けられた人に対してのみ、元の状態に戻すことはある。
・変身させる時、人差し指を上に振り上げてからその人を指さし、「せーのっ、えいっ!」と叫ぶことでお客の変身願望を叶える。
・彼女にお客として認められた人には名刺が渡される。この名刺の先に連絡を入れると、どこからともなく彼女が現れる。
・信用しない人には必ず一度何かしらのお手本を見せる。
以上がこの物語のお約束になります。それでは変身願望、ぜひぜひ楽しんで読んでいってください!